これから一人暮らしを始めようと思っている人にとっては、一ヶ月の生活費がいったいどのくらいかかるのか不安になりますよね。
電気にガス、水道代に食費、家賃やら携帯代やら、それはもうたくさんの支払いが必要になるでしょう。
じゃあ、一人暮らしの生活費っていくらいなんだろう?
ということで今回は、その金額の目安にもなる、
この点に触れていくことで、あなたの不安解消や予算の見極めなどができるような参考になればと思います。
そしてまた、
- 一人暮らしの生活費の平均の内訳
- 一人暮らしの際の生活費の節約方法
- 社会人と学生の生活費の差
これらについても含めまとめました。
すると、そこには「意外な落とし穴」が待ち受けてる可能性がわかりました。
そんな、一人暮らしにかかる生活費のあれこれについて、一緒に見ていきましょう。
一人暮らしの生活費の平均はいくらぐらい?
一人暮らしの生活費の平均金額ですが、一言で生活費といっても、その内訳にはさまざまな項目がありますよね。
例えば、
- 部屋を借りる場合であれば「家賃」
- 食べ物を食べるのであれば「食費」
- 電気やガスを使うのであれば「光熱費」
といったように、色々な方面でお金がかかりますよね。
そこでまずは、一人暮らしの生活費の平均を見ていくために必要な、費用の内訳を見ていきましょう。
今回のこの記事では、
総務省統計局が「生活費の平均」を出すときに調査している10項目
こちらを参考にしたいと思います。
- 家賃
- 食費
- 水道光熱費
- 家具・家事用品
- 被服及び履物
- 保健医療
- 交通・通信(交通費・携帯代など)
- 教育
- 教養娯楽(書籍・インターネットなど)
- その他の消費支出(交際費・雑費など)
この10項目について見ていきますね。
一人暮らしの生活費の平均金額
この総務省統計局が発表した
「平成26年全国消費実態調査 男女,住居の所有関係別1世帯当たり1か月間の収入と支出 単身世帯」
この報告によると、一人暮らしの生活費としての平均は、
という金額が発表されています。
この平均金額は、あなたが一人暮らしする上でひとつの目安になると思いますが、学生はもちろん社会人でも新入社員だと、ちょっと厳しい金額ですよね。
とは言え、家賃、食費、水道光熱費、携帯代などは毎月かかる生活費以外は、家電や衣服をそんなにしょっちゅう買うわけではないですよね。
交通費や医療費、ネット代などもかからない人も多いと思うので、これよりも金額は抑えられるのではないでしょうか。
一人暮らしの生活費の平均について、さまざまなサイトや知恵袋等の情報を見て私の方でまとめると、
約10~13万円
このくらいの金額が、一人暮らしの生活費の平均金額であるようですね。
では、この生活費の平均はどのような内訳になっているのか気になりますよね。
ということで、次に、
一人暮らしの生活費の各内訳の金額
これについて、細かく見ていきましょう。
一人暮らしの生活費の内訳は?
上で参考にした総務省統計局のデータですが、一人暮らしの生活費の平均金額が175,015円というように発表されています。
では、この内訳はどのようになっているのか?
それが、次の表となっています。
一人暮らしの生活費の内訳
支出項目 | 平均金額 |
家賃 | 50,928円 |
食費 | 39,190円 |
水道光熱費 | 9,269円 |
家具・家事用品 | 3,976円 |
被服及び履物 | 6,923円 |
保健医療 | 5,008円 |
交通・通信 | 20,377円 |
教育 | 108円 |
教養娯楽 | 17,401円 |
その他の消費支出 | 21,835円 |
合計 | 175,015円 |
出典:総務省ホームページ 平成26年全国消費実態調査 全国 家計収支に関する結果 単身世帯を参考に作成
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001062405&cycode=0
当然地域によっても家賃や光熱費が変わったりしますし、学生なのかある程度収入のある社会人なのかでもだいぶ変わってくるでしょう。
また、最初に家電のセットや日用品などをそろえたり、衣服なども毎月購入などしなければ、これよりももっと少ない生活費で賄えると考えられますね。
例えば、学生の場合や社会人の場合をモデルに、次のような生活費の内訳を考えられます。
一人暮らしの生活費の内訳「学生の場合」
- 家賃:45,000円
- 食費:25,000円
- 水道光熱費:8,000円
- 家具・家事用品:2,000円
- 被服及び履物:2,000円
- 保健医療:0円
- 交通・通信(交通費・携帯代など):6,000円
- 教育:0円
- 教養娯楽(書籍・インターネットなど):5,000円
- その他の消費支出(交際費・雑費など):10,000円
合計:103,000円
今回は、医療や教育にお金がかからないケースで、内訳を考えてみました。
大学生の場合では仕送りなどもあると思いますし、バイトでいくらか稼いで生活費の足しにするといった人も多いと思います。
このくらいのお金のやりくりで、一人暮らしの生活費は約10万円くらいで収まるのかなという感じですね。
一人暮らしの生活費の内訳「社会人の場合」
- 家賃:50,000円
- 食費:35,000円
- 水道光熱費:10,000円
- 家具・家事用品:5,000円
- 被服及び履物:5,000円
- 保健医療:5,000円
- 交通・通信(交通費・携帯代など):10,000円
- 教育:5,000円
- 教養娯楽(書籍・インターネットなど):10,000円
- その他の消費支出(交際費・雑費など):15,000円
合計:150,000円
社会人の場合、各項目で学生よりも少し多い金額で計算してみました。
社会人になると、あなたの稼ぎによって一人暮らしの生活費にも変化があると思いますが、だいたいこのくらいの内訳で15万円くらいに収まるのかなと思います。
15万くらい毎月必要になると、収入は約18万円くらいは必要になるのではないかと思います。
今回はモデルケースとしてこのような内訳を考えてみました。
この内訳は当然あなたの生活様式によって変化しますが、こう見ると10~15万円くらいは必要になってくるものだと思います。
ただ、この生活費をもっと減らせるのであれば減らしたいですよね?
次は、この生活費を少しでも節約するための、
一人暮らしの生活費を節約する方法
こちらについてまとめましたので、続けてご覧ください。
一人暮らしの生活費を節約する方法は?
一人暮らしの生活費には、主に上で挙げたような10項目に内訳がされていますが、この中でほとんどの人が必要になるお金が、
- 家賃
- 食費
- 水道・光熱費
- 携帯代
これは毎月必要な生活費だと思います。
ただ、家賃や携帯代は、ほぼ固定の金額を支払わないといけない部類の生活費なので節約するのはちょっと難しいですよね。
携帯電話のプランは後から変更はききますが、部屋を変えるというのはそうそう簡単には出来ないので、最初の部屋選びが肝心になります。
一般的に、
家賃は収入の1/3
なんていうように言われていますが、他の生活費にもっと余裕を持たせたいのであれば、
このくらいに収めるのがベストです。
ですので、収入が20万円であれば5万円の家賃くらいが後々の生活費のやりくりがしやすくなると思いますよ。
新社会人になって一人暮らしをする場合には、自分の初任給がどれくらいなのかを把握して部屋探しをするのがいいですね。
ただし、この場合の「落とし穴」として、総支給額で計算してはいけません。
総支給額ではここから保険や税金、年金などのお金が引かれて必ず少なくなるので、きちんと確認しておきましょう。
総支給額が18万円だとすると、だいたい14~15万円くらいが手取りになると思います。
一人暮らしの生活費で節約のポイント
よく一人暮らしの生活費で節約のポイントとして挙げられるのは、
- 食費
- 電気
- ガス
- 水道
この4つの項目です。
毎月に必ずかかる生活費だけに、少しでも節約できれば後でジワジワと効果が現れて余裕が出てきますね。
食費については、
- 外食
- コンビニでの購入
- 嗜好品の購入
こういったことはせずに、お米を主食に自炊を中心として生活すれば、節約につながることは多いと思います。
一人暮らしで光熱費を節約するポイント
光熱費については、よく電気を消費しているのは「冷房・暖房」で、ガス代のほとんどは「お風呂関連」だと言われています。
水道代も「お風呂関連」が大きな割合を占めていて、ガス代とセットで合わせて考えれる節約ポイントです。
一人暮らしの光熱費の節約方法についてですが、こちらのページで特集し詳しく節約方法なども載せています。
関連ページぜひ、こちらもご覧になってくださいね。
一人暮らしの生活費でその他の節約ポイント
一人暮らしの生活費にかかる主な費用の
- 食費
- 電気
- ガス
- 水道
これらの項目ですが、それ以外にもお金がかかる部分がありますよね。
上でも見てもらいましたが、
- 家具・家事用品
- 被服及び履物
- 保健医療
- 交通費
- 教育
- 教養娯楽(書籍・インターネットなど)
- その他の消費支出(交際費・雑費など)
これらの項目で節約できればいいのですが、人によっていろんな事情がありますよね。
例えば、
- 病気で医療費がかかる。
- インターネットは絶対に外せない。
- 習い事は続けたい。
などあるとは思います。
ただ、そうは言っても節約できる(お金を使わない)項目も結構多いと思うので、それついては大幅に節約することができると思います。
今一度、いらないものを買いすぎていたり、無駄に遊びすぎて散財していることはないかよく考えてみてください。
そんなときに役に立つのは、
ふつうに売ってると思いますが、この家計簿は使いやすいと評判がいいですね。
家計簿をこまめにつけていると、自分がどんなものを買ったり、どんなことにお金を使ったのかがわかるようになって、後で見返したときにいろんな気づきが生まれると思います。
節約を心がけている人は、この家計簿をつけている人も多いので是非生活費節約のために取り入れてみてくださいね。
あとがき
一人暮らしの生活費の平均やその内訳を見ることで、
- 一人暮らしの生活費に、一般の人とどのくらいズレがあるのか?
- 生活費を使いすぎていないか?
- きちんとお金を節約できているのか?
こういったことがわかって面白いと思います。
学生や新社会人の場合、少ないお金の中でやりくりしないといけない場面も多くあると思います。
節約にも色々な方法があるので、上で紹介した記事を参考にしたり、他のサイトでもたくさん節約に関していいことが欠かれていると思うので、自分にあった方法で色々試してみてくださいね。