一人暮らしは何かと費用がかかりますよね。
その生活費の中で必ず必要になる
自炊する人は何とか工夫して食費を抑えることはできますが、外食ばかりしてると食費がかかって仕方ないですよね。
一人暮らしのあなたは、1ヶ月にいくら食費がかかっていますか?
あんまり高かったりすると、ちょっと見直す必要があるかもしれないですよね。
そこで、
ということが気になると思います。
じゃあ、ふつう一人暮らしの食費っていくらくらいなの?
ということで、まずは一人暮らしの食費の平均について見ていきましょう。
そうすると比較できますね。
そうして比較した後は、
- どうやったら一人暮らしの食費を抑えられるのか?
- 自炊で抑える食費の節約方法とは?
- 1ヶ月1万円の食費で乗り切る方法?
こんなポイントに注目してみました。
一人暮らしで生活費を上手にやりくりするために、食費についてできる事を抑えていきましょうね。
一人暮らしの食費の平均はいくらくらい?
一人暮らしをしていると、必ずかかる生活費が食費ですよね。
そんな食費について、普段あまり関心がない人も、何とか節約しようと頑張っている人も、色々疑問に思うことはありますよね。
- ちょっと外食しすぎかな?
- 自炊したらどれくらい節約できるんだろ?
- 改めて計算したら食費ってこんなにかかっていたんだ・・・。
いい機会なので、一度食費について整理してもらうといいと思います。
そこでまずは、
一人暮らしで1ヶ月いくら食費がかかるのか?
この金額を見ていきましょう。
*注意:これから見ていく食費の平均には外食費も含まれています。
さっそくですが、一人暮らしの1ヶ月にかかる金額は、
約35,000~45,000円
だいたいこのぐらいの食費になっています。
この平均の金額については総務省統計局からも発表がありますが、その発表によると、1ヶ月の食費の平均額は、
となっています。
しかし、この金額は年代や年収、男女によっても変化しています。
一人暮らしの食費の平均「年収別」
ちなみに
- 年収0~250万円の場合:約25,000~33,000円
- 年収250~600万円以上の場合:約36,000~58,000円
だいたいですが、これだけ幅の違いがあります。
30歳未満だと、この金額よりも全体的に約2,000~4,000円ほど少なくなっています。(稀に上がっているところもあります。)
一人暮らしの食費の平均「年齢、男女別」
30歳未満の一人暮らしの1ヶ月の食費の平均は、
このように発表されていますね。
また、男女で比べると
- 男性の一人暮らしの食費の平均:約45,000円
- 女性の一人暮らしの食費の平均:約42,000円
といった結果が出ています。
出典:「平成21年全国消費実態調査への全国単身世帯収支実態調査の統合集計に関する結果」(総務省統計局)
これは、女性の方が自炊する割合や節約意識が高いからだと予想がつきますね。
さらにここから、平成27年の実態調査を確認すると全体の平均額は約41,000円くらいに変化していました。
ただ、調べていて面白かったのは
ということなんです。
先程は男女間で3,000円ほどの差でしか無かったのですが、
- 男性の一人暮らしの食費の平均:約48,000円
- 女性の一人暮らしの食費の平均:約38,000円
おおよそ約1万円ほどの差がついてしまっていました。
物価の上昇や税金の変化、雇用問題、最低賃金の変化など、たくさんのことが影響するので毎年のように食費も変化すると思いますが、今のところ
約40,000円前後
この数字が一人暮らしの食費の平均額と言えそうです。
ただ、大学生や新社会人での一人暮らしなどはここまで食費に回すお金は無いと思うので、25,000~30,000円くらいが妥当なラインだと思います。
こういった一人暮らしの1ヶ月の平均を見ると、1日の食費代はおよそ
約1,000~1,500円
このくらいで収まっていることになりますね。
一人暮らしでこの平均の食費に比べて多い場合は、自炊ではなく外食やコンビニ弁当などで済ますケースが多い方に見られます。
また、嗜好品のお酒やお菓子なども、食費を圧迫する原因になっている人も多いようです。
やはりきちんと自炊をして食費を節約するという意識が高い人は、この平均額かもしくはそれ以下に抑えている場合が多いですね。
では、この食費の平均を見てあなたはどうだったでしょうか?
- ちょっと節約しないといけないな。
- 他の人に比べたら結構使っていたんだな。
こんなふうに感じて、食費の節約を意識し始めたら、次の
一人暮らしの食費を節約する方法は?
こちらを続けて見ていきましょう。
一人暮らしの食費を節約する方法は?
一人暮らしの食費節約には、いくつか方法があります。
そこで、2つのポイントに分かれるんです。
- やらないほうがいいこと。
- やったほうがいいこと。
というのがあります。
まずは、「やらないほうがいいこと」からまとめたので見ていきましょう。
一人暮らしの食費の節約でやらないほうがいいこと
どれもすぐに思い浮かぶことですが、やはり節約の基本となるのが、
- 外食
- コンビニでの購入
- 嗜好品の購入
やっぱりか・・・。
と思うようなことばかりですよね。
先ほど上で一人暮らしの1ヶ月の平均の食費を見てもらいましたが、あれは外食費を含んでいます。
外食費には幅がありますが、約10,000~15,000円ほどかかっています。
また、コンビニでの購入は割高ですし、お酒やお菓子など普段の食事にはそこまで必要のないものを極力減らすことが節約のためには必要となるでしょう。
では、次に「やったほうがいいこと」を見ていきましょう。
一人暮らしの食費の節約でやったほうがいいこと
- 自炊をする
- 閉店間際などタイムセール、値下げ品を狙う
- 2~3日(1週間)単位で使える額を決めておく
- 日持ちするものを定期的に作る(カレーや煮物など)
- お米を主食にする。
基本的には自炊ですが、主食はお米がいいですね。
お米は10kgで3,000円~4,000円くらいであったりします。
楽天でも販売されていますが、
【味に価格になっとく米(まい)10kg】
【西日本産100%ブレンド米】なっとく米 10kg(お米 10kg/5kg×2)(エコパッケージ) (複数原料米) |
*価格は変動する場合もあります。
こういった感じのお米は楽天やAmazonをはじめ、ネットでも他にたくさん販売されていますね。
また、楽天などであればポイントもつくのでお得です。
10kgなので1日2合くらい食べることができるため、これで1ヶ月は大体はまかなえるのではないかと思います。
基本的に食費を節約するためには、
- 余計なものは買わない。
- 必要な物はなるべく安くする。
- 余らせないで作る。(余り物は冷凍庫保存するなど。)
特に野菜類は傷みやすいこともあって、一人暮らしが慣れていない頃にはよく腐らせてしまい、やむなく捨ててしまうこともあるかと思います。
最初一人暮らしに慣れないうちは、ご飯だけでも自炊するといいと思います。
あとは徐々に得意料理やうまい食材の使い方をマスターして、慣れていけば食費の節約もうまくなってくると思います。
無理にやってストレスが溜まり耐えられないとか、時間がなくて仕方がないとか色んな理由はありますよね。
だから、必ずこの通りしないといけないことではないです。
貯金など目標があったり生活費が足りないなど切迫している時には、こんなふうに節約の意識をするほうが良いんじゃないでしょうか。
一人暮らしの食費を1万円に抑えるには?
一人暮らしで食費を一万円までに節約したいといった方もいるでしょう。
しかし、1ヶ月がこの食費であると、1日に直すと約333円に抑えなくてはいけないので、結構苦しくなることは覚悟しておかなくてはいけませんね。
そのためにまずは、
- お米を主食として自炊すること。
- 外食はしない。
さきほどの上で見た節約の項目はすべて守ることはもちろんのこと、更に上のレベルがあなたに求められます。
米10kgが3,000円だとすると、1日2合(1合約50円)ずつ食べることが出来ます。(個人差はありますが、1日2合と仮定します。)
残りは7,000円あるのでこれを主菜、副菜に回せます。
すると、1日だいたい200~250円分くらいはおかずに回すことができます。
250円あればどうでしょうか?
例えばこんな食材が安い食材として有名です。
納豆、豆腐、キムチ、おから、もやし、うどん、パスタ、麺、たまご、鳥の胸肉、こんにゃく、じゃがいも、たまねぎ、人参、豆苗、ブロッコリー、ニラ、ネギ、キャベツ、大根、春雨、わかめ
うどんやパスタなどは炭水化物なので、あまりご飯と一緒に摂り過ぎると栄養バランスが悪いので、多用は避けましょう。
肉類、野菜類、豆類、穀類がある程度のバランスでそろっているため、比較的料理をするにもバランスは取れると思います。
ここにもし安ければ、魚などの魚介系も加えれれば良いと思います。
ただ、一ヶ月一万円の食費で一人暮らし生活をしようとすると、ある程度の料理のレパートリーや経験が必要となるでしょう。
一人暮らしを始めていきなり一万円の食費で生活をすると決めるより、ある程度料理の経験をして、
- このレシピは安上がりで済むな。
- この保存食をまとめて作っておけば、これが一品にできる。
など、あなたの中での経験やルールなどを作っておくと食費も節約しやすいと思うので、まずはいろいろ試してみることも必要ではないかと思いますよ。
あとがき
一人暮らしでは食費は非常に節約しやすい部分ですが、あまり度が過ぎるとストレスになったり、逆に暴飲暴食に走ってしまう場合もあるようですね。
だから、1ヶ月一万円の食費である程度満足できるのなら良いですが、そうでない場合は、適度に「贅沢しても良い日」を作ったりして、メリハリを付けるのもいいでしょうね。
また、食費だけでなく電気代やガス代などもバランスよく節約しながら、限られたお金を有効に使っていきたいところです。
そんな一人暮らしの生活費をうまく抑えるためにも、ぜひこちらもご覧になって下さいね。
関連ページ