夏バテ

エアコンなしで部屋を涼しくする方法とは?扇風機や夏のグッズも!

2015年5月4日

エアコンなしで部屋を涼しくする方法

夏場の暑い季節についつい使ってしまうのが

check001  エアコン

 

エアコンを使いすぎると体がそれに慣れてしまい、外に出た時の温度変化についていけなくなったり、冷やす過ぎた部屋で長時間いると自律神経の乱れが起こって、夏バテの原因を作ってしまうこともあります。

エアコンのクーラーは便利ですが、使い方次第で体に悪影響もある場合も。

  • クーラーがあまり好きでない。
  • エアコンを使わず自然の状態で涼しくしたい。
  • エアコンを使うと肌の乾燥が激しいからあまり使いたくない。
  • 扇風機やその他の方法で快適に過ごしたい。

そんなあなたのために、部屋を涼しくする方法をたくさんピックアップしてまとめてみたのでご覧ください。

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エアコンなしで部屋を涼しくする方法とは?

夏場はどうしてもエアコンを使う機会が多くなると思いますが、エアコンを使うと体の調子が良くない、あまり体に合わないといった人もいるでしょう。

そんな時は、扇風機などを使うことが多いですが、エアコンを使わずに部屋を涼しくするために大切なポイントは3つあります。

それがこちらです。

部屋を涼しくするための3つのポイント
  1. 風通しを良くする(空気の流れを作る)こと
  2. 影を作ること
  3. 気化熱を利用すること

部屋の中が熱い空気でこもっていては、部屋を涼しくすることができません。

ですので、空気の流れを作ることが大切になります。

また、日光が直接部屋の中に入っていると、部屋の空気が暖められなかなか涼しくなってくれません。

そして、気化熱ですが、水が蒸発するときに熱を奪う現象のことです。

check001  *熱を奪ったから水が気化した→温度が下がった。

 

つまり気化熱を利用して部屋の温度を下げることは非常に有効で、さらに手っ取り早い方法なので、昔からもよく取り入れられている方法です。

わかりやすく言えば

「水を撒く」

と言った行動です。

よく道路などに水をまいている人がいますよね。

あれは気化熱を利用して、周りの空気を涼しくしようと水をまいているのです。

全国でもいま

「打ち水大作戦」

というイベントも開催されているくらいで、暑い夏を少しでも涼しく楽しめるような工夫がされていますね。

気化熱を利用するという意味では、打ち水の他に氷水を使った方法があります。

氷水の入ったバケツ、たらいなどを用意し扇風機の前においておくだけで、冷たい空気が対流し部屋を涼しくしてくれます。

その氷水の中にジュースやスイカなど入れて冷やすのもいいですね。

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扇風機だけで部屋を涼しくする方法とは?

扇風機だけで部屋を涼しくするためには、

085145   「扇風機を置く場所」

というのが重要になってきます。

外から帰ってきて、部屋にこもった熱い空気をすぐに何とかしたい場合は、窓を開けて扇風機を外に向けてまわすといいでしょう。

部屋にこもった熱い空気をまず外に出すことで代わりに新鮮な空気が入ってきます。

そして、部屋の熱い空気をある程度外に出せたら、次は扇風機で部屋の中に「空気の流れ」を作ります。

部屋の対角線上に、扇風機で空気の流れを作ってあげれば部屋の中で対流が起こって新鮮な空気が回ります。

この際に、できれば上の方にも扇風機を向けてあげるのも大切です。

上の方に熱い空気がこもりがちになるので、その空気も回してあげるんです。

こういう時には「サーキュレーター」は色んな角度に向けることができるので便利です。

サーキュレーターはこんなやつです。

サーキュレーター01
サーキュレーター02
補足

サーキュレーターはエアコンとの併用をすることで効率よく涼しくすることが出来ます。もし、エアコンを使う場合は是非活用してみてください。

関連ページ

サーキュレーターの使い方【冷房・暖房】と、夏や冬の裏技とは?

サーキュレーターの効果と置き場所の関係は?

 

「扇風機は、体に当てて使うもの。」

と言ったイメージが強いのですが、扇風機を使った部屋を涼しくする方法のポイントとして

check001  「扇風機は空気の流れを作るために使う。」

ということ。

また、扇風機の場合はエアコンと違って電気代もかからず、およそ10分の1程度の電気代で済むので経済的にもいいですね。

扇風機でクーラーのように直接部屋の温度を下げることはできませんが、体感温度を下げることはできます。

そのための

「空気の流れ」

を、扇風機で作り出してあげることが大切なんですね。

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エアコンを使わない「冷やしコタツ」

その空気の流れを非常に狭い範囲で巻き起こすことで、体感温度を下げる方法が、今流行しつつある

085145   「冷やしこたつ」

原理はこたつと一緒で、暖かい空気を外に逃さないためのものですが逆に冷やすことで、冷たい空気を外に逃がさないようにするといった方法です。

冷やしこたつは簡単で、

こたつの中に先ほどのサーキュレーターを入れるだけ。

すると、こたつの中で対流が起きて涼しくなるといった方法です。

ドライアイス、保冷剤などを入れるとさらに涼しくなりますが、水浸しになったり低温やけどには注意してくださいね。

 

冷やしコタツを実際に検証

実際に冷やしコタツでどれくらい温度が下がるのかをやってみました。

今回用意したのは

  • 保冷剤
  • 入れ物
  • サーキュレーター
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
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100均でクーラーボックスが売っていて、保冷剤がほぼピッタリ入ります。
*100均ですけど私が買ったのは150円でした。

冷やした保冷剤入りのクーラーボックスをコタツの中に入れて、一緒にサーキュレーターも入れます。

夕方の16:40分頃に実験しました。
この時の温度が31.8℃です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

セッティングはこんな感じ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そして、30分以上おいてからコタツの中の温度を見ました。

すると・・・

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

28.9℃まで下がりました。

約3℃ほど下がりましたね!

今回サーキュレーターは弱で運転していましたが、体感だと空気の流れがあるためもうちょっと温度は低く感じると思います。

ちなみに保冷剤は2~3割程度溶けたような感じでした。

部屋の状況やコタツの大きさ、時間帯などにも左右されると思いますが、ある程度温度を下げることができると証明できたと思います。

機会があればあなたもやってみてくださいね。

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その他の部屋を涼しくする方法とは?

影を作るという部分で触れていなかったので、ここでまとめていこうと思います。

思いつくポピュラーな日除けは

「すだれ」と「よしず」

よしずをベランダにおいて窓に直接日光が当たらないようにするだけで、日射の80~90%程度までさえぎることができます。

ここで重要なのは

「室外に置くこと」

室内においた場合では、日射の50%ほどしか抑えることができないので効果が半減してしまうのです。

ベランダがないという場合は、すだれを窓の外にかけて日光が入ってくるのを防ぎましょう。

ちなみに、

  • すだれ:吊るすもの
  • よしず:立てかけるもの

使い方がちょっと違いますが、まあ似たようなもんです。

よしずはわりと大きめで、海の家とかによくあるのが「よしず」です。

もちろん両方併用して使うのも効果的です。

そして、さっきの打ち水をよしずにしてやるんです。
すると、気化熱も加わるのでさらにすずしくなります。

準備もとても簡単ですぐできるし、効果も高いのでこれをやらない手はありません。

ちなみに、最近私はこういうものを使っています。

クールシェード01

クールシェードというものですが、日差しを遮るためのもので、すだれのようなものですね。

 

遮光カーテンを使う。

遮光カーテン01

ニトリで購入した遮光カーテンです。

  • 遮熱効果率34%
  • 保温効果率29%

ということで、夏は涼しく冬は快適に過ごしたいということで購入しました。

ちょうどカーテンがすごく汚れていて洗濯しても取れなかったので、良い機会だったのでこれにしてみました。

遮光カーテン02

体感ですが、かなり日光を遮ってくれていると思います。

だから、部屋の明るさは若干暗くなったかなといった感じですね。

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あとがき

このように、エアコンを使わなくても部屋を涼しくする方法はたくさんあります。

エアコンのクーラーは部屋を一気に涼しくしてくれる便利なものですが、あまりこれに慣れてしまうと、自律神経がうまく働かなかったり乾燥して肌が荒れてきたりなど、体に悪影響をおよぼす場合があります。

また、電気代も非常にかさんでくるので、あまり長時間つけっぱなしにするのは体にも経済的にも良くありません。

昔からの納涼の知恵というのは、現代でも十分通用します。

体に優しく、自然のなかでうまく夏を乗り切っていきたいものですね。

この夏の冷房関連についてはこちらで記事をまとめています。

サーキュレーターや扇風機の上手な使い方などと一緒に、除湿機やエアコンのことなどもまとめているので、ぜひご覧になって参考にしてくださいね。

 

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