花粉症にかかると鼻づまりが起こりますが、とても呼吸が苦しいですよね。
私もひどい時には両方の鼻が詰まってしまって、呼吸が口でしか出来ないといった場合もあるくらいです。
そんな花粉症の鼻づまりを何とか解消したいと思いますよね。
そこで、まず最初に「どうして花粉症で鼻詰まりが起こるのか?」
花粉症の鼻づまりの原因
まずこれを抑えておくと、鼻づまり対策についてよりわかりやすくなります。
ということで今回は、
この点について見ていこうと思います。
また、花粉症による鼻詰まりのメカニズムと含めて、
- 鼻詰まりで寝れない場合の解消法
- 鼻詰まり対策について
- 鼻詰まりに期待できる薬は?
この3点を追加してまとめてみました。
花粉症の鼻づまりの原因は何なの?
花粉症にかかると鼻づまりになることも多いですよね。
その原因について探っていきます。
まず、注目したいポイントは、鼻水が流れ出る仕組みですね。
これは、花粉が鼻の中に入ることで異物をキャッチした体が、それを洗い流そうとして鼻水が出るのです。
そして、花粉がたくさん入ってくると鼻水がどんどん出ますが、
最終的に体がこんなふうに反応して、
といった流れで、今度は、
こういったメカニズムがあって、鼻詰まりが起こると考えられています。
この鼻粘膜の膨張で空気の通りが悪くなってしまうことが、鼻づまりの原因と考えられています。
よく想像してしまうのですが、
鼻水が溜まっていることが、花粉症の鼻づまりの原因ではない。
ということですね。
だから
というのはそのためです。
この異物である「花粉」を、何とかしてあげないといけないわけですね。
そんな鼻づまりの原因がわかったところで、では、
花粉症の鼻づまりはどうやって解消すればいいのか?
ということについて見ていきたいと思います。
花粉症の鼻づまりで寝れない時は?
私もよくあるのですが、鼻詰まりや鼻水が止まらないために寝れないといったことがあります。
まだ多少の時間起きていても問題がない場合には、様々な鼻詰まり解消の方法(次の項目でまとめて紹介します。)を試すのですが、どうしても早く寝たい場合には市販薬を飲むことも一つの方法です。
市販薬ではある程度の効果が期待できますが、副作用に眠気がくることがあるので昼間の集中が必要なときはあまりオススメできません。
でも、寝るときだったら問題ないのではないかと思います。
その他に、個人的に効果的だと感じているのは
上半身のストレッチ
私が花粉症の鼻づまりに悩んでいた時に見つけた方法ですが、次のような方法です。
- 背筋を伸ばす。
- 両手の指を組んで掌を外側に向け、ぐーっと上に3秒伸ばす。
- そのまま腕を右に3秒、左に3秒、前に3秒、後ろに3秒ずつ傾ける。
- 手を下ろし、今度はカメのように、肩をすくめてぐーっと3秒力を入れ、一気に力を抜いてストンと肩を落とす。
- 4をあと2回繰り返す。
- 上半身だけ後ろを向かせるように、ぐーっとねじって3秒キープ。右と左1回ずつ2セットやる。
- ひじを軽く曲げ、大きく前前周りに5回グルグルと肩を回し、次に後ろ周りもやる。これを2セット。
- 首を後ろ・前・右・左に、それぞれ3秒ずつぐーっと傾ける。
- 首を左回り、右回りでそれぞれ、ぐるーっと2往復させる。
- 両腕をまっすぐおろして肩の力を抜き、肩を10回上げ下げする。
この10個のステップでエクササイズを、やってください。
筋肉を動かすことで、交感神経も刺激されるし、頭部への血行が改善されるので、一時的にですが鼻づまりが解消されると思います。
もし、「ひととおりやっても変わらない…」という場合は、もう一回やるとか、3秒を5秒にするなど、自分が『気持ちいい』と感じるように、調整しながらやってみてください。
とにかく筋肉を刺激することが大事です。
筋肉から熱が生まれるので、体も温まってきます。
Yahoo知恵袋:自律神経からくる鼻づまり解消する方法についてお話しします。
より。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n177882
これはつまり、交感神経と副交感神経の
これをストレッチをすることで整え、花粉症の鼻詰まりの原因である鼻粘膜の腫れを抑えようといった目的ですね。
日によったり、症状の度合いによって効かない時もありますが、個人的にはわりといいなぁ、と感じている方法です。
花粉症の鼻づまりで寝れないときは、一度あなたもやってみてくださいね。
花粉症の鼻づまりを解消する方法とは?
上で取り上げたストレッチの方法というのもありますが、人それぞれに合う、合わないというのがあります。
そこで花粉症の鼻づまり解消に期待できる方法を、私がしていることも含めピックアップしてみました。
今回見てきた花粉症の鼻づまりの悩みと同じく、鼻水の悩みもセットだと思うので、こちらもよかったらご覧になって下さい。
では、上の鼻水対策で紹介したことも含めまとめると、次の13の方法になります。
花粉症の鼻づまり13の方法
- 深呼吸する方法。
- 舌と指を使った方法。
- ペットボトル使った方法。
- 蒸しタオルを鼻に当てる。
- 水を口にしばらく含む。
- 花粉対策ジェルを使う。
- 鼻スプレーを使う。
- 加湿器を使う。
- 空気清浄機を使う。
- 鼻炎薬を飲む。
- 上半身のストレッチをする。
- マスクをする。
- 鼻腔拡張テープを使う。
1~11については上で挙げた方法や、鼻水対策で紹介したページをみてもらうと解消法について詳しく説明しています。
マスクをすることと鼻腔拡張テープについてですが、私はこの時期は花粉症の鼻づまりで寝れないときなどはマスクをして寝ています。
マスクをすることで花粉の侵入を防ぐことと保湿目的があるのですが、人によっては息苦しくなったりして余計に寝れなくなったりするかもしれないので、好き嫌いが別れると思います。
また、マスクで保湿がされますが、その分、雑菌の繁殖もしやすいのでニキビができやすくなる場合もあります。
鼻や喉には優しいですがこういったデメリットもあるので、マスクをして寝る場合にはきちんと理解した上で行ってくださいね。
そして鼻腔拡張テープです。
寝ている間にとれてしまうこともよくありますし、物によってはかぶれる人もいるようですね。
マスクと併用すると、取れた時に誤って口に入っていた事もあったので、使い方には気をつけて下さい。
あとがき
花粉症の鼻づまりは鼻の粘膜が膨張することが原因で起こり、解消するためにはその膨張を抑えてあげることが大切なんですね。
花粉症の鼻づまりはひどくなると本当に苦しくて寝れない場合も多いので、上で紹介した方法をぜひ試してみて下さい。
私も色々試してみて、自分に合う方法を少しずつ見つけている途中なので、これらの方法以外にもたくさんあると思います。
そういった方法も積極的にいろいろ試してみて、あなたに合った鼻づまり解消、予防対策を身につけてつらい季節を乗り切ってくださいね。
花粉症の症状は鼻水や鼻づまりだけじゃありませんよね。
目のかゆみ、クシャミはもちろん、発熱や眠気、肌荒れなどにも影響があると考えられています。
そんなつらい花粉症対策のために、各ページで対策をまとめているので、是非こちらもご覧になって下さい。
目のかゆみ 頭痛や発熱など