結婚が決まって結婚式をするのなら、結婚式場を選ばないといけませんね。
でも、その結婚式場を選ぶにも、
結婚式に招待する人数はどのくらいになるのか?
これがわかっていないと会場の規模の問題もあるので、ある程度正確な招待人数がわからないと話が進みにくい場合があります。
その招待客のリストアップをするにも、選び方があります。
今回は、結婚式に招待する人数、そしてその選び方や範囲など招待客のリストアップについてまとめました。
結婚式に招待する人数って平均どのくらい?
結婚式に招待する人数は、どういった結婚式にしたいのかそのスタイルによっても変わってくると思います。
招待客の平均人数の内訳としては、
親族 | 39%前後 |
学生時代の友人・恩師 | 33%前後 |
勤務先の上司・同僚 | 22%前後 |
親の知人・友人 近隣住民 |
3%前後 |
その他 | 3%前後 |
だいたいこのようになっている傾向で、友人や知人は全体の3割くらいの人数を呼んでいることが多いようですね。
ただ、これはあくまで目安としての人数なので当然身内だけで行う結婚式だったりすると30人くらいの少人数になったり、交友関係が広くなって来ると100人以上になるといったケースもあります。
友人や知人が少なくて結婚式はやりたくないといった人も多くなってきていますが、親の気持ちなどを考えると「結婚式はやってあげたいな。」と思う人も少なくないようですね。
そのように思って式をされた人は、やって良かったと思う人も多いようです。
逆に招待する人数が多すぎる場合には、二部制にして挙式の後の披露宴を
- 親族の集まり
- 友人の集まり
といったように分けるタイプだったり、挙式と披露宴を二回やってしまうといったタイプもあるようで、いろいろとバリエーションもあるようですね。
では、この結婚式の招待する人数を決めるにも、
どうやって結婚式の招待客を選んでいけばいいのか?
次は、その選び方について見ていきましょう。
結婚式に招待する人の選び方は?
結婚式に招待する人数によって選ぶ会場も変わってくると思うので、招待客のリストアップは早めに行うことが必要ですね。
また、招待してもどのくらいの人が来てくれるかどうかはすぐにわからないので、ある程度は人数調整も考えて、
だいたい10人くらいの増減を目安に招待する人をリストアップする。
という選び方をすれば、会場選びもやりやすくなると思います。
招待する人の選び方ですが、一般的には
親族
友達・知人
職場の上司、部下
といった人を選んで分類します。
そしてこの中で、
- 主賓クラス
- 必ず招待したい人
- できたら招待したい人
- 二次会から招待したい人
といったような分け方が出来ます。
このように優先順位を決めた選び方だと、新郎と新婦側で招待客のリストアップが出来たときに人数の調整がしやすくなるので進めやすくなりますね。
また、このとき、新婦側の招待した人数がすごく多くて、新郎側がすごく少ないなんてことになるとバランスがおかしくなってしまいますが、無理に招待したい人を削ったりすることは止めたほうがいいと思います。
完全にお互いの招待客を5:5にするのは難しいので、だいたい同じくらいになれば理想でしょうね。
ただ、費用の分担が招待客一人当たりで計算して清算する場合は、あまり偏りが出ると片方の負担が大きくなることも考えられるので、招待客の選び方には相談が必要だと思います。
また、気を使うのが親族関係や職場関係のリストアップです。
特に親族の招待客選びは、親を交えて行ったほうが後々のトラブルや漏れがないのかを確認できるので、必ず親に相談して決めるようにしてくださいね。
結婚式に招待する人の範囲はどこまで?
さて、結婚式に招待する人がなんとなく頭の中でも整理できてくると思いますが、その中で、
どこまでの範囲で結婚式に招待すればいいのか?
ということで悩む方も多いのではないでしょうか。
具体的なところで言うと、
- 親族はどこまで招待すればいいのか?
- 職場の上司や部下、同僚はどこまで招待するのか?
- 異性の友達は招待してもいいのか?
といったところでしょう。
細かい範囲は他にもたくさんあると思いますが、まずはこういった代表的なケースの悩みについて見ていきたいと思います。
親族はどこまで招待すればいいのか?
親族を結婚式に招待する場合には
というのが一般的です。
親の兄弟は夫婦で呼ぶことがほとんどのようですね。
新郎新婦のご両親はもちろんのこと、新郎新婦の兄弟姉妹とその家族(甥っ子や姪っ子)、祖父母などが親族で必ず招待する範囲になると思います。
悩むのは「いとこやそれ以外の親戚」を招待するのかどうかといったところでしょうね。
わりと親密な関係にあるのであれば招待することになると思うし、他にもさまざまな付き合いで招待すべき親族もいると思います。
このあたりの事情についてはご両親のほうが詳しいと思うし、色々と都合もあると思うので相談しながら決めていくといいのではないでしょうか。
もし、式場や結婚スタイルの関係で呼べない場合は、両親のほうから「今回は身内だけの式になりますので。」といったように、事情を説明してもらうようにお願いするといいと思います。
職場の上司や部下、同僚はどこまで招待するのか?
今のご時世では、仕事にもさまざまなスタイルがあるのでこの問題も難しいですね。
基本的には「直属の上司」といったことになると思いますが、会社の規模などもあると思うし社内で伺ったほうが良い場合もあります。
例えば、
「同僚は呼びたいけど上司は呼びたくない場合」
というのもあると思います。
でも、このケースで上司を呼ばないとなると、後々仕事がやりづらくなることは目に見えているので、
こういった選択を迫られますね。
人数の都合で上司以外呼べない場合もあると思いますが、そういった場合は二次会からの参加を呼びかけるとかの方法もあると思います。
職場関係の人の選び方は、
誰を招待したか、しなかったかで今後の仕事に影響が出ないように選ぶこと。
これが根本にあると思うので、招待した人、しなかった人それぞれのメンツが立つように事前やその後のケア(説明)もしっかりとしておきたいですね。
職場の人選びも、「自分の都合の良い、仲の良い人」だけで選んでしまうと、後でわだかまりが出来るかもしれないので注意が必要です。
異性の友達は招待してもいいのか?
同性の友達は全く問題ないと思いますが、リストアップしているうちに、
異性の友達を呼ぶか呼ばないか?
ということで悩む方も多いと思います。
もし招待する場合は、前提として、
相手にきちんと説明が出来る友達なのかどうか。
これが大切なポイントですね。
異性の友人というだけで、さまざまな勘繰りをしてしまうものですし、相手としてもあまり良い気分にはなれないでしょう。
だから、
- 「こういうことでお世話になって・・・」
- 「今はこういった関係で・・・」
- 「こういった事情があるから招待したくて・・・」
などなど、きちんと説明できるようにしてわだかまりが生まれないようにしたいですね。
あいまいな説明しか出来ない友人だと、逆に怪しまれたりします。
元彼や元彼女を呼ぶなんてことを考える人もいますが、相手の気持ちを考えるとよくありませんよね。
元カレや元カノに祝って欲しいといった気持ちがあるかもしれませんが、あなたが今大事にしたいと想っている人の気持ちを考えれば、呼ばないほうが無難です。
また、異性の友達を結婚式に呼ぶのは当人の問題だけではなく、今後の夫婦ゲンカや嫁姑問題などにも発展するケースもあるようなので注意してくださいね。
あとがき
結婚式に招待する人数や選び方、その範囲などについて見てきましたが、まずは招待したい人を順番にリストアップしていくことですね。
その上で人数が足りないときや多すぎる場合にどうすればいいのか考えるようにしましょう。
また、新郎新婦の間にある程度ルールを設けて、
- この範囲の人は招待する。
- それ以外の範囲の人は招待しない。
といったように線引きしてからリストアップして、その後で会場を選ぶようにするとスムーズに決まるケースが多いようです。
ただ、これも結構はやめの段階でしておかないと、会場の変更をしないといけなかったりする場合も出てくるのでしっかりと作成しておいてくださいね。
結婚式の準備のために
結婚式は招待する方も招待される方も、いろんな準備があるので大変なことも多いですし、また、知っておかないといけない結婚式のマナーがあったり、役に立つ知識などもたくさんあります。
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