米寿とは何歳のことでどういう意味があるの？お祝いやプレゼントは？

私たちは、ある年齢に達すると「長寿祝い」をいただくような年齢を迎える年があります。

一番有名なのは、何と言っても「還暦」ですね。

その他にも、

このような長寿を祝う節目の年齢があるのです。

今回は、この節目の年齢となる

　 米寿（べいじゅ）

こちらがいったい何歳のことなのか？

また、その意味について触れていくとともに、お祝いの花や色、そしてお祝いに贈りたいプレゼントやメッセージなど、米寿についていっしょに見ていきたいと思います。

米寿（べいじゅ）とは何歳のことなの？

この米寿（べいじゅ）とは何歳のことを言うのか？

まずは、その年齢を知っておかないとお祝いできませんね。

ただ、この８８歳というのは、本来は数え年で見るようになっています。

私たちがふだん使っている年齢の数え方は満年齢ですよね。

だから、それでかぞえると８７歳（満年齢）が米寿という事になります。

今では、そのへんがあいまいになりつつあるようで、満年齢の８８歳でお祝いするケースも多いようです。

この米寿の前の有名な長寿祝いは「傘寿祝い」になります。

そして、この米寿の次には「卒寿」というお祝いもありますね。

米寿ってどういう意味なの？

さて、米寿は８８歳の節目の年齢のことを指しますが、どうして米寿（べいじゅ）といわれるのでしょうか。

そこで、この漢字にあてられた「米（こめ）」という字に注目してみましょう。

この米という漢字は、分解すると「八十八」読めるためそこから８８歳の長寿祝いは米寿というように呼ばれたという由来があります。

こんなふうに分けれますね。

一番上はひっくり返すと漢字の「八」に見えますよね。

それで「八十八」と読めるので、８８歳は「米」という字があてられたんですね。

米寿のお祝いの色は？

還暦のときには「赤いちゃんちゃんこ」を着てもらってお祝いすることが風習となっていますよね。

これにはきちんと意味があって、「赤」には

こんな意味があります。

６０歳は還暦ですが、同時に厄年でもあったりするので、その厄払いのためにも赤いちゃんちゃんこを用意しているとも考えられています。

厄年についてはこちらでまとめているので、よかったらご覧になってくださいね。

＞＞厄年の前厄、後厄、本厄っていったい何なの？一覧表で意外な事実も！

こんなふうに、お祝いの「色」にはきちんとした意味があるんですね。

そして、この米寿でもお祝いの色があって、

　　「黄（金茶）色」

この色が選ばれています。

黄（金茶）色は「稲穂の色」に由来しているという説があり、東北地方などのお米の生産が盛んな地域では、米寿のお祝いを盛大にされることが多いようです。

また、沖縄では米寿よりもトーカチ（斗掻）と呼ぶ方が一般的なようで、タライなどにお米を盛って、トーカチ（斗掻）を飾り立て盛大にお祝いをおこなうようです。

お祝いに来てくれた招待客に、トーカチを配っていた事からこのように呼ばれたようですね。

米寿にはどんなお祝いやプレゼントをするといいの？

米寿を迎えたおじいちゃん、おばあちゃんには、いったいどんなプレゼントやお祝いの品が喜んでもらえるのか悩みますよね。

米寿祝いのプレゼントには特に決まりはないと言われていますが、先ほどふれた「黄（金茶）色」をテーマに選ぶパターンがあって、これがわかりやすいと思います。

では、どんなプレゼントがあるのか？

いくつかピックアップしてみたので参考にしてくださいね。

米寿に喜ばれるプレゼント例

【黄色いちゃんちゃんこセット】

【米寿（88歳）テディベア（ホワイト）】

【お名前ポエム】

プリザーブドフラワー

黄（金茶）色をベースにしたプレゼントなので、結構喜ばれそうなものがたくさんありますよね。

米寿のお祝いメッセージ

家族のおじいちゃんに米寿のお祝いメッセージを贈ったり、遠く離れた恩師に米寿のお祝いのお手紙を出すとき、どんなふうに書けばいいのか迷いますよね。

そんなお祝いメッセージですが、書き方のポイントとしては、

基本的にはこのようなことが大切ですね。

あとこれに、何かエピソードのようなものも交えながら書けるとオリジナリティが出ますよね。

このあたりを抑えながら、相手のことを思い浮かべて書き始めると良いメッセージが作れると思いますよ。

いろんな文例を見てみたい方は、こちらを参考にアレンジしてくださいね。

＞＞還暦や古希、喜寿のお祝いメッセージ＆手紙の文例集！傘寿米寿白寿

あとがき

米寿とは何歳なのか、またその意味やお祝いの色、そしてお祝いに贈りたいプレゼントやメッセージなど見てきましたがいかがでしたか。

米寿というと８８歳ですが、この年齢まで長生きされると長寿だという実感もわいてきますよね。

８０歳の傘寿祝いの記事にも書いたのですが、「八」という数字は末広がりの意味を持ち、とても縁起のいい数字だと昔から考えられてきました。

初めに紹介したように米寿の「米」は「八十八」というように分かれるため、その「八」という数字が２つも入っていますよね。

そして日本という国は、お米とは切っても切れない深い関係があります。

日本にとって関係の深い２つの意味が入った「８８歳＝米寿」という節目の年齢なので、米寿を迎えるおじいちゃん、おばあちゃんにはとても縁起の歳と考えられ、長寿祝いの中でも特に盛大にお祝いする地域が多くあるんですね。

この長寿のお祝いの節目は、他にも「傘寿」や「喜寿」などたくさんあります。

そんな節目についてはこちらのページでまとめているので、よかったらのぞいてみてくださいね。

＞＞長寿祝いの年齢って何歳なの？お祝いの色やプレゼントは？一覧