引越し先が決まって、いざ引っ越しをしようと考えた時に真っ先に思い浮かぶのが、
引越し業者はどこにしようか?
といったことだと思います。
自分でやる場合には必要ないですが、ほとんどは業者に依頼することになりますよね。
そして、その時に気になるのはやはり、
引越しの料金、見積もり
どのくらいの金額がかかるのかは気になるので、少しでも安く済ませるために色んな引越し業者の見積もりを聞いて比較をすると思います。
そこで、この見積もりに関して、
- あなたの引越しの見積もり金額の相場は?
- 上手な比較のポイントは?
こういった疑問や悩みについて、時期や時間なども入れてまとめました。
引越しの見積もり相場はどのくらい?
引越しの見積もりを業者にだしてもらうと思います。
でも、見積もりが初めてだと
- 自分の引っ越しの費用の相場はいくらなのか?
- 他社の見積もりはどのくらいなのか?
- 他の人の引っ越し費用の相場は?
こういったことが気になってくると思います。
ただ、ひとことで引越しと言ってもすべての人が、
- 同じ数の荷物量ではない。
- 同じ距離を引越しするのではない。
- 同じ家族の人数ではない。
- 同じ大きさの家に引っ越すわけではない。
- 同じ時期に引っ越しするわけではない。
- 同じ業者に依頼するわけではない。
みんな同じじゃないので、必ず料金の違いは出てきちゃうんですね。
ただそれでも、ある程度の目安の金額は出せます。
そこで
引越しの相場をまとめた表
を掲載しました。
この相場の表を見て、まずはなんとなくでいいので引越しの料金を把握しておきましょうね。
引越しの相場「通常時」
通常の時期 | 単身 | 家族 (2~3人) |
家族 (4~5人) |
市区町村内 (15km圏内) |
3~4.5 (万円) |
6~7.5 (万円) |
9.5~14 (万円) |
都道府県内 (50km圏内) |
3.5~5 (万円) |
6.5~8.0 (万円) |
11~15 (万円) |
同一地方内 (200km圏内) |
4~6 (万円) |
8~10 (万円) |
13~17 (万円) |
近隣地方 (500km圏内) |
5~8 (万円) |
10~13 (万円) |
17~22 (万円) |
遠距離地方 (500km以上) |
6~10 (万円) |
15~19 (万円) |
22~30 (万円) |
引越しの相場「繁忙期」
繁忙期 | 単身 | 家族 (2~3人) |
家族 (4~5人) |
市区町村内 (15km圏内) |
3.5~5 (万円) |
7~9 (万円) |
11~13.5 (万円) |
都道府県内 (50km圏内) |
4.5~6 (万円) |
8~11 (万円) |
12.5~19 (万円) |
同一地方内 (200km圏内) |
4.5~7 (万円) |
9.5~12 (万円) |
17~22 (万円) |
近隣地方 (500km圏内) |
5.5~9 (万円) |
13~16 (万円) |
22~28.5 (万円) |
遠距離地方 (500km以上) |
6.5~12 (万円) |
19~26 (万円) |
28.5~36 (万円) |
*これらはあくまで一例であり、実際に必要な見積り費用ではありません。
まずはこのくらいの相場だということを把握しておきましょう。
こうやって知っておくと、見積もりを依頼した際にだいたい適正価格なのかどうか、わかりやすくなると思います。
では、この相場を知ったうえで、次の
引越し業者の見積もりを比較するポイント
これについて見ていきましょう。
引越し業者の見積もりを比較するポイントは?
引越し業者によって見積もりの額が大きく変わってくる場合がよくあります。
同じ引越しなのに、どうして見積もりに差がでるのかというと、引越し業者によって、
これが、引越の料金を見積る上で大きな比重になっています。
だから、一括見積もりサイトなどでの無料見積りだけでは、その引越し業者の詳しい内訳などまでわかりにくいため、きちんと営業マンに家まで訪問してもらって実際の荷物の数やサービス内容を確認しないと、最終的な費用が見えてきません。
そして、引越業者の見積もりの比較をきちんと見ようとするのであれば、
- 作業人数
- トラックのサイズ、台数
- サービス内容
見積書に記載されたこの内容をよく聞いておいて、他の業者に見積もりを依頼するときにも全て同じ条件かどうか確認しておきましょう。
もし、A社とB社で作業員の人数が違ったりトラックの台数が違った時は、理由を聞いておくといいと思います。
納得できなかったら見送ってもいいと思います。
細かい部分で少し違うところも出てくるとは思いますが、こういった見積り金額を大きく左右するようなことは、見積りの比較のためにもきっちりと揃えて確認しておきましょう。
逆に、A社とB社で引越しの料金が同じ見積りで、A社のほうが作業員が多いなどの場合には、A社の方がクオリティの高い引越しをしてくれる可能性が高いです。
引越しの見積もりを上手にするポイントは?
このように引越しの見積りは
- 業者
- 料金体制
- サービス
などの要素で変わってくるので、うまく見積もりを取ることで安くすることも出来ます。
では、そこで
引越しの見積もりを上手にするための7つのポイント
ということで次のようにまとめました。
- 一括見積もりサイトを利用する。
- 電話ではなく実際に営業マンに来てもらい見積もりする。
- 複数の業者の見積もりをする。
- できるだけ即決しない。
- 本命は最後に見積もりする。
- 近距離なら中小企業が狙い目
- 見積もり、契約の内容をきちんと確認する。
順番に見ていきますね。
1.一括見積もりサイトを利用する。
一括見積もりサイトを利用することで、暫定的に最安値の引越し業者がわかります。
また、業者を絞るのにも役に立ちますね。
一括見積もりをすることで、客観的に荷物の量や引越し先の状況(エレベーターの有無、道幅など)で見積もりに必要な項目がわかります。
2.実際に営業マンに来て見積もりする。
こうすることで他社と比べて一番安くサービスの良いところを選べるし、営業マンに家に来てもらい正確に荷物の量などの状態を伝えれます。
だから、当日にゴタゴタ(この作業は引越し作業に入っていないなど後で言われ、追加サービスとして当日迫られたりすることなどのトラブル。)を避けることにもつながります。
安くする目的だけではなくトラブル回避にもなりますね。
3~5.複数の業者の見積もりをする~
他の業者の見積もりを見ないと比較もできないし相場も掴みにくいので、いくつかに絞った複数(3~5社)の業者の話を聞くのがいいと思います。
また、そのためにも「即決しない。」という事が必要になってきます。
これが次の「本命は最後に見積もりする。」ということにも繋がってきます。
流れ的には、候補の業者を3~5社に絞り見積りをとって相場やサービスなどを知ります。するとそれが交渉材料にもなります。(A社はこの作業人数とサービスでこの値段で見積もりしてくれた、など。)
当然、ライバル会社には負けたくないので交渉の余地が生まれますよね。
そうやって色々な交渉材料を手に入れてから、最後に本命の引越し業者に見積りをとってもらうわけです。
たとえ本命がダメでも、他の業者を選べばいいわけですしね。
営業マンはもちろん契約をとりたいので、
などと言ってこられるかもしれませんが、もしそれが本当に安くて、対応も良くてサービスに納得できたのであれば、即決してもいいと感じたら別に契約してもいいと思います。
何社も比較、見積もりとるだけでも体力いりますしね。
6.近距離なら中小企業が狙い目
私が3回目の引っ越しの時に依頼した「引越のキング」という業者ですが、全国的には有名でない中小企業の引越し業者の部類に入ると思います。
でも、特に引越しで問題があったわけでもなく、非常に料金も安い上に口コミなどの評判も良い会社であったので、こういった業者だと見積りもかなり安くなることもあるため狙い目です。
もしこういった業者が見つかれば、大手引越し業者の見積もりを先にとっておいて、それを交渉材料にして見積もりを取るとお得な引越しができる可能性もありますよ。
実際に私が依頼した引越し業者の体験談や口コミなどは、こちらでお話しているので良ければご覧になってくださいね。
>>私が体験した引越し業者の生の口コミと選び方!対する評判は?
7.見積もり、契約の内容をきちんと確認する。
上でもちょっと触れましたが、引越し当日になると思わぬこと(トラブル)が起こったりするものです。
例えば、
- 梱包はどこまで自分でやればいいのか?
- テレビや家具など、どこまで業者がやってくれるのか?
- トラックに荷物が載りきらなかった場合、追加料金は?
- 引越し先のマンションなどで通路が通らなかったら追加料金がとられるのか?
- 荷物や家財の破損や紛失の保証
大事なことなので内容はキチンと聞いておくのがいいと思います。
あとがき
今回は引越しの見積もりについてまとめましたが、すでにあなたの引越しの日時が決まっていることを前提としているので、どの時期や時間帯に引越しをすれば安くなるといったことは考慮していません。
もし、さらに安く済ませたいのであれば引越し時期は大切なので、こちらも参考に目を通してみてください。
>>引っ越し費用の相場はいくらくらい?安い時期や計算方法は?
引越しの見積もりは業者によってだいぶ違う場合もあるので、今回のような見積もりの取り方をして少しでも安く済ませましょう。
ただし、安いことが全てではなく、営業の人と話した感じやその引越し業者の評判、サービス内容や対応の善し悪しもあります。
これらを総合してあなたが一番気に入った引越し業者を選んで、引っ越しが終わった後に
「この業者を選んで良かった!」
と思えるような選び方をしてくださいね。