2月の後半~3月にかけて、徐々に広がっていく花粉症。
私も毎年のようにこの時期は憂鬱で、何年もいろんな対策を行っています。
最近では、今までかかっていなかった人もかかりやすくなっている傾向にあるようですが、あなたも油断していると花粉症にかかってしまうかもしれません。
今まで花粉症ではなかった人が、この時期に目のかゆみや喉の痛みを感じた時に、
- これは花粉症の症状なんだろうか?
- 風邪を引いて鼻水や咳が出ているんだろうか?
といったような不安や疑問が頭に浮かぶかもしれません。
そこで今回は、
花粉症の症状は風邪の症状とどう違うのか?
ということを中心に、花粉症の特徴について見ていこうと思います。
花粉症の症状と風邪との違いは?
花粉症にかかっている人は、なんとなく風邪なのか花粉症なのかその症状の違いがわかると思いますが、今まで花粉症の症状が出ていなかった人には、風邪との区別がしにくい症状もあります。
では、花粉症と風邪の症状はどのような違いがあるのか?
その特徴的なものについて、それぞれ見ていきたいと思います。
そこでまずは、わかりやすいように
まずは花粉症の症状からチェックしていきましょう!
- 目がずっとかゆい
- 鼻水が止まらない
- 鼻づまり
- くしゃみが止まらない
- ボーっとする
- のどが痛い
- 咳が出る
- 発熱がある
- 頭痛がする
- 肌がかゆい
では、続いて風邪の主な症状について見ていきましょう!
- 鼻水が出る
- 鼻づまり
- くしゃみが出る
- 発熱がある
- のどが痛い
- 咳が出る
- 頭痛がする
- 嘔吐
- 腹痛、下痢
- 悪寒
だいたいこのような症状の違いがあると思いますが、花粉症も風邪もそれぞれの症状に個人差があります。
つまり、花粉症だからといって目のかゆみが出ない人もいるし、くしゃみだけがひどいといった人もいます。
もちろんこれらの症状が全部当てはまる人もいるし、症状が少ししか出ない人もいます。
風邪と花粉症の症状の違いは「目のかゆみ」
風邪でも
「発熱はあるけどあとは特に症状が出ていない。」
といった場合がありますよね。
また、風邪と花粉症の決定的な違いは、
目のかゆみ
目のかゆみは風邪では症状として現れるようなことはほとんどないと思います。
また、
風邪は1週間もあれば治るが、花粉症の場合は春先はずっと慢性的に続く。
というのが大きな差です。
もし、なかなか鼻水や喉の痛みなどが治らない場合は花粉症の可能性が高いと考えられますね。
では次に、花粉症の症状の一つである目のかゆみについて、どういった特徴があるのか見ていきましょう。
花粉症の症状 目の痛みをチェック
花粉症の目のかゆみの症状には非常に特徴があって、
こんな特徴があると思います。
個人差はありますが、とにかく目が痒くなるというのは花粉症の代表的な症状の一つです。
花粉症の人は分かる表現だと思いますが、
いっその事、目を取り出してキレイに洗いたい。
こんな表現が当てはまるくらい痒くなる場合があります。
私も花粉症にかかると目と鼻を中心にやられてしまうのですが、とにかく痒くなるのでこの時期は外を出歩くにも様々な対策をしないといけません。
バイクで山道を走るなんて、もってのほかだと言うくらいです。
風邪ではこんな目のかゆみの症状は現れることはないと思うので、2月後半~3月、4月辺りに、このような目のかゆみの症状が出たら、
それは花粉症の可能性が高いと思います。
そんな目のかゆみって本当につらいですよね。
その予防や対策について、私がやってきたことも含めまとめているので、ぜひ参考のためにこちらもご覧になって下さい。
花粉症の症状 咳やのどをチェック
次は、花粉症の症状で
こんな症状の特徴について触れていこうと思います。
私の場合は、あまりこの喉の痛みというのは出ませんが、それでも若干の違和感はあります。
花粉症と風邪の喉の痛みの違いは、
といったことが特徴だと思います。
これは当てはまらない人もいるかもしれませんが、私の場合にはこういった表現が当てはまることが多いです。
喉のあたりが痛いことに加えて、口の中(特に上顎あたり)が痒く感じます。
これも、次第に炎症を起こし咳を伴ったりする場合もあるので、注意が必要になります。
花粉症にかかってしまうと、鼻水が止まらない症状もよく見られるため、それによって鼻詰まりがおきます。
そうすると鼻で呼吸ができなくなるので口呼吸をすることになります。
その際に花粉も吸い込んでしまい、のどで炎症を起こしてしまって痛くなったり違和感が感じられたりして、咳が出たり痒くなったりするといったパターンが多いようですね。
花粉症には目のかゆみ以外にも頭痛や熱、せきなど、きつい症状が出る場合がよくあります。
そんな花粉症対策でできる事を私なりに別の記事でまとめているので、よければこちらもご覧になって下さい。
鼻水の症状
鼻水も花粉症の症状として代表的なものですが、この鼻水も風邪とは異なる特徴を持っています。
花粉症で伴う鼻水は、
サラサラで透明
こういった状態で出てくることがほとんどです。
この鼻水が黄色くなったりネバネバするようであれば、それは花粉症よりも風邪の可能性の方が高いです。
また、鼻水の症状から鼻づまりも花粉症の代表的な症状です。
鼻づまりはかなり重度になる場合(鼻の両穴が詰まる)も多く、長い間起きていることもよくあります。
風邪でも鼻づまりの症状は出ますが、そこまで期間が長くひどい鼻づまりにはなりにくいと思います。
そしてクシャミもひどくなることが多いですね。
何度も連続でクシャミが出ることもよくありますが、悪寒を感じてクシャミが出ることもあります。
これはちょっと風邪と似ているかもしれませんね。
目のかゆみや咳に加え、鼻詰まりも深刻な問題です。
私もいやというほど悩まされている症状ですが、できる事はいくつかあるので、ぜひこちらの記事も参考に読んでください。
あとがき
このように花粉症の症状には風邪に似たような症状が出るものの、それぞれに特徴のある症状が出るといったことがわかったと思います。
花粉症にかかってしまうと、集中力が続かなかったり呼吸が苦しくなったりして色々と不具合が多いです。
特に運転中などは本当に危険です。
だから、もし花粉症にかかってしまったら、私の経験として早めに病院にいって診断してもらうことが一番の近道です。
その上で、様々な花粉症対策を行ったほうがしんどくないです。
もし、花粉症なのか風邪なのかわからなかったとしても、病院にいって診察してもらうことで判別もするでしょうしね。
病院に行かないで自分でなんとかしようとすると、重度の場合ではどうしても限界がありますし、日によってひどい症状の時には薬に頼るのも仕方がないと思うほどです。
症状には個人差がありますが、もし目の痒みや鼻水、喉の痛みや咳が出て花粉症だと感じたら早めの対策をしておきましょうね。