蚊が絶滅したら生態系に影響がある?存在意義や絶滅させる方法は?

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蚊 絶滅したら

毎年被害に悩まされるのが蚊の存在だと思います。

どんな人も蚊に刺されて痒い、痛いといった思いをしたのではないでしょうか。

でも日本はまだ優しい方で、この蚊が伝染病のマラリアなど蔓延させて人間を死に追いやることもあります。

その数は1年間で数百万人にのぼると言われており、アフリカなどの地域では深刻な問題になっています。

 

日本でもデング熱の問題が一時ニュースになりましたが、実は蚊は人間にとって脅威の存在なんですね。

 

そんな蚊は絶滅したらいいのにと一度は思ってしまうかもしれませんが、もし本当に絶滅してしまったら世界はどうなってしまうんでしょうか。

あれだけの数の蚊が絶滅したら、生態系にどんな影響が出るのか想像もつかないですよね。

 

そこで今回は、

蚊が絶滅したら生態系にどんな影響があるのか。

また、蚊の存在意義や絶滅させる方法。

家の周りで蚊の根絶のためにできる事などまとめました。

蚊は人間にとってどんな存在なのかをいっしょに見ていきましょう。

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蚊が絶滅したら生態系に影響があるの?

いつも毎年毎年ですが、夏場を中心として同じように蚊に悩まされる日が続きます。

蚊の対策もやってはいるものの、絶対に部屋の中に入らないという時はないですよね。

本当に知らない間に部屋に入っていて、寝るときになると刺しに来るなんてこともよくあります。

 

そんな厄介な蚊ですが、いなかったらいいのにって思う時ありますよね。

 

でも、蚊が絶滅したら生態系に影響しそうな感じもします。

これだけ数が多いのだから、何か他の動物のタンパク源になっていたり、何か作物が育たなくなったりなど、他の動植物が絶滅するなんてことがあるのかもしれません。

もしそうだとしたら、蚊が絶滅したら生態系に影響してマズいなって思うわけですが、実際のところどうなんでしょうか。

 

例えば、蚊の幼虫であるボウフラは川などの場合は魚の餌になっていますし、他の水中生物たちの餌にもなっているようです。

蚊も色々なところで影響がありそうですが、生態系にどんな影響を与えているのか蚊のようすについてまとめてみました。

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蚊がもたらす生態系への影響は?

蚊 時期

蚊がいなくなったらいいのにと思うのは人間の立場からですが、他の動物や植物にとってみれば、蚊はいなくてはならない存在なのかもしれません。

私も牛肉や鶏肉などの肉類が好きなので、なくなってしまうとなるとかなりショックです。

でもそんな軽いものではなくて、蚊を餌としている生態にとってみればこれはもう生死の問題にもなってきますよね。

別の食べ物を探して見つかったとしても、それはそれで他にも影響が出てきて生態系のバランスが崩れそうです。

 

これに対してはいろんな説がありますね。

  • 蚊が絶滅しても生態系には影響はない。
  • ボウフラの餌の植物プランクトンが増えて、他の害虫が増える。
  • ボウフラを餌とする魚や昆虫が、別の食べ物を探し生態系が崩れる。
  • 植物の受粉がうまくいかなくなり、絶滅する植物が増える。
  • 成虫を餌とするトンボやクモなどの昆虫が他の生物の捕食を初めて生態系が崩れる。

これらはあくまで一説で必ずこの通りになるとは限りません。

いろんな学者の方たちの意見もありますが、想像の範囲であって実際に蚊を絶滅させてみないと何が起こるかわかりません。

絶対に何かが起こることには間違いないです。

 

でもそれが自然に安定した方向に向かうのか、それともある種が絶滅し、ある種が爆発的に増えるのかなどは想像外のことも起こりそうです。

 

蚊の存在意義は?

蚊 退治 部屋

この蚊の存在意義ですが、人間にとっては厄介な存在ですよね。

血を吸われてかゆくなるだけでなく、

  • デング熱やマラリアなどの伝染病が蔓延する
  • 犬や猫などのフィラリアの病気にもなる。

血を吸ってかゆくなるだけなら、うっとおしい存在に変わりないですがまだ許せる範囲です。

でも、そこからマラリアなど伝染病を蔓延させてしまうので、人間の命を最も多く奪っている動物が蚊なんですね。

 

その数は1年間で数百万人にのぼると言われており、アフリカなどの地域では深刻な問題になっています。

 

フィリピンでもデング熱の流行がすごかったという話ですが、ペットボトルトラップによってその数がだいぶ減ったという報告もありますね。

フィリピンでのデング熱感染例がなんと前年の同じ月より55%も減少し、致死率も38%減少したという結果が出たんです。

そんな蚊の伝染病を減らした画期的なアイデアのペットボトルトラップについては、こちらのページで詳しくまとめてます。

関連ページ

>>蚊を捕まえる罠:紫外線の光と二酸化炭素のドライアイストラップとは?

 

面白い試みなので、一度こちらも読んでみてください。

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蚊の影響を受ける生物

蚊 卵

そんな人間を最も多く死に至らしめる蚊は、その一方でさまざまな生物の餌となっています。

トンボ、クモ、ヤゴやゲンゴロウなどの昆虫やカエル、フナなどの魚類、コウモリなど他にもいろんな生物が蚊を栄養源としているようですね。

こういった生物にとっての蚊の存在意義はとても大きいと思います。

蚊はあれだけ数がいるのだから、それはそれはごちそうでしょうね。

「人間と蚊」という直接的な関係では絶滅させたい種と思うかもしれませんが、結局まわりまわって被害をこうむりそうですよね。

だから蚊の存在意義は、地球上で大きな意味を持っていると思います。

 

蚊によってもたらせれた利益

実は、この蚊の存在が何も不利益ばかりではありません。

蚊は私たちの血を吸うために針を刺します。

そしてその針で血を吸う際に唾液を出しますが、これは、

  • 局所麻酔で人に血を吸っていることをきづかせない。
  • 血が固まらないようにしている

といった成分を出して吸っているようです。

 

そんな針を刺されても、私たちは気づかないことが多いですよね。

 

唾液の麻酔をされてることもありますが、刺した瞬間すら気づかせない蚊の針の構造は非常にヒントになったようです。

蚊の針は拡大すると、先端が細かくギザギザになっているようなんですね。

それが皮膚との接触面積を減らし、刺された時の皮膚細胞の損傷を最低限にとどめてくれるので、痛みを感じにくいという仕組みのようです。

この蚊の針を研究し「無痛針」というものが開発されました。

「ナノパス33」というもので、2005年に発売され糖尿病患者がインシュリンを打つ際に使われる針に応用されたんですね。

これによって患者の肉体や精神的負担を軽減できるようになりました。

 

こういった蚊の特徴や生態が、これからの研究で他にも何か生まれる可能性はあるのではないかと思います。

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蚊を絶滅させる方法はあるの?

そんな蚊ですが、もし絶滅をさせるのならどんな方法があるのか?

いろいろと考えられている方法もあるようですね。

そして実際にそういった研究が進んでいるともいわれています。

蚊の中で血を吸うのはメスだけとなっています。

 

これは血を吸うことで産卵のための栄養源としているのですね。

 

蚊は自分の栄養は花の蜜や樹液などからとっているのですが、産卵のために人の血を吸うんですね。

関連ページ

>>蚊のオスは血を吸わないなら食べ物は何なの?メスとの違いは?

 

だから、メスの蚊がいなくなれば人の血を吸わないので、伝染病などの媒介もなくなると考えました。

そこで遺伝子を変異させて、蚊をほぼオスだけにするよう操作する方法が研究されているようです。

 

そうやって徐々に数を減らして絶滅させるといった方法ですね。

特にマラリアなどの伝染病を蔓延させる原因の蚊をターゲットに進められているようです。

 

蚊の根絶方法にはどんなものがあるの?

そんな遺伝子操作によって蚊の根絶を目指す研究もありますが、これによってどうなるのか想像もつきませんよね。

また、これが成功して本当に人間の利益となるのかも疑問点が残ります。

 

また、これが仮にうまくいくものだったとしても、それがいつになるのかもわかりませんよね。

 

そんな蚊の絶滅を待つよりかは、自分たちでできることを少しずつした方が蚊の被害も抑えられると思います。

例えば、蚊は必ず水中に産卵します。

 

草むらなどに行くとシマシマ模様の蚊が血を吸いに来ますが、あれはヒトスジシマカと言ってヤブカともよく言われます。

この蚊は少しの水場でもあれば産卵ができるようです。

一方、家の中によく入ってくる茶色の蚊はアカイエカと言って、ある程度の水場がないと産卵はできないようなんですね。

すぐに思い浮かぶのは、

池や湖、川

このような場所で卵を産みます。

他にも、水田、下水道、用水路

もっと意外なところでは、

  • 竹の切口にたまった水
  • タイヤやバケツにたまった水
  • 鉢植えの受け皿にたまった水
  • 雨水マス
  • シートのたるみにたまった水たまり
  • 捨てられた空き缶にたまった水
  • 花立てや手桶にたまった水

などなど、少しの水があれば蚊は卵を産んでしまいます。

ある程度の水場と言っても、このくらいでも産卵するようなんですね。

だから家の周りの蚊の根絶をしたいのなら、まずはこういった場所がないか一度確認してみましょう。

そんな蚊の産卵や幼虫が生息している場所や成虫になるまでの期間。

そして成虫となってどんな活動を始めるのかなど、蚊の生態について別のページでまとめてます。

関連ページ

>>蚊が卵を産む場所はどこ?幼虫が成長するまでの期間は?

冬の越し方なども載せてあるので、一度読んで見てください。

また、もし蚊が大量発生したりして発生を防止する方法や対策などを知りたいときは、こちらも読んでみてください。

関連ページ

>>蚊はどこから大量発生するの?生息地や原因と防止する方法は?

 

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あとがき

蚊が絶滅したら生態系にどんな影響があるのか。

また、蚊の存在意義や絶滅させる方法。

家の周りで蚊の根絶のためにできる事などまとめましたがいかがでしたか。

蚊の存在は嫌ですが、人間の都合だけで絶滅させるとなると結局後で痛い目を見るのではないかと個人的には思います。

とはいえ、人を刺さないで欲しいですよね。

蚊も別のタンパク源を代用してくれればいいんですけどねえ。

でも、それはそれでまた何か別の影響が出そうでもありますが…。

 

ただ、やっぱり蚊に刺されると嫌なので、何とかその前に蚊をやっつけておきたいところだと思います。

外で作業するときも、蚊を寄せ付けないようにする工夫にもいろいろあったりします。

そんな蚊の対策について、主にグッズを使った方法を別のページで詳しくまとめました。

関連ページ

>>蚊の退治で部屋や庭でできる方法やグッズは?ペットボトル使用法とは

 

いろんな角度から蚊対策についてまとめたので、ぜひ参考にしてください。

 

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