トイレットペーパーは生活には欠かせないものだから、あまりお金はかけたくない人も多いでしょう。
でも、いったいどれが安いのかよくわからない人も多いと思います。
1ロール当たりの値段や安売りの時に買ったりするけど、本当に安く買えてるのかも基準がないとよくわからないですよね。
そんなトイレットペーパーの値段をわかりやすいように1m当たりの単価で計算することで、その商品が高いのか安いのかの目安となります。
また、その単価の幅をいくつかに分けて比較し、どのくらいの金額なら安いのかという目安も設定しました。
そこで今回は、
トイレットペーパーの値段の平均の相場はいくらくらいなのか。
また1m当たりの単価比較や価格の目安、シングルとダブルの価格比較。
そして楽天やアマゾンなどの通販でまとめ買いで格安に手に入る激安店など、トイレットペーパーの買い方についてまとめました。
トイレットペーパーの値段の平均相場は?
トイレットペーパーは毎日使うものなので、やっぱりコストの面が気になりますよね。
なるべく単価の格安のものを使いたいけど、平均的な相場とかどこで買うのか、まとめ買いの方がいいのか。
1m当たりどれくらいだと平均より安いのかなど、いろいろと考えるところがあると思います。
そんなトイレットペーパーの値段ですが、もちろん店によってその価格は変動するしなかなか「コレだ!」といった値段を提示できませんが、一つ目安になるのは、
ということで計算できる部分があります。
そこで覚えておきたい計算方法が、
販売価格÷(トイレットペーパーの1個の長さ×ロール数)
これが1m当たりの値段となります。
これはシングルの場合で考えますが、ダブルは(トイレットペーパーの1個の長さ)を2倍にし、シングルに合わせることとします。
例えば
だったとすると1m当たりの金額は
417÷(60×12)=0.579円
ということになります。
トイレットペーパーの1m当たりの単価比較
さてこの0.579円という金額が平均の相場として高いのか安いのか?
というところなのですが、結論としては
ということが言えそうです。
これには価格調査をされていた資料があり、それをもとにこういう結果を伝えているわけですが、
それはこちらのページで確認ができます。
当然、年月とともに値上げなどもあるとこの価格もアテにならなくなりますが、ある程度の目安にはなると思います。
トイレットペーパーの価格の目安
他の価格調査をされているページなども参考にすると、
- 0.5円を切ると安い
- 0.5~0.7円くらいは許容範囲
- 0.8円以上になると少し高め
- 1.0円を超えると高い
おおよそこのような感覚でしょうか。
やはり安くなるのは、シングルで大手メーカーのものではないトイレットペーパーは安くなる傾向があります。
高くなるのは大手メーカーのダブルで品質のいいもの。
このように大雑把でも基準があるとわかりやすくなると思います。
トイレットペーパーのシングルとダブルの価格比較
トイレットペーパーにもシングルとダブルがありますよね。
でも、いろんな製品を見ていると、同じ会社が販売している同じブランドでもダブルの方が高くなる傾向が多いような印象です。
例えば、エリエールのシングルとダブルですが、Amazonでは
シングル60m・12ロール入り:417円
ダブル30m・12ロール入り:479円
シングル1mあたり:0.579円
ダブル1mあたり:0.665円
というようになりました。(*もちろん価格変動あり)
ですので、値段の安さを求めるのならシングルの方がお得になる傾向が高いと思います。
トイレットペーパーのシングルとダブルの違い
トイレットペーパーのシングルとダブルの違いですが、よく
シングルとダブルってどっちがお得なの?
という疑問が多いと思いますが、これは
というような答えがほとんどだと思います。
それにもいくつか根拠があって、その大きな理由の1つが
平均的な1回の使用量
実はシングルの方がダブルに比べて厚みを小刻みに変えやすいので、シングルの方が経済的に使えるんですね。
人によってトイレットペーパーの使用量は違いますが、平均的な1回の使用量は以下の通りです。
トイレットペーパーの平均的な1回の使用量
使用量(小) | 使用量(大) | |
シングル | 89cm | 177cm |
ダブル | 66cm | 146cm |
*全国家庭用薄紙工業組合連合会の調査より
平均的なシングルが60m、ダブルが30mなので大で使用したとすると
シングル:6000㎝÷177cm=約33.9回
ダブル:3000cm÷146㎝=約20.5回
ということになりますよね。
ですので、シングルの方が1.65倍拭けるということになります。
だからシングルの方がダブルよりもお得!値段が安い
ということが言える一つの目安となるわけなんですね。
トイレットペーパーのシングルとダブルの違いは何なのか。
なぜこの2種類に値段や経済的な問題、厚みや重さの違いがあるのかなどいろいろまとめているので、ぜひこちらも参考に読んでみてください。
関東や関西でも違いがあり、やはり節約に敏感な関西ではシングルを使う人の割合の方が多いという調査もあります。
オフィスとかスーパーなどでも、ほとんどシングルのトイレットペーパーを使ってますよね。
ですので、コスト面を考えるならシングルの方が経済的にいいと思います。
トイレットペーパーを格安値段で購入できる激安店は?
このトイレットペーパーを格安の値段で手に入れたい人も多いと思います。
でも、一般的なスーパーやドラッグストアでは、何かの安売りをしているときにしかなかなかチャンスがないですよね。
それにタイミングがうまく合えばいいですが、なかなか仕事で忙しかったり、大量に購入したいと思っても持って帰るのもしんどいですよね。
そこで活用したいのは、楽天やアマゾンなどの通販です。
ここだと自分の好きなタイミングで好きな量を購入することができます。
また、持ち運びの不便さもなく大量購入できたり、またポイントがついたりするので非常にお得です。
そして格安の値段で販売されているトイレットペーパーもあります。
例えば、業務用の箱買いのトイレットペーパーとかですね。
どんなものが販売されているのか一つ例を見ていきましょう。
トイレットペーパーを楽天やAmazon通販で箱買い
|
こちらは業務用のシングルトイレットペーパー150m~170m:48個入りです。
芯なしのタイプで150~170mとバラツキがあり訳ありとなっているようです。
訳ありトイレットペーパーは使い始めののり付けがはがれた物や、芯なしのコア部分が少し変形してしまった物で、まったく通常使用や工場や現場で使用するには十分です。
今あなたがこれをご覧になられている時の価格がどうなっているかはわかりませんが、今の値段が「¥3110」となっています。
まず150mで48個入りとして、上で見てもらった1m当たりの単価を求めていきますね。
3110÷(150×48)=0.432円
これは先ほどのエリエールが0.579円だったので、大幅に安いことがわかります。
トイレットペーパーの紙幅などのサイズ
ただ、この商品では「紙幅が通常品114㎜より6㎜狭い108㎜ですが一般家庭用でも全く問題なく使用できます。」
というように書いてあるので、この部分で差が生まれているのかもしれません。
とはいうものの、この108㎜というのは特別狭いと感じるものでもないと思います。
それは私の家で使っていたダブルのトイレットペーパーがこのくらいの長さだったんですね。
この写真にあるようにおよそ108㎜でした。
このトイレットペーパーの紙幅やロールの直径については別のページで詳しくまとめているので、興味のある方はこちらをご覧になってください。
関連ページ
JIS規格などの事もこちらで触れています
トイレットペーパーの業務用が安いわけではない
これは完全に業務用のものですが、もちろん家庭でも使えます。
家庭内で特にトイレットペーパーにこだわりがないのなら、こちらの方が完全にお得ですし量も多いです。
こういった業務用のものも選択肢に入れておくと、格安価格で購入ができるし買いに行く必要もありませんね。
ただし、業務用のものだからと言ってすべて安いわけではありません。
大手メーカーの物でもドラッグストアなどで安売りしているときは、そちらの方が単価的に格安の場合も多いです。
むやみに「業務用だから安い」という錯覚に陥らないようにしましょう。
トイレットペーパー楽天通販の格安商品は?
では、先ほどのような格安のトイレットペーパーは、他にもどんな商品があるのか。
楽天とアマゾンを中心にいくつかピックアップしていきたいと思います。
*価格変動などがあり格安でなくなっている場合もあるので、そこはご理解ください。
トイレットペーパー通販格安商品:業務用の芯なし
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こちらは楽天通販で販売されている、業務用の芯なしトイレットペーパーで170mの48ロールです。
こちらの1m当たりの単価が0.435円ということで激安です。
*価格は見る時期によって変動します。
先ほどのものと単価は変わらないように思いますが、先ほど上で紹介した物は150~170mという幅で最低の150mで計算してるので、ポテンシャルは上の物の方があります。
トイレットペーパー通販格安商品:エリエールロング
こちらはAmazonのエリエールのイーナシングル(100m) 12ロールです。
普通の大手メーカーの商品ですが、エリエール系はわりと安いような感じがあります。
こちらは646円となっているので、
646÷(100×12)=0.538円
*価格は見る時期によって変動します。
だから大手メーカーのもので普通に購入したいのなら、Amazonでも結構オススメの商品です。
トイレットペーパー通販格安商品:エルヴェールシングル
こちらはエルヴェールシングル(200m) 6ロールの芯なし古紙配合です。
これは古紙配合となっていてかなりお得な激安商品です。
この時の価格が563円なので
563÷(200×6)=0.469円
*価格は見る時期によって変動します。
業務用のものと比べてもそん色がないくらい安いです。
先ほどのエリエールと同じ会社の大手メーカー大王製紙なので、品質も安心ですね。
これだとお店でも見かける商品だと思うので、かなり狙い目の商品です。
600円だったとしても1mあたり0.5円なのでお得ですよ。
あとがき
トイレットペーパーの値段の平均の相場はいくらくらいなのか。
また1m当たりの単価比較や価格の目安、シングルとダブルの価格比較。
そして楽天やアマゾンなどの通販でまとめ買いで格安に手に入る激安店など、トイレットペーパーの買い方についてまとめましたがいかがでしたか。
お店によってまとめ買いが安かったり芯なしが良かったりなどいろいろありますね。
もし、ドラッグストアなどで安く販売しているのならそちらで良いと思いますが、通販でも安い店はあります。
また、持ち帰る必要もないしポイントがついたりすることもあるので、見比べて安い方を購入する。
もしくは通販で他の物を買うついでに買うなど、いろんなパターンを自分の中で作っておくといいと思います。
そんなトイレットペーパーですが、
大量にまとめ買いしたいけど、置くところがないから結局無理なんだよね。
こんなふうに思っていませんか。
確かに家の中に収納スペースがなかったら邪魔になるだけなんですが、実はトイレの中には使っていない空間がたくさんあるんです。
それはアイデア次第でかなり収納スペースを作れるんですね。
特に突っ張り棒を使った収納アイデアは、家のいたる所で応用がきくので、ぜひこちらも読んでみてください。