インフルエンザ

インフルエンザ感染期間の解熱後と発症前は?a型b型で違う?家族

2015年8月11日

病気05

インフルエンザに感染してしまった場合、家族や友人など他の人にうつさないようにしないといけませんよね。

また、発熱などの症状が出てインフルエンザだと診断された場合、感染期間中は子供の場合は学校を休まないといけないですし、大人の場合も会社をどのくらい休むかどうか判断しないといけません。

では、

  • インフルエンザの感染期間は発症前と解熱後合わせてどのくらいなのか?
  • 何日間ほどは他人にうつしてしまう可能性があるのか?
  • a型とb型で感染期間の違いはあるのか?

今回はこのような、

check001  『インフルエンザの感染期間』

についてまとめました。

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インフルエンザの感染期間は解熱後いつまで続くの?

インフルエンザに感染すると発熱などの症状が現れると思いますが、解熱後でも感染期間は続いているのでしょうか?

解熱後は辛い熱が収まってもう大丈夫だと思いがちですが、実は解熱後もインフルエンザの感染期間が続いていて、家族など他の人にうつしてしまう可能性があります。

では、解熱後どのくらい感染期間が続いているのかというと、

085145解熱後2日(園児など小さい子供は3日)までは感染期間として考えられる。

*ここで注意したいのは、解熱した日を「0日目」と考え、次の日が「1日目」、その次の日が「2日目」というふうに数えます。

文部科学省が改定した学校保健安全法施行規則の中で、学校の場合には、

「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで」

となっています。

学生の人がインフルエンザにかかった時は、この法律を元に出席停止の期間が定められています。

ここで発症後5日とありますが、たとえ発症後1日で熱が下がったとしても、5日間は出席停止措置になっているので

check001  「インフルエンザにかかったら最低でも5日は出席停止になる。」

ということになります。

ですので、解熱後の感染期間は、この学校保健安全法を参考に考えると、

085145   「解熱後は2日間の感染期間がある。」

というように覚えておくと良いのではないでしょうか。

学生の場合はこれに従いますが、社会人の場合はこういった法律が無いため、会社の就業規則に則ってどのような対応になるのか確認しておくことが大切です。

出席停止や社会人の場合については、別ページでまとめているので、是非こちらも参考にして下さい。

関連ページ

>>インフルエンザの出席停止期間の日数は?証明書は?大学生は?
>>インフルエンザの出勤停止期間は法律にあるの?給与は?

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インフルエンザの感染期間は発症前はいつから?

インフルエンザに感染した時には、症状の発症前は自分が感染したかどうかわからないですよね。

症状が出て検査をしてもらって、初めてインフルエンザに感染したことがわかるようになるわけですが、その発症前でも感染する可能性はあるのでしょうか?

インフルエンザ発症前は感染期間というより、「潜伏期間」といったほうがいいと思います。

そのインフルエンザの潜伏期間は、およそ、

check001  「1~2日程度(長くて3日ほど)」

となっています。

インフルエンザウイルスに感染すると、約1~2日で発症すると言われていますが、これほど早く発症するのは、インフルエンザウイルスの爆発的な増殖スピードが原因とされています。

インフルエンザウイルスの増殖スピードや潜伏期間については、別のページで詳しくまとめているので、是非こちらも参考にして下さい。

関連ページ

>>インフルエンザは潜伏期間でもうつるの?感染力や症状は?診断検査

ウイルスがおよそ100万個を超えた時に症状が発症するとされていますが、先ほど紹介したページをご覧になるとわかるように、短い時間で増殖するため、発症前でもたくさんのウイルスを持っています。

ですので、発症前でも他人に感染させる可能性はあるため、

例えば、

「昼に一緒にいた友達が、夜になってインフルエンザにかかったと知った。」

このような場合、一緒にいたあなたも感染している可能性はあります。

 

補足

ただ、発症前と発症中の感染力を比べると、発症中の方が強いとされているため、発症前の友達から感染する可能性はそこまで高くないと考えられます。

あくまで可能性なので、その後の体調を十分に観察しながら、もし感染していたらどういった対処をすればいいのかをあらかじめ想定しておくことも必要かもしれませんね。

 

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インフルエンザの感染期間はa型とb型で違うの?

次に、インフルエンザの

check002  「a型とb型で感染期間は違うのか?」

この、タイプの違いによって感染期間というのは変わってくるのでしょうか?

インフルエンザのa型とb型については、それぞれについて別のページでも詳しくまとめましたが、潜伏期間や感染期間においては特に大きな違いは無いとされています。

ただ、b型の場合は長く続いたり、治まったと思ったらまた熱が出てくるといったことも、a型に比べると多い傾向があるので、その辺りの注意は必要になるでしょう。

インフルエンザのa型とb型について、より理解を深めるためにはこちらも読んでもらえればと思います。

関連ページ

>>インフルエンザA型にかかったら症状や潜伏期間は?B型違い
>>インフルエンザB型症状の微熱などの特徴は?潜伏期間は?

 

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あとがき

このように感染期間の終わりとしては、一つの目安として、

check001  「解熱後2日(熱が下がった日が0日目)」

というのがあるので、これを頭に入れておくといいと思います。

細く言えば、ウイルス自体は解熱後2日を過ぎても身体に残っているようですが、このくらい日数が経過すると、他人に感染させる可能性は低くなるようです。

ほとんどいなくなるのは、解熱後およそ4日を過ぎてからだとされています。

潜伏期間も含めてですが、感染期間中は周りの家族もうつらないように気をつけなければいけません。

特に子供にうつってしまうと辛い思いをさせてしまうので、小さいお子さんがいる場合は特に気をつけたいですね。

このインフルエンザについて別の記事でもいろんな悩みについて触れています。

それらの記事をこちらのページに一つにまとめました!

インフルエンザの予防接種の時期や効果の期間はどのくらいなのか。そして予防接種をしたのにかかるケースや副作用について。

そしてインフルエンザの特徴や潜伏期間をはじめ、A型とB型の症状の違いなど、感染経路や感染期間などもまとめました。

他にも流行時期やピークとともに予防方法の食べ物や湿度管理、グッズなども見ていきます。学校や会社を休むときの対処法や知っておきたい出勤停止期間などもあるので、一緒にチェックしていきましょう!

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