厄年は災難にあいやすい年と言われていますよね。
だから、体調面や事故などには気をつけたいですが、いくら気をつけていてもとっさに何が起こるかわかりません。
そんな不安な厄年を少しでも安心できる年にするために、「厄払いをする」という人も多いですよね。
でも、この厄払いって
- いったい何をすればいいのか?
- どのくらいお金がかかるのか?
- いつまでに行っておかないとダメなのか?
いろんな疑問がありますよね。
今回は、不安な厄年にむけての厄払いについてまとめました。
厄年のお祓いってどうすればいいの?
テレビとかで芸能人が、
なんていう会話をよく耳にしますよね。
だから、あなたも心のどこかでは
厄年にはお払いに行ったほうがいいのかなあ。
こんなふうに思いながらも、実際はめんどくさいし、どこでやっているのかもよくわからないし、お金も結構かかるんじゃないの?
こんな人も多いと思います。
でも、機会があれば厄払いしておくほうがいいかなって、あなたも思っていませんか。
まずそのためには、厄払いがどこで、いつ、いくらくらいの料金でやっているのか知りたいですよね。
まずは、そのあたりを一緒に見ていきましょう。
厄払いはどこでやってもらえるの?
まず、厄払いしてもらいたいと思っても、いったいどこでやってもらえるのか気になりますよね。
どこか有名で、大きなお寺や神社に行かないといけないの?
そんなふうに思うこともあるでしょう。
でも、実際には、
一般的にはこのようになっていて、近くにあるお寺や神社で大丈夫なようです。
みなさん多いのは、神社での厄払いのようですね。
お寺では宗派によって行われていないところもあるようなので確認が必要になりますが、神社ではどこも行われているようです。(*こちらも一応、時間なども含めて確認したほうがいいかもしれません。)
団体の場合は、予約が必要な神社もあったりします。
また、神社の行事などがあったりすると、時間が限られる場合もあったりするようですね。
神社に行くと、受付や社務所へ行き申込みを進めていきます。
厄払いはどんな服装が良いの?
厄払いって、なんかしっかりとした服装で行かないといけないようなイメージがありますよね。
お祓いしてもらうということで、基本的には正装のスーツがベストのようです。
普段着でも行かれる方は多いと思いますが、断られるようなことはほとんどないようですね。(*ジーパンなどがダメな神社もあるようです。)
- 男性:スーツにネクタイ
- 女性:スーツやワンピース
こういった服装が良いですね。
まあ、特別派手な格好や、厄払いにそぐわない服装でなければ大丈夫だと思います。
厄年のお祓いはいつからいつまで?
厄年のお祓いですが、その前に厄年の確認を一度しておきましょう。
厄年の男性の年齢
前厄 | 本厄 | 後厄 |
24歳 | 25歳 | 26歳 |
41歳 | 42歳(大厄) |
43歳 |
60歳 | 61歳 | 62歳 |
厄年の女性の年齢
前厄 | 本厄 | 後厄 |
18歳 | 19歳 | 20歳 |
32歳 | 33歳(大厄) |
34歳 |
36歳 | 37歳 | 38歳 |
60歳 | 61歳 | 62歳 |
*数え年での年齢です。
それぞれ、前厄、本厄、後厄とありますが、どのタイミングで行くかはあなた次第です。
気になる人は前厄の時から行かれますし、本厄のときだけ行かれる方もいます。
「後厄のときだけ」というのは少ないような感じですね。
ここで、この表は数え年での年齢なので、ふだん私たちが使っている満年齢よりも(+1歳)してください。
また、数え年では1月1日から年齢が上がるので、たとえば、
今年、誕生日を迎えると32歳になる女性
であれば、数え年で33歳になり、本厄(大厄)を迎える年齢になります。
厄払いに行く日はいつがいい?
さて、この厄年のお祓いはいつ行くのがいいのかというと、
一般的にこのように解釈されている神社が多いようです。
つまり、厄年になったら1年のうちいつでもいいという考えです。
とはいっても、厄年が終わりそうな時期にお祓いするのはあまり意味がないですよね。
だから、元旦の初詣の時に一緒に済ませるといった人が結構多いようですね。
立春を1年の始まりと解釈した場合
また、1年の始まりは立春にあるという考えから、
立春から厄年がスタートするといった考えで、この時期から受付をされている神社もあるようです。
大安とか仏滅は?
厄払いはいつまでに行かないといけない、といったような縛りはないので、あなたが行けるときになったらで大丈夫です。
その日にちですが、
大安や仏滅なども気にしたほうがいいのか?
といった心配をされている方も多いようですが、大安のほうがいいとあなたが思うならその方がいいです。
でも、気にならないというならいつでも構いません。
六曜については別のページでもまとめましたが、結構あいまいな点が多いのでそこまで気にする必要はないと思いますよ。
関連ページ>>六曜の読み方とは?その意味や順番は?先勝友引先負仏滅大安赤口
六曜の仏滅の由来とかもわかったりするので、お時間あれば見てくださいね。
厄年のお祓いはいくら必要なの?
厄年のお祓いには、
と呼ばれる祈願料が必要になります。
一般的な相場は5,000円くらいです。
初穂料は神社によっても違うので5,000~10,000円くらいで考えておくと大丈夫だと思います。
ホームページがある神社だと、そのあたりも掲載されていると思います。
「お気持ちで」と書かれている神社もありますが、これも5,000円くらいで大丈夫だと思います。
神社の受付(社務所)に行って、厄払いの申し込みをして、所定の用紙に記入事項を書いたあと、初穂料を一緒に添えるといいと思います。
事前に初穂料を入れる袋は用意して、新札で入れるのがマナーとされています。
お金を入れる袋は、紅白の水引きの掛かった熨斗袋(のしぶくろ)を用意しましょう。
こういう袋ですね。
その書き方についてまとめますね。
初穂料の袋の書き方
表書き(上部)
「御初穂料」と縦書きします。
お寺の場合は「お布施」と書きます。
表書き(下部)
厄払いを受ける人の名前をフルネームで書きます。
裏面
下部に『金5000円』など、初穂料の金額を横書きにして算用数字で書きます。
こんな感じですね。
あとがき
厄年のお祓いについて服装やお金の問題、いつ行けばいいのか、その期間など、厄払いについてまとめましたがいかがでしたか。
こうやって全体を見てみると、ある程度イメージできるんじゃないかと思います。
申込みに行くと、厄払いの際の流れなども説明があると思うので、それに沿って進めていけば大丈夫だと思います。
今回は、厄払いについて見てきましたが、
そもそも厄年っていったい何なの?
あなたもこんなふうに感じていませんか。
その厄年について、どんな意味があるのか?いったいどこからこんな考えが生まれたのか?
という事をこちらの記事でまとめているので、厄払いの前に読んでおくと、より深く知ることができると思います。
関連ページ
厄年っていやな年ですね。
厄払いをして少しでも安心できるのなら、それもいいのかもしれません。
なんにせよ、何もトラブルがないことを祈るばかりですね。