あなたも一度は「厄年」という言葉を聞いたことがあると思います。
あまり関係ないと思っていても必ず耳にしますよね。
その厄年は、人生の中で、
- 男性が3回
- 女性が4回
これだけの回数を迎えることになります。(*寺社や宗派によって異なる場合もあります。)
でも実は、厄年というのはこれだけではなく、
⇒ 前厄
⇒ 後厄
といって、この厄年の前後にも存在する年があるのです。
では、この前厄と後厄っていったい何なのか?
また、男性3回、女性が4回迎える「本厄」ですが、この中で最も注意しておきたい「大厄」という年も出てきます。
今回はこんな厄年について、一覧表も含めまとめました。
すると実は、この厄年は「女性にとって不安になる意外なこと」もわかりましたので、これも一緒に確認していきましょう。
厄年の前厄っていったい何なの?
厄年というのは、
ということで、「厄年」って字を見た通り、
あまりよくないんだろうな~・・・
っていう年です。
その厄年についてですが、まずは何歳なのかを知っておかないといけませんよね。
厄年の男性の年齢
- 25歳
- 42歳
- 61歳
厄年の女性の年齢
- 19歳
- 33歳
- 37歳
- 61歳
*宗派や神社仏閣によっても異なる場合があります。
これらはすべて数え年の年齢です。
私たちは「満年齢」で年を数えています。
数え年はこれよりも1年プラスした年齢だと考えるといいです。
前厄は本厄の前兆
さて、このように男女それぞれで厄年が違っているのですが、この厄年の前の年は、
前厄
このように呼ばれていて、厄年に向けての「前兆、前触れの年」とされています。
つまり、
そんな年だと考えられているのですね。
本番に向けての予行演習といったところでしょうか。
厄年だけでも一年注意しないといけないのに、その前兆もあるなんて嫌ですよね。
- 男性の場合、前厄は24、41、60歳
- 女性の場合、前厄は18、32、36、60歳
この年齢になります。(数え年で)
前厄は考え方によって変わる。
こんなふうに説明しましたが、これも人それぞれでとらえ方が変わってくるようです。
前厄は厄年と同じくらい注意する人もいますし、「まだ前厄だから」という考えで、そこまで気にしない人もいますね。
また、後でお話しする「大厄」の前厄の時だけ注意するといった人もいます。
厄年の後厄っていったい何なの?
さて、前厄についてお話してきましたが、前厄があるなら後厄もある。
といったように、本厄の後には、後厄と呼ばれる年が続きます。
この後厄は、
このように考えられています。
大きな災難や災厄はピークを過ぎましたが、きちんとおさまるまでには期間が必要といったところでしょうか。
その後厄の年齢は
- 男性の場合、前厄は26、43、62歳
- 女性の場合、前厄は20、35、38、62歳
この年齢になります。(数え年で)
後厄は本厄の余韻
本厄は終わり、後厄の時期になると不幸な出来事も徐々に弱まっていくと考えられています。
これも前厄の時と同じく、人それぞれで考え方も違うようですね。
本厄が終わったのだから、「もう後厄はあまり関係ない」と考える人もいれば、後厄でもしっかりとお祓いしたり注意しないといけない。
こんな考えの違いもあるようです。
厄年の本厄っていったい何なの?
厄年には上でも見てもらったように、
- 男性の場合、25、42、61歳
- 女性の場合、19、33、37、61歳
これらの年が厄年になります。
そしてこれを「本厄」というように呼んでいるんですね。
その前後で、前厄と後厄がありますが、すべてこの本厄の年を中心に考えられています。
ただ、あなたもそうだと思いますが、女性の場合19歳(満年齢の時で18歳)で厄年を迎えるなんて、あまり知っている人は少なかったんじゃないでしょうか?
厄年ってそんな早くに来るの? 厄年ってもっと年取ってからじゃなかったっけ?
そんなふうに私は思っていました。
だから、当時あまりよくないことがあったかどうかなんて覚えていないですし、特に何もしてこなかったと思います。
そういう人は多いんじゃないでしょうか。
本厄の中で最も注意すべき大厄とは?
さて、男女それぞれにあるこの本厄ですが、実はこの中でも、
という、「大厄」と呼ばれている年があります。
それが、
- 男性42歳
- 女性33歳
*ともに数え年
この年齢が、おそらくあなたが考えている厄年というものだと思います。
私もそうですが、この大厄が厄年だというものだと思っていました。
だから、この「大厄の年だけ注意する、お祓いする」といった人が多いようですね。
色々と体調面や仕事の環境、生活の環境も変わりやすい年なので、厄年という事もあってなにかと注意したい年ではないでしょうか。
前厄、本厄、後厄の一覧表と驚きの結果とは?
さて、別々で前厄、本厄、後厄と紹介してきましたが、ちょっとわかりにくいかもしれませんので、一覧表にしてまとめてみました。
厄年の男性の年齢
前厄 | 本厄 | 後厄 |
24歳 | 25歳 | 26歳 |
41歳 | 42歳(大厄) |
43歳 |
60歳 | 61歳 | 62歳 |
厄年の女性の年齢
前厄 | 本厄 | 後厄 |
18歳 | 19歳 | 20歳 |
32歳 | 33歳(大厄) |
34歳 |
36歳 | 37歳 | 38歳 |
60歳 | 61歳 | 62歳 |
*数え年での年齢です。
このように表にするとわかりやすくなりますね。
ただ、ここでよ~くご覧になって下さい。
女性の厄年なのですが、
- 32~34歳
- 36~38歳
*数え年です。
このように前厄と本厄、後厄あわせて合計で6年も厄に触れる年があるじゃないですか!
だから、
こんな嫌な気分になる結果となっているのです。
でもまあ、これも考え方次第です。
気にするかしないかはあなた次第なので、こちらの記事も読んで考えてみてください。
関連ページ>>厄年は何が起こるか気をつけることは?気にしないでも大丈夫?
ただ、あまりいい気分ではありませんね・・・。
あとがき
今回は、本厄の他にも、前厄、後厄といった年について見てきましたがいかがでしたか。
本厄が一番注意したい年だとすると、その次が前厄、そして最後は後厄といった順番になるようです。
こうやって、前厄、本厄、後厄とみていくと、まるで風邪やインフルエンザのような病気のようにも見えてしまいます。
- 前厄:病気になる前にきちんと予防対策しておく。
- 本厄:病気にかかってしまったらゆっくり休養する。
- 後厄:治りかけだから、ぶり返さないように注意する。
こんなふうに考えるとわかりやすいのかもしれませんね。
厄年というのは、いざその年齢になると嫌なものです。
でも、それを逆にプラスに考えて、普段おろそかになっている体調面や健康の管理、仕事や生活環境の変化があってもいいように副業をしてみるなど、自分を見直すキッカケになるかもしれません。
厄年だからって、何も身動きできないという事はないですからね。
では、そんな今年の厄年は、何年生まれの人なのか?
こちらで確認できるので、「あなたは今年どうなのか?」まずはここでチェックしてみましょう!
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