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弥生とは何月でどんな読み方をするの?その意味や由来は?時候の挨拶

2016年12月4日

弥生 何月

温かい春がもうすぐそこまで来ている3月。

五節句の一つで弥生(上巳)の節句と呼ばれる「ひな祭り」やホワイトデー、21日頃には春分の日があり、春のお彼岸とも言われています。

また、最近ではイースターも何かと注目が集まってきていますね。

その3月はまたの名が

check001  弥生

このように呼ばれます。

check002  では、この弥生という異称はどのような読み方をするのか?

また、その意味や由来にはどのようなことが含まれているのか?

そんな「弥生」についてまとめました。

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弥生とは何月でどんな読み方をするの?

3月のことを別の呼び方で、

085145   弥生(やよい)

このような読み方をします。

ちなみに、英語での3月の月名は

March(マーチ)

です。

「弥生(やよい)」は旧暦のころの読み方ですが、学校の授業で覚えるときには、

睦月、如月、弥生・・・

このように順番に覚えて言った記憶があります。

3月生まれの女の子に「弥生」といった名前をつけられているケースも多いです。

 

うれしい01

弥生(やよい)さんって名前は本当にキレイな響きですよね。

3月は弥生(やよい)と言いますが、他の月にもそれぞれの異称があります。

 

各月の異称と読み方

 

それぞれ何月かについても、その意味や由来についてまとめているので、興味のある方はご覧になって下さいね。

では、この弥生というのはいったいどんな意味や由来があるのか?

その説についてまとめました。

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弥生の意味って何なの?

この弥生(やよい)というのが、3月を意味していることはここまでの流れでわかりますね。

国語辞典を開くと、弥生というのは

陰暦三月の異称

このように記されています。

この3月は弥生(やよい)の他にも色々な呼び方があって、

  • 喜月(きげつ)
  • 五陽(ごよう)
  • 花月(かげつ)
  • 季春(きしゅん)
  • 病月 (へいげつ・びょうげつ)
  • 晩春(くれのはる)
  • 建辰月(けんしんづき)
  • 桜月(さくらづき)
  • 早花咲月(さはなさきつき)
  • 早花月(さはなづき)
  • 蚕月(さんげつ)
  • 称月(しょうげつ)
  • 宿月(しゅくげつ)
  • 寝月(しんげつ)
  • 桜月(さくらづき)
  • 桃月(とうげつ)
  • 花見月(はなみづき)
  • 春惜月(はるをしみつき)
  • 晩春(ばんしゅん)
  • 雛月(ひいなつき)
  • 夢見月(ゆめみづき)

 

他にもまだあるようですね。

この3月の異称の中でも「弥生」と呼ばれることが一般的です。

そして、3月が弥生という漢字

」「

という字があてられた由来があります。

その由来では、

草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」

これが徐々に

「やよひ(やよい)」

となったということから

check001  弥生

と、広く呼ばれるようになったという説が一番有力ですね。

これが広く一般的にも、弥生の由来として説明されています。

それぞれの漢字にも

  • :いよいよ、ますます
  • :草木が生える、生まれる

このような意味が込められているのですね。

今の3月というと、徐々に春の訪れを実感しだす季節ですが、まだちょっと寒さも残るといった季節ですね。

沈丁花や椿などのお花が咲いたり、そろそろ桜も咲きだす時期といった感じでしょうか。

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弥生の由来には他にあるの?

先ほどの弥生の由来や意味について見てもらいましたが、

1月:睦月(むつき)
2月:如月(きさらぎ)

など、他の月にはいくつかの由来が存在しています。

でも、3月弥生(やよい)だけは先ほどの説のみで、特に別の説はないのですね。

ですので一般的には、

草木がいよいよ生い茂る月が「弥生」と、広く呼ばれるようになった。

という認識で大丈夫だと思います。

 

弥生時代の弥生って?

ただ、学校で弥生時代って習いましたよね。

弥生式土器、弥生人とかもあったと思います。

check002  これって何か関係があるの?

と思ってしまいますが、この場合の「弥生」とここまで説明している3月の弥生とは、実はまた別ものなんですね。

この弥生時代などの「弥生」というのは、1884年(明治17年)に

東京市本郷向ヶ岡弥生町(現在の東京都文京区弥生)

ここの場所の貝塚で土器が発見されたので、

check001  弥生式土器

と呼ばれるようになったのです。

だから弥生式土器を使っていた時代のことを、

「弥生時代」

というように呼んでいるのです。

だから、今回触れている3月の弥生と、弥生時代の「弥生」は、字が同じでもその由来はこのように違うんですね。

 

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あとがき

今回は春の訪れを感じ始める3月の弥生(やよい)の読み方や意味、由来について見てきましたがいかがでしたか。

3月の弥生(やよい)と弥生時代とでは、その意味や由来も違うというのは私も勉強になりましたね。

また、3月は春分の日があり「春のお彼岸」と呼ばれています。

check001  暑さ寒さも彼岸まで。

こんな言葉があるように、ここから気候も徐々に温かくなっていく季節です。

3月には季節の言葉には、

  • 早春、初春、浅暖
  • 春分の候
  • 桃の節句も過ぎて~

などの季節の言葉や時候の挨拶もあり、こういった言葉も趣があって面白いです。

他にも季節によって、さまざまな「時候の挨拶」や「季節の言葉」があったりします。

お手紙を出す際など、手紙の書き出しや結びの言葉に迷ったら、ぜひこちらのページも参考にして楽しい手紙づくりのアクセントに使ってみて下さい。

関連ページ

>>時候の挨拶「3月」上旬・中旬・下旬で使える例文と手紙の形とは?

 

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