家の周りに蚊が大量に発生して、玄関周りと蚊でブンブン飛んでいるなんてことありますよね。
いったいどこから蚊が大量発生してるのか、突き止めたくなっている人もいると思います。
そんな蚊の発生は「水のある場所」ということが言われていますが、何も池や湖、川などがないと発生しないわけではありません。
ほんのちょっとの水たまり、例えば
こんな場所でも蚊は産卵してしまうことがあるんですね。
また、蚊が大量発生するには、気温や気候も大きくかかわっていると考えられていて、自分の力ではどうしようもない部分もあったりするんですね。
ただ、それでも蚊の発生を防止するための方法も少なからずあります。
そこで今回は、
蚊はどこから大量発生するのか。
また蚊の生息地や発生する原因、そして蚊の大量発生を防止する方法はどうすればいいのかまとめました。
蚊はどこから大量発生するの?
気が付いたら家の周りに蚊がたくさんいることがありますよね。
家の周りに蚊が大量発生していると、家の中にも入ってきやすいし対策するにも大変です。
そんな蚊はどこから大量発生しているのか、その原因を突き止めれると防ぐことができるかもしれません。
そんな蚊が発生するには、必ず水場が必要になります。
蚊が産卵するときには、水場に産んでそこで幼虫(ボウフラ)となり、成虫となった時に飛び立っていきます。
蚊が一度に産卵する数は数十~200個ともいわれていて、その産卵の栄養のために蚊は人間の血を吸いに来るのですね。
だから蚊が大量発生するには、水場や人の血液などが必要となってくるわけです。
具体的に蚊はどこから大量発生するのか?
蚊が大量発生するには水場が必要と言いますが、水場と言ってもいろんな場所がありますよね。
パッと思い浮かぶのは
こういった場所ではないでしょうか。
確かにこういった場所ではヤブカとか多いですし、油断してるとすぐに刺されますよね。
でも、こういったわかりやすい場所のほかにも、少ない水で蚊は繁殖していきます。
例えば、
- 植木鉢の受けざら
- タイヤにたまった水たまり
- バケツの中の水
こういった水が長期間放置されていると、そこに蚊が産卵しボウフラが湧くといったこともあります。
他にも「雨水マス」や「シートのたるみにたまった水たまり」「捨てられた空き缶にたまった水」など様々です。
もし、蚊が大量発生しているなと感じたら、家の周りにこういった物がないか確かめてみましょう。
また、ドブや下水溝などもゴミなどがたまっていて水の流れがないと、そこから発生することもあるようです。
蚊が大量発生する原因や生息地は?
近くに池があったりすると蚊が大量発生しやすいです。
また、温度などもかなり影響があるようですね。
人間の血を吸いに来るアカイエカは、気温が25~30度付近であれば10日ほどで成虫へとなるようです。
この条件がずっと続いていくと、どんどんと成虫が増え続け大量発生につながってしまいますよね。
また、血を吸う種類の蚊ではないですが、ちょっとうっとおしい存在なのがユスリカという虫です。
正式には蚊ではなくハエの仲間のようなのですが、よく蚊柱を立てて集団で飛んだりしている虫です。
これもよく大量発生することがありますが、一時期琵琶湖でもこのユスリカが大量発生してニュースになったりしてましたよね。
ユスリカは家の周りにもよく発生しますが、玄関のドアノブのところにいっつも引っ付いてます。
この大量発生の原因も、気温によって琵琶湖にユスリカの栄養となる植物プランクトンが増えたためともいわれています。
いろいろと蚊の大量発生のキッカケはあると思いますが、気温や天候が大きく関係してくることは間違いないでしょうね。
蚊の生息地と繁殖地は違う?
さて、そんな蚊は水場が近くにあると発生する虫ですが、ヤブカなどの蚊の生息地は草むらに潜んでいることも多いですよね。
草むらに入り込むと、一斉に蚊が襲い掛かってくることもよくありますが、蚊は草むらの陰で身を潜めていることも多いようです。
というのも、蚊の活動の時間帯は夏の朝の早い時間や夕方など、太陽がまだ登りきっていないころに活動することが多いようです。
蚊は気温35度以上になると活動が鈍くなるため、日中の暑い時間帯は草陰などで身を潜めているのですね。
ただ、蚊の種類によって違いはあるとのことですが、家でいてると人の血を吸うアカイエカは夕方から夜に出てくることが多いですよね。
また、蚊の種類によって活動してる季節も変わると言います。
普段よく見るアカイエカやヤブカ以外に、チカイエカというほぼアカイエカのような蚊がいるようなのですが、寒さにも強いようで冬でも活動するようなんですね。
冬にもたまに部屋で蚊に出くわすことがありますが、このチカイエカが原因であることが多いようです。
蚊が大量発生を防止する方法は?
こんな嫌な蚊の大量発生を防止するには、とにかく周りの水場を確認することが必要でしょう。
まずは先ほどいくつか例を挙げた、
- 植木鉢の受けざら
- タイヤにたまった水たまり
- バケツの中の水
- 雨水マス
- シートのたるみにたまった水たまり
- 捨てられた空き缶にたまった水
- ドブや下水溝
こういったところに水が溜まっている場所がないか確認してみましょう。
ただ近くに湖や池があったりしたら、ほぼ原因はそれですがちょっとどうしようもありませんよね。
そんなときは、とにかく蚊を家の中に侵入させないことが大切になってきます。
玄関やベランダでできる蚊対策
ずっと窓を閉めてるのに、いつの間にか蚊が部屋の中にいたりします。
でも蚊は堂々と玄関や窓から侵入することが多いんですね。
気を付けていると思っていても、玄関の開け閉めがあるとその周りにいた蚊がちょっとのスキに一緒に入ってきちゃうんです。
- 仕事の行き帰り
- 宅配便の受け取り
- 洗濯物の出し入れ
いろんなときに窓や玄関を開けますよね。
だから、このタイミングで蚊を寄せ付けない、侵入させないことが大切なんです。
そのためには、外から帰ってきて家の中に入る時にしっかり周辺の蚊を撃退したり追い払ってから入ること。
また、実は「正しい窓の開け方」というのもあったりするんですね。
蚊は盲点をついて家に侵入してくるので、意識するのとしないのとで大きく変わってくると思いますよ。
蚊を家に寄せ付けない
蚊が大量発生したり家の周りをよく飛ぶようになっていると、家の中にも侵入されやすくなります。
そこでいっそのこと、
家の周りに蚊を寄せ付けないような対策
ということをしてはどうでしょうか。
これには蚊が嫌がる成分を持つハーブで追い払おうといった対策です。
今はたくさんの虫よけグッズも販売されていますが、その中にレモングラスやゼラニウムなどのハーブの成分が含まれていることがよくあります。
気づかないところで、ハーブの成分が蚊対策に役立っていることもあるんですね。
また、蚊取り線香にもアロマの香りを含んだものが販売されたりなど、活用の幅が広がっています。
そういうハーブを使ったスプレーが販売されています。
天然アロマ虫よけスプレー100ml★累計販売22万本突破!【全国164ヵ所の保育園で採用】アンチバグ虫よけ/虫除け/虫よけスプレー/虫除けスプレー/ディート不使用/ディート無添加/ハーブ/ベビー/天然素材/赤ちゃん/子供 |
こちらは含まれる成分に、
レモンユーカリ、レモングラス、ラバンジン、ローズマリー、プチグレン、ジュニパーベリー
といったものが含まれていてハーブの成分を使ったスプレーです。
少し香りが強いとのレビューがあるのであまり、匂いの強いのが得意でない人は避けた方がいいかもしれません。
香りは100%天然の精油のみで、着色料や保存料などは使われていません。
わりとお手軽な価格で購入できるため、手にしやすいと思います。
そんな蚊の退治に有効なハーブや香りには、
- ゼラニウム
- レモングラス
- シトロネラ
- レモンユーカリ
- バジル
- ペパーミント
こういったものがよく取り上げられます。
ただハーブを育てるとなると、それなりのスペースや育てる知識などが必要になってきます。
もしそのあたりに余裕があるのなら、一つの方法として覚えておくのもいいかもしれません。
中にはバジルなど食用にもできるハーブもあるので、有効に使えるものもあったりします。
あとがき
蚊はどこから大量発生するのか。
また蚊の生息地や発生する原因、そして蚊の大量発生を防止する方法はどうすればいいのかまとめましたがいかがでしたか。
基本的には蚊は水がないと発生しないので、まずは家の周りでそういったところがないか確認したいですね。
でも、蚊を完全にいなくするなんてほぼ不可能なので、家への侵入を防いだり退治する方法をマスターした方が被害が少なく済むと思います。
いろんな角度から蚊対策についてまとめたので、ぜひ参考にしてください。