蚊はマンションの高いところなら出ない!?
と聞いたことはないでしょうか。
でも実際は、5階くらいでも普通に蚊が現れると聞いたりもします。
一般的に蚊の飛行能力は高くないので上まで上ってこないのですが、その土地の条件や気候などにも左右されるようなんですね。
また、例外的に人が蚊を運んできてしまったり、上から下降してくるなんてこともあるようです。
そんな蚊の対策で大切なことは、
なのですが、部屋の中での蚊の対策はしっかりとやっているのに、なぜだか次の日になったらまた蚊が現れたりしますよね。
窓も閉めてるし、いったいいつ部屋の中に入ってきたのかわからないときがあります。
そこで今回は、
蚊はマンションの何階までくるのか。
蚊の飛行能力やマンション高層階での例外的な蚊の出現。
また、網戸の通り抜けや玄関からの侵入を防ぐための蚊対策についてまとめました。
意外な見落としポイントや事前にできる蚊対策についていろいろ紹介してますので、ぜひ参考にしてください。
蚊はマンション何階くらいまで侵入するの?
蚊は気づいたら家の中に入ってきて、本当に厄介な存在ですよね。
特に寝る時に現れたりすると、耳元でうるさくされて眠れなかったりなど本当に悩まされます。
そんな蚊はどこから侵入するのかというと、
- 玄関
- 窓
このような、主に私たちが出入りするところから堂々と入ってきます。
でも、そんなに長く開けっ放しにしているわけでもなく、用が済んだらすぐ閉めているのに入ってきます。
というのも、蚊は玄関や窓に張り付いたりそばを飛んでいたり、人の動きを察知してそのまま一緒に入ってきたりすることが多いんです。
だから、玄関や窓などにも蚊対策をしておくと蚊の侵入もある程度は防げるんですね。
ただ、少し耳にしたことがある人もいると思いますが、
こんなことが言われていますよね。
実は、あながち嘘ではないんですが、蚊はマンション何階くらいまでなら飛んでいけるんでしょうか?
蚊の飛行高度は何階くらい?
蚊というのはあまり風に強くありません。
その蚊の飛行能力は時速約2.4kmくらいなので、大きな扇風機の風とかには逆らうことができないんですね。
だから、マンションの高い階まで飛んでいく能力はないんです。
だいたいマンション何階くらいかの目安ですが蚊の飛行高度は、
ただしこれも風の強い地域やその日の天候、また高台なのか平地なのかなどの立地条件も加わってきます。
だからあくまでも目安程度ですが、あまり高いところまでは飛んでいけないんですね。
高層マンションではゴキブリなども出にくくなる(いるのはいる)ようなので、そういったメリットはうらやましい限りです。
蚊がマンション何階までいるかの例外
さて、蚊が外側から自力でマンションの上の方まで上がるのは限界がありますが、例外的に何階だろうが関係ないケースもあります。
もし人と一緒にくっついてきてエレベーターを共にし、そのまま高層階まで連れて行ったとしたら、マンションの何階だろうと関係なくいます。
また、仮にそこで卵を産んだりすると増殖する可能性もありますよね。
あまり多くないかもしれませんが、可能性としてはありますよね。
同じようなケースに屋内に非常階段がある場合です。
外だと風の影響を受けますが、中だと風は関係ないので蚊も上がってくるかもしれません。
他にも、屋上の貯水槽付近や屋上緑化のためにボウフラがわいて、そこから蚊が落下してきていたという話もありました。
どういう形で屋上まで蚊が行ったのかわかりませんが、そこの水場でボウフラが湧き下降してきたというんですね。
上には上がれませんが、風の弱い日なら降りてくるのはできるので、そんなケースもあったようです。
蚊は網戸を通り抜けて侵入する?
蚊って網戸に張り付いていることってありますよね。
窓を開けようと思ったら蚊が邪魔だから衝撃を与えて追っ払いますが、結局また周りを飛んでいます。
また、網戸にしていて完全に窓を開けてないのに、いつの間にか部屋に蚊がいたら、
網戸通り抜けてんじゃないの?
こんなふうに思ってしまうこともありますが、蚊は網戸を通り抜けて侵入することがあるのでしょうか?
結論からいうと、
ということが言えるようです。
網戸も万能ではなく小さな虫は通り抜けてくるようなのですが、それでも蚊のような大きさだと止めてくれることが多いですよね。
でも、網戸がちょっと劣化しているときに「網戸の穴が大きくなっている部分がある」とそこから入ってくる可能性もあるんです。
蚊対策のための網戸のモヘア
網戸も経年劣化で大きく穴の開いた部分があったりすると、そこから蚊が通り抜ける可能性もあります。
そしてもう一つ見ておきたいのが、
モヘアって何なの?
って思いますが、網戸の隙間を埋める大切な役目を持っているのですが、これがモヘアです。
このモサモサしたものがすり減ったりなくなったりしていると、その隙間からかが通り抜けてきます。
だからここも一度確認して、もしすり減っていたり無かったりしたら新しいものに交換しましょう。
【槌屋 網戸用 すき間モヘアシール】
通販でもこのようなモヘアシールが販売されていて、自分で切って長さも調節することができます。
こちらも一度確認してみましょう。
蚊対策で窓や網戸からの侵入を防ぐには?
蚊って窓や網戸を閉めていても、なぜか気づいたら部屋の中に入っていることがありますよね。
その原因は、もしかしたら網戸と窓の位置関係がうまくいってないのかもしれません。
網戸と窓の隙間を通り抜けて、蚊が部屋の中に侵入してくることがあるんですね。
一度、あなたの窓と網戸がそうなっていないか確認してみましょう。
蚊は玄関からも入ってくるの?
蚊は玄関や窓などから、人の出入りとともに堂々と入ってきます。
だから、蚊を家の中に入れさせないためには、私たちの出入りの際にいかにして入れさせないかというのがポイントになってきます。
私の家の玄関にも、夏場になるとなぜか取っ手の部分とかに蚊が何匹もとまってるんですよね。
それで玄関を開けたら一斉に飛び立ちながら、一緒に家の中に入ってきます。
蚊は玄関や窓に張り付いたりそばを飛んでいたり、人の動きを察知してそのまま一緒に入ってきたりすることが多いんです。
だからいろいろ玄関での蚊対策をしておきたいところですが、やはりグッズを使うのが最も早く効果があると思います。
では、どんなグッズを使うと玄関の蚊対策になるのか見ていきましょう。
玄関の蚊対策グッズ
まず玄関に蚊を寄せ付けないようにすることで、そもそも侵入してくる蚊を減らすことができると思います。
そんな玄関先の蚊に対して有効なのが
【虫コナーズ玄関用 虫よけプレート】
このプレートの中に虫よけ効果のある薬剤が含まれていて、それが蚊対策になるといったものですね。
玄関の取っ手の部分などに吊るしておけば、蚊を寄せ付けにくくします。
私の家の玄関も夏場は必ずこういった物を吊るしておきますが、わりと効果があると思います。
イエカもですがユスリカにも悩まされてるので、これを一つ置いておけば夏の間は結構もちますね。
玄関の蚊対策グッズ:フマキラー虫よけスプレー
これはスプレーを自分にかけるのではなくて、周辺に吹きかけることで蚊を寄せ付けなくする効果があります。
これで蚊が逃げていくといったスプレーなんですね。
特に夕方ごろになると玄関先にも蚊が多くなってくるので、そのくらいの時間にひと吹きしておくと蚊が寄り付きにくくなります。
これはキャンプとかBBQとか、ガーデニングの時などに非常に効果を発揮してくれるので使い道が多いです。
玄関の蚊対策グッズ:天然アロマ虫よけスプレー
蚊の対策にハーブの植物が有効だというのを聞いたことがありますか?
今はたくさんの虫よけグッズも販売されていますが、その中にレモングラスやゼラニウムなどのハーブの成分が含まれていることがよくあります。
気づかないところで、ハーブの成分が蚊対策に役立っていることもあるんですね。
また、蚊取り線香にもアロマの香りを含んだものが販売されたりなど、活用の幅が広がっています。
そういうハーブを使ったスプレーが販売されています。
天然アロマ虫よけスプレー100ml★累計販売22万本突破!【全国164ヵ所の保育園で採用】アンチバグ虫よけ/虫除け/虫よけスプレー/虫除けスプレー/ディート不使用/ディート無添加/ハーブ/ベビー/天然素材/赤ちゃん/子供 |
こちらは含まれる成分に、
レモンユーカリ、レモングラス、ラバンジン、ローズマリー、プチグレン、ジュニパーベリー
といったものが含まれていてハーブの成分を使ったスプレーです。
少し香りが強いとのレビューがあるのであまり、匂いの強いのが得意でない人は避けた方がいいかもしれません。
香りは100%天然の精油のみで、着色料や保存料などは使われていません。
わりとお手軽な価格で購入できるため、手にしやすいと思います。
他にもこういった商品はたくさんありますが、それをまとめて別のページで紹介しています。
関連ページ>>蚊対策にいいハーブや植物は?オススメのハーブスプレーやアロマは?
自分で手作りすることもできるので、アロマに興味のある方は一度覗いてみてください。
自分でできる玄関の蚊対策
グッズを使った玄関での蚊対策のほかにも、自分でもいくつかできることがあります。
外から帰ってくるときはそのまま玄関を開けて入ると思いますが、そんな時に周りに蚊がいると一緒に入ってきます。
だから、はじめにその蚊を追い払っておく必要があるんですね。
ちょっとめんどくさいですが、まずは体を手で払っておくこと。
そうすると体に引っ付いたまま蚊が入ってくることはありません。
そして、玄関の扉に引っ付いている蚊なども追い払います。
これは虫よけスプレーがあると楽ですが、無くてもタオル一枚あれば大丈夫です。
玄関の扉に軽くでいいから、タオルをバサバサと風を当てたりして蚊を追い払いましょう。
だいたい追い払えたら素早く家の中に入ります。
非常に困る宅配便の蚊対策
私が一番困るのが宅配便です。
宅配便を受け取るときは必ず玄関を開けることになりますが、この時に蚊がよく入ってきます。
これはなかなか防ぎようがなく難しい問題ですよね。
玄関内でリキッドタイプの蚊取り器など使ってはいますが、それでも侵入事態を防ぐのは難しいです。
そこで、もし余裕があるのなら玄関から外に向かって扇風機をつけるという方法もあります。
宅配便が来た時だけの事なので、そのために扇風機を用意するのもと思いますが、蚊はそこまで飛行能力が高くないので多少の効果はあるようです。
そして、もし可能であればですが、こういう商品もあります。
【マグネット開閉式 サイズ調整可能網戸】
自分で網戸を作ってしまおうという虫対策のグッズです。
蚊以外にもいろいろ防げるのでいろんな使い道があると思います。
もし使えそうなら、こういうグッズを試してみるのもいいかもしれません。
あとがき
蚊はマンションの何階までくるのか。
蚊の飛行能力やマンション高層階での例外的な蚊の出現。
また、網戸の通り抜けや玄関からの侵入を防ぐための蚊対策についてまとめましたがいかがでしたか。
蚊も気づかないうちに部屋の中に入ってくるので本当に厄介です。
蚊は堂々と玄関や窓から入ってくるので、いかに蚊を家の中に侵入させないかがポイントになってきます。
また、蚊を家の周りに寄せ付けないようにすることや、発生源をなくすといったことも蚊対策になるので覚えておきたいですね。
そんな蚊対策ですが、やはり部屋の中でもしっかりとしておかないと大変ですよね。
外からの蚊の侵入を予防できたら、次は部屋の中でもいろんな対策をしてくださいね。