引越しするとなると、いろんなことを始めないといけませんが、必ず行わなければならないのが、
荷造り
でも、この荷造りがなかなか終わらないことも多く、当日になってもバタバタする場面も少なくありません。
こうなると引越し業者にも迷惑がかかり、最悪追加料金が発生する可能性もあります。
そんなことにならないように、あらかじめ荷造りをきちんとしておきたいですよね。
例えば、
- 本や食器の詰め方
- 荷造りにかかる日数や時間
- いつから始めればいいのか?
- どんな手順で荷造りすればいいのか?
などなど、荷造りにはある程度計画を立てて行わないと、苦労することも多くなってきます。
そこで今回は、この引越しの荷造りをする上で失敗しないための
というのをまとめました。
引越しの荷造りのコツが知りたい!
引越しする上で必ず必要になるのが
荷造り
ただ、うまく計画を立てて行わないと、当日になっても終わらないといったケースも少なくありません。
そこで、荷造りをする上で失敗しないために上手な荷造りが出来るように、
というものをまとめました。
私も4回ほど引越し経験がありますが、やっぱり荷造りには気を使いながらしてましたね。
そして、特に大切になると考えているのが
- いつから始めればいいのか?
- どんな手順で荷造りすればいいのか?
ということです。
経験上のこともありますが、この2つのコツさえ抑えていればある程度はなんとかなると思っています。
他にも細かいコツはたくさんあるので、最後にまとめてお話しようと思います。
まずは、この2つから触れていきましょう。
引越しの荷造りはいつから始めるのがいいの?
引越しの荷造りで失敗しやすいのが、
- 日数、時間が足りない。
- 全然終わらない。
といったことで、当日まで荷造りを持ち越してしまうパターンです。
どうしてこういったことが起こるのか?
それにはいくつか原因が考えられますね。
例えば、
- 始めるのが遅かった。
- ダラダラやっていた。
- 多すぎて終わらなかった。
- 忙しくて手がつけられなかった。
- 引越しの日が急に決まった。
などでしょう。
引越しの日が急に決まったなどは、突発的なことなので仕方がない部分も多いですが、他の原因に関しては
これが解決、手助けになることも多いです。
なので、単純に早ければ早いほど後が楽です。
早く始めた時には、
がたくさんあるからです。
これが遅くなってからでは、それこそ余計に忙しくなって終わらないでしょう。
一般的に、引っ越しの荷造りはいつから始めれば、余裕を持ってできるのかというと、
このくらいの時期から、日数・時間に余裕を持って荷造りをすれば大体は終わるはずです。
もし無理な場合には
1ヶ月前には荷造りだけではなく、インターネットや固定電話の工事の予約、役所手続きなども色々あるので、さすがに始めておかないとバタバタしますよ。
引越し時期が決まっている場合は。
引越し時期が未定の場合は、結構直前まで荷造りなど忙しくなるかもしれませんが、
- この春から社会人になるから3月初めには引越す。
- 新築の家が9月あたりに完成予定。
こんなふうに決まっている場合には、そこから逆算していつから始めればいいのかわかるはずです。
ですので、この頃にはすでに引越し業者は決めた状態にしておくのが理想です。
もし決まっていなくてもダンボールを用意して、少しでも始めておくべきです。
ダンボールを無料で手に入れる方法や、引っ越し業者の選び方はこちらでまとめています。
見積もりや業者の比較の際に参考にしてくださいね。
私の以前の引越しは5月の中頃でしたが、すでに3月には引越し準備は初めていました。
できるだけ余裕を持って、荷造りできるように早め早めに行動してくださいね。
引越しの荷造りの手順は?
さて、引越の荷造りでは、後のことを考えるときちんとした手順が必要なんです。
「何でもかんでも詰めてしまえば終わり!」
ってわけありませんよね。
当然、引越しの当日まであなたは旧居(今住んでいるところ)で生活するわけですし、いきなり服を全部ダンボールに入れたり、冷蔵庫の中身を空っぽにする訳にはいかないですよね。
なので、
引越しの荷造りには、ある程度の手順というものがあります。
荷造りが完了していくうちに、後で、
あの本が必要なのに、もうダンボールにしまって荷造りしちゃった・・・。
また取り出さないと、どこに入れたっけ・・・?
なんてことにもなってしまいかねません。
そこで、ここでは引っ越しの荷造りの手順について、ざっと見ていきたいと思います。
引越し2~3ヶ月前の荷造りのコツ
この時期はまだ引越しの荷造りをするというよりも、
処分するものと、新居に持っていくものを分ける。
と言った段階です。
引越しはいい機会なので、新居では新しい物を新調して新生活をおくるといったこともしやすいですよね。
他にも、
- この服は何年も着ていないし捨ててしまおう。
- このテーブル使ったこと無いなあ。
- この請求書はもう捨ててしまってもいいよね。
などなど、処分するものはたくさん出てくるはずです。
この時にアルバムや写真、昔の思い出の品がたくさん出てくるでしょうが、ほどほどにして切り上げないと時間がいくらあっても足りません!
何も終わらない羽目になり、1日無駄にします。
(私がこれをやってしまいました・・・。)
懐かしむ気持ちは当然出てくると思いますが、一向に終わらないというか荷造りが始まらないので良いところで切り替えてくださいね。
ある程度荷造りするものと処分するものを分けながら、新居に持って行く物をダンボールに詰めていくわけですが、手順としては、
例えば、
- 冬場であるなら、夏物の服や冬ブトン
- 引越しまでは使わない本、DVD、家電
- アルバムや保管書類(保険証書や請求書など)
こういった、いわゆる「普段使わないもの」から荷造りしていきましょう。
基本的には、押入れやクローゼットなどの中にある使わないものから整理していき、空いたスペースに荷造りしたダンボールを収納すればいいと思います。
そうすることで整理できスペースも確保できますね。
そして、普段使うものでも、
というのがありますよね。
歯磨き粉や洗剤、トイレットペーパーやティッシュ、調味料などなどたくさんあると思いますが、引越し当日はできるだけ荷物を減らしたいですよね。
このストックも使い切れるように、調整して使っていけるとよりベターだと思います。
無理なら仕方ないので、「できれば!」と言った感じで。
ストックはまた、新居に移った際に買い揃えれば問題無いと思います。
引越し1ヶ月前の荷造りのコツ
この辺りになると、いよいよ本格的に引越しの荷造りをしていかないといけません。
ここでも、荷造りしてる間にいるものと処分するものがたくさん出てくると思うので、少しでも「いらない、使っていない」と感じたら捨てることも大切です。
いずれ使うかもしれないから・・・。
と言って、今まで使ったこともないものをとっておくのはダメです!
新しい生活で、これからあなたが出会う物のスペースを奪いかねない。
個人的にですが、こんなふうに思います。
直前まで使うもの(服、布団、食器、タオル等)は、必要な物だけとっておいて、それ以外のものは荷造りしてしまいましょう。
そして、特にキッチン・台所が時間がかかると思うので、出来るものは早めに荷造りしておくのもコツの一つです。
引越しの2~3日前くらいになると、ほとんど引越しの荷造りも終わった状態に近づいていないとバタバタします。
必要な荷造りはほとんど終わり、あとは冷蔵庫の中身をカラにしたり、洗濯は当日にはしないように洗い物は別で分けておいたり、生活する上で最低限必要なものだけになっていないといけません。
その他の引越し荷造りの手順やコツ
まずは、荷造りのコツとして
- いつから始めればいいのか?
- どんな手順で荷造りすればいいのか?
ということについて見てきましたが、これ以外にもコツはたくさんあるのでまとめてみました。
自分がすべき荷造りについて確認する。
ベッドやテレビ、テーブル等、大型の荷物はどうすればいいのか?
最初に業者と確認をとって、「自分がしないといけない荷造り」について確認しておきましょう。
*あなたが選択したサービスによっても大きく変わってきます。
スーツやジャケットなど
衣類をハンガーに掛けたまま運送できる
という物も、当日に無料で貸し出ししてくれる引越し業者があります。
私が頼んだ「アリさんマークの引越社」では貸出無料でした。
だからスーツとかハンガーにかかっているものは、当日までそのままでも大丈夫です。(どのくらいの量が入るかは業者に確認をとってくださいね。)
衣装ケースの中身
衣装ケース(透明のプラスチックのものが一般的)に衣類を入れている方は非常に多いと思いますが、引越しの際には『衣類であれば』そのまま入れた状態でも、大丈夫なようです。(一応引越し業者に確認しておかれるといいでしょう。)
そして中身が飛び出さないようにきちんとガムテープ等で固定しないといけません。
また、中身が服以外(本とか食器とか)は重くなったり危険性が増すのでダメです。
スチールラック、カラーボックス
中身はきちんと荷造りしておきましょう。
カラーボックスなどは当日引越し業者が運んでくれると思います。
食器棚
中身は当然全て出しておきましょう。
そして棚などで取り外せるものは全て取り外して、運びだす途中でドアが空いたりしないようにきちんと固定しておかないといけません。
食器
食器は引越しの際に割れてしまう危険性があるので、1つずつ新聞紙などでくるんで、ダンボールには縦に入れていくのが基本です。
普段、食器棚に入れているように横に重ねてしまうと、重みが一番下の食器に全部かかるので割れやすくなります。
ただ、茶碗やどんぶりは伏せて重ねましょう。
なるべく隙間ができないように、新聞紙などを活用してください。
ベッド・テレビ台・机など
組み立て式のものの場合、自分の部屋から出ないこともよくあります。
その場合、
- 自分で解体して再び新居で組むのか?
- 業者に頼むのか?
- 大きな出口がある場合、そこから出すのか?
など選択肢があると思うので、これも一応業者に確認しておきましょう。
まだまだ他にもありますが、自分がしなければいけない荷造りについての確認は主にこんな感じでしょうか。
新居の間取りやレイアウトを考える。
転居前の家よりも転居後の家が狭くなる場合、当然物理的な面で荷物が入らなくなりますよね。
だから初めにある程度の広さは把握しておいて、レイアウトもできるだけ考えておいたほうが、荷造りする際にどのくらいの量が適切なのかがわかるようになると思います。
新居が近いなら運べる荷物は自分で運んでおく。
もし、新居が近くて中に荷物を運んでもいい状態であるなら、出来るだけ自分で運べるものは運んでおいたほうが当日ラクです。
また、新調するベッドや洗濯機、冷蔵庫があるならあらかじめ新居に入れておくとさらにラクです。
こうやって少しずつ当日の作業を減らすこともコツの一つですね。
荷造りが終わってもダンボールは閉じない。
私の経験上、どんなにきちんとやったつもりでも、荷造りした後で必要になったりして取り出したりすることが多々ありました。
だから、ダンボールは閉じきってしまわず、1週間前くらいに閉じるようにすればいいと思います。
荷物が多すぎたり、確実に使わないものなら閉じてもいいと思います。
ある程度は臨機応変に!
ダンボールに簡単に中身と、新居でどこに置くかを書く
外から見ても何が入っているのかわからないので、ダンボールの見やすいところに中身を簡単に書いておくことと、新居でどこに置くのかを書いておきましょう。
*中身の詳細をメモに書いて貼っておくと、さらにわかりやすいです!
すると、荷物の所在がわかって新居で整理しやすいし、引越しの際の荷物の紛失にも気づきやすいです。
自分がわかりやすいように、ガムテープの色を分けて
- 赤:すぐに使うもの(服、食器などの生活用品)
- 茶:徐々に出しいけばいいもの(本やDVDなど趣味系)
- 緑:別に取り出さなくても困らないもの(アルバムや請求書など)
といった目印のようにすることも一つの方法です。
食器など割れるものに関しても、
「われもの注意」
などと書いておき、外からでもきちんと中身が確認できるようにしておきましょう。
引越し直後にすぐ使うもの
服や食器など生活用品はすぐ使うものですが、その中でも
必ず荷造りしたダンボールは把握しておきましょう。
重いものを詰め込み過ぎない
荷物は運びだすことも考えないと、適当に詰めているだけではダメです。
特に本は詰め過ぎるとすごい重さになるので、小さなダンボールに入れるなどして運びやすいようにしないといけません。
大きな段ボールにはなるべく軽いものなどにして、当日運べる重さにしておきましょう。
私がこれをやってしまいました・・・。
部屋の奥から始める。玄関は最後のほう
この手順は人によって変わるかもしれませんが、一般的には玄関付近は最後のほうがいいでしょう。
そうでないと出入りするときに邪魔になるし、荷物の置き場所もなかなか確保しにくいです。
貴重品はきちんと管理する。
これは絶対に自分できちんと手で持っておくなりして管理しておきましょう。
引越しが終わってから「通帳と印鑑がない!」なんてことにならないように大切なモノはきちんとどこに入っているのか把握する、もしくは肌身離さず持っておくなどしておきましょうね。
あとがき
引越しの荷造りの手順やコツですが、今回私が書いたことが必ずしも正解というわけではありません。
引越しが急に決まって「2週間後にはもう引越ししないといけない!」などとなったらこんな悠長なことはしていられません。
詰めるだけ詰めて、引越し先で荷解きする際に処分するものを決めるといったケースもあるかと思います。
ただそれでも、引越の荷造りの手順やコツで大切なのは、
というのがとても大切だと思うので、いい機会だと思って身の回りの整理も一緒に済ませちゃってくださいね。