新生活で一人暮らしを始める人や、すでにされている方にとって光熱費は必ずかかってくる費用ですが、その中でも一定の割合を占めるのが、
テレビや照明はもちろん、料理にも使うし掃除、洗濯、パソコンやスマホの充電など、いたるところに電気は必要ですよね。
そんなあなたの一人暮らしでの電気代はいくらですか?
使いすぎてないのか、他の人と比べて自分はどうなのか知っておきたいところもありますよね。
- 平均に比べたら電気代は高いのか?それとも安いのか?
- もしかしたら使いすぎてないか?
- 夏と冬、春と秋では、みんな電気代はどのくらいなの?
こんな、
一人暮らしの電気代事情
これを見ていきたいと思います。
また、やっぱり一人暮らしの生活費は抑えたいところですよね。
そこで、
一人暮らしの人ができる電気代の節約
この点についてもまとめたので、生活費の見直しのための参考にしてください。
一人暮らしの電気代は平均でいくらくらいなの?
あなたが1ヶ月で使用している電気代はいくら位でしょうか?
一人暮らしで電気代が平均に比べて高いのか、安いのか?
というのは気になるポイントだと思います。
一般的に1ヶ月の電気代の平均は
約4,000~5,000円
このような金額が言われているので、これが一つの目安となります。
この目安の電気代くらいだと、一人暮らし生活で無理な使い方はしていないことが分かりますね。
あなたの電気代がこの金額より安ければ、節約などうまくいっているようですね。
高くてもそれは人それぞれのライフスタイルがあるので、必ずしも間違いというわけではありません。
家にいる割合が多い人は当然電気代は高くなりますし、外に出ていることが多ければ電気代は安くなる傾向が高いです。
また、このような一人暮らしの電気代の平均は、季節によっても大きく変化します。
それも、特に、
- 「夏と冬」
- 「春と秋」
この季節では大きく電気代も変わってきますし、ご存知の通り夏や冬は電気代が高くなる傾向にありますよね。
では次に、
夏や冬では電気代はどのくらいになるのか?
という部分について見ていきましょう。
一人暮らしの電気代は夏や冬でいくらくらいなの?
一人暮らしでも、やはり夏や冬はエアコン等の冷暖房器具を使う機会が多くなるので、どうしても電気代は高くなる傾向にあります。
では、春や秋の電気代と比べてどうなのかということですが、
- 春、秋の電気代:4,000~5,000円
- 夏、冬の電気代:4,000~7,000円
このような感じになっています。
やっぱり一人暮らしでも、夏や冬は電気代が高くなってしまいます。
これをさらに、夏と冬で分けた電気代で見ていきます。
総務省による2014年度の調査によると、
- 夏(7~9月期):5,103円
- 冬(1~3月期):6,988円
このような調査結果が出ています。
この結果から想像もつくように、
特に冬の暖房器具の使用による電気代が一番高くつく。
というのがわかりますね。
冷房と暖房では、暖房にかかる電力量の方が大きくなることや、冬場は外気温と室温の差が大きくなるので、ここまで電気代が膨れ上がる要因の一つと考えられます。
となると、この冷房、暖房費を減らすことができれば電気代の節約にもつながりますよね。
そうなると、一人暮らし生活も費用を抑えることができます。
次にそんな、
「一人暮らしでできる電気代の節約の方法」
この点についてまとめました。
これって実は、ほんのちょっと変えるだけでできることが多いんです!
では、一緒に見ていきましょう。
一人暮らしでできる電気代の節約の方法は?
上でも触れたように、季節によっても一人暮らしの電気代は大きく変わってきます。
その最たるものが
エアコン等の暖房や冷房
春や秋は特に必要としないエアコンも、夏や冬で使う機会も増えると当然電気代は上がります。
だから、電気代を抑えるためには、
ということが電気代の節約に大切なことだと思います。
そのために大事なのが、大きくまとめると3つあります。
一人暮らしの電気代節約のための3つのポイント
- 部屋の温度を逃がさない。
- エアコンの温度設定
- 冷暖房器具と衣類の併用
これらが節約の方法として大切なことだとおもいます。
では、順番に詳しく見ていきますね。
1.部屋の温度を逃がさない。
例えば、エアコンでせっかく適温に調節されても、それが保たれないとずっとエアコンが働きっぱなしの状態が続いて、その分だけ電気代もかさみます。
特に冬場の外が寒い日は、外気温に影響されて部屋の温度が下がりやすいです。
北海道や東北に住まれてる人の家は、熱を逃がさないように二重に扉がしてあったりしますよね。
でも、部その屋の温度が外気温に左右されにくく、部屋の温度を一定に保つように工夫すれば、電気代も減らすことに繋がると考えられます。
そのためには、
というのが大切になってきますよね。
そこで、例えば楽天で販売されている
【あったかカーテン】
|
こういったものがネットや家電量販店、ホームセンターなどで販売されています。
カーテンをかけるだけですし夏も冬も使えるので使い勝手がいいですね。(使用していないカーテンレールや新たに付ける必要があるかもしれないので、部屋の状況を確認してから用意するようにしましょう。)
他には、
【アルミ断熱・遮光シート】
アルミ断熱・遮光シート2枚組 節電エコ 遮光率約99.9%、省エネ対策にも。窓ガラスに吸盤でペタッとくっつけるだけで、太陽熱をシャットアウトして冷房効果アップ。 |
このような断熱のアイテムを使うことで、
- 外に熱を逃がさない。
- 外気温の影響を少なくする。
と言った工夫ができれば、エアコンの可動も抑えられるので、一人暮らしの電気代節約に繋がると考えられますね。
もちろん他にも様々な電気代の節約方法があると思います。
今回は、その大きな要因となる冷暖房費についてクローズアップしました。
あなたが知っている節約術とも合わせると、さらに効果も高くなると思うので、積極的に電気代の節約に努めていってくださいね。
2.エアコンの温度設定
エアコンの温度設定も非常に電気代と密接に関わっていると考えられていますね。
エアコンを使う場合、夏と冬でそれぞれの冷暖房の適正温度というのがありますが、
- 夏の適正温度は27℃
- 冬の適正温度は20℃
この温度設定が一つの目安になります。
エアコンを使う場合にはこの温度設定を覚えておくと良いと思います。
また、このエアコンの温度設定を1℃上げたり下げたりするだけで、電気代はおよそ10%変わってくると考えられています。
その温度設定の違いで電気代がどれだけ変わってくるのかというのを、別のページで詳しくまとめているのでこちらもご覧になってくださいね。
具体的な数値を出せば、暖房の場合で
- 25℃設定で108円
- 20℃設定で64円
*1日8時間稼働、電気代27円/kWhで計算
*エアコンの機種などによっても変化するのであくまで参考値
これだけの差が生まれます。
1ヶ月に直すと
- 25℃設定で3,240円
- 20℃設定で1,920円
どうでしょうか。
1,300円ほども変わってくるので、暖房の温度が高かったなど感じる人はこの温度設定を見なおしてみましょう。
ただ、一人暮らしだと自分に合わせて好きに温度設定ができるし、人によってはこれだと暑かったり寒かったりするかもしれません。
それでも電気代の節約のために温度設定をきちんとしたいというのに役立つ節約方法が、
次は、これについて見ていきます。
3.冷暖房器具と衣類の併用
夏場に冷房を使う場合には、全てエアコンに頼るのではなくて、
こういったアイテムを使うことで、エアコンの負担を減らすことは十分に可能だと思います。
具体的にどういったことをすれば良いのかということですが、実際に私が実践したものもあります。
このページではサーキュレーターと氷を使った
というのを実験して、どのくらい温度が下がったのかということも記事にしているので参考にできる部分はあると思います。
一人暮らしの暖房費の節約方法
もう一方の暖房ですが、こちらも上で紹介したような断熱材を使った方法や
これをメインにして部屋を暖かくすることが、一人暮らしの電気代節約に手っ取り早いです。
こちらも今販売されている暖房器具の種類別で、どれだけ電気代が違うのかを一つにまとめた記事を載せています。
この記事を見てもらうとわかるのですが、
電気毛布はエアコン等に比べるとメチャメチャ安いです。
一般的に言われている
⇒ コタツは電気代が安い。
というのよりもはるかに安く済みます。
逆にこれとは違って、はるかに電気代が高い暖房器具(オイルヒーターなど)もあるので、
これに大きく役立つと思うので、是非ご覧になって下さい。
一人暮らしで電気代を節約するには、厚着をして電気毛布をして、エアコンは極力使わないようにすれば、暖房による電気代はほとんどかからなくて済むでしょうね。
あとがき
一人暮らしの電気代は、やはり冷暖房器具は平均の金額を上げる要因となりやすいので、こういった節約をすることでいくらか抑えることは可能でしょう。
その上で、こまめにコンセントを切ったりなどの節約術も合わせて使えば、一人暮らしでも結構削れる部分は多いと思います。
そして、新生活をスタートさせるなどの場合
このような人も多いと思います。
この時、普段の生活とさほど変わらないのに、何故か電気代が上がっていると感じることがある場合には
電力会社による料金の差
というのが出ている可能性が非常に高いです。
そのくらい電力会社によって電気代に差がでることがあるんですね。
東京電力や北海道電力は電気代が高い傾向にありますが、北陸電力、九州電力などは電気代が安い傾向にあります。
このような地域の差や、契約プランの違いというのも大きく影響してきます。
これから時代が進むにつれて電力の小売の自由化などが進むと、今の携帯電話などのようにプランもたくさん提供されるので、それぞれの契約内容を確認し自分にあったプランを選んでいくのが、電気代節約のための近道なのかもしれませんね。
また、同じように、ガス代や水道代についても触れてるので、よかったらこちらもみて下さい。
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