夏バテを解消するためにはその原因も知らないといけません。
夏バテの原因は主に
- 食べ物
- 自律神経の乱れ
- 水分不足
これらの3つが取り上げられますが、今回注目したいのは「自律神経の乱れ」に関することです。
いわゆる、クーラーの当たりすぎがよく指摘されますが、それによって問題となる「冷え性」について注目しました。
冬ならわかるけど夏に冷え性って何だ?
こう思われる夏の冷え性と、睡眠不足による疲れ、運動不足による汗の問題、だるさをとるための入浴方法やストレッチなど、「自律神経の乱れから見た夏バテ解消の方法」を見ていきたいと思います。
夏バテを解消する方法とは?
夏バテを解消する方法にはどんなやり方があるのか。
その方法もいろいろありますが、食べ物やサプリなどで栄養補給し、体の栄養バランスを整えたり疲れにくい体を作るために気を付ける方法がよくありますよね。
その夏バテ防止のための食べ物にはどんなものがあるのか?
それはかなり多いので、詳しくはこちらのページでまとめています。
今回は、この「食べ物やサプリ以外」で夏バテ解消のためにできる方法はないのか?
というところをピックアップしていきます。
夏バテの原因と寒さ
夏バテを解消するためには、その原因も知っておかないといけませんが、大きくとらえられるのは3つの原因です。
- 自律神経の乱れ
- 食欲不振による栄養不足
- 水分不足
このうち、2と3は食べ物、飲み物に関することなので、先ほどリンクしたページを見ていただければと思います。
そこでここでは「1番の自律神経の乱れ」をどうにか解消することで、夏バテ対策するというポイントに絞り見ていきます。
この自律神経の乱れは、この夏の場合どういう理由で起こりやすいのか?
それは、
- クーラー
- 運動不足
- 睡眠不足
この3つに注目しています。
クーラーはよく夏場に使いますが、クーラーの温度が25℃のところから35℃の外に出たとしましょう。
この温度差は10℃もありますが、夏場はよくあることですよね。
クーラーで室温25℃のところにいる場合も半袖の場合がほとんどです。
体の芯から冷え切った状態で、35℃のジリジリとした暑さの場所に出ていくと、体はその体温調節をするためにフル稼働します。
すると体に負担がかなりかかり疲れてしまいますよね。
その逆も同じことで、汗だくの状態で急に涼しいところに入ったら、汗も冷えて体が冷たくなり、風邪を引いたりすることも多いです。
これも大きな体の負担となりますよね。
だから、夏に意外と多いのが「冷え性」です。
夏バテと冷え性
冬は冷え性に気を付けている人が多いと思いますが、夏は無防備な状態と気温の暑さから、冷え性に対する意識はほとんどなくなってしまいます。
こんな時こそ気を付けてもらいたい冷え性ですが、これが夏バテ解消につながるポイントの一つと考えています。
というのも私自身冷え性気味で、暖かい日でも足だけは冷たい日がよくあります。
そんな時に大切にしているのが入浴です。
夏バテのだるさを解消するための入浴とは?
夏場はシャワーだけといった人も多いでしょう。
汗を流す程度はシャワーだけで十分ですし、あまり長くお風呂に入っているとしんどくなってしまいます。
この夏バテと冷えの解消でも、入浴はしんどくなるまではいる必要はないですが、ぬるめの38~40℃くらいで半身浴をするだけで冷えはかなりマシになっていきます。
ぬるめのお湯につかることで、副交感神経が活発になりリラックスできるような状態になります。
そうすると、上で見てもらった夏バテの原因「睡眠不足」の解消にもつながりやすくなるんですね。
シャワーだけで済ませると、半身浴に比べどうしてもこのリラックス効果というのが得られにくいようです。
また、半身浴で甚割と体の芯から温めていくことによって、冷え性の解消にもつなげていきます。
夏場に体の体温を上げると、体が熱くなってしんどくなりそうと思うかもしれませんが私は逆の考えです。
体温が上がることで暑さへの抵抗力、順応度が上がりやすいように実感しています。
冬場もそうですが、夏もしんどくならない程度に半身浴を20~30分程度すると体が楽になることが多いですね。
個人差はあると思いますが、夏ほとんどシャワーで済ませている人は半身浴で体を温める入浴をしてはどうでしょうか。
*合わないと感じたら無理はしないでくださいね。
夏バテのだるさを解消するためのストレッチとは?
半身浴の入浴で体がリラックス出来たら、次はストレッチです。
夏バテ解消の中にも「睡眠不足」があります。
睡眠不足になると体の疲れが取れないし夏バテにもつながりますよね。
そんな時、睡眠不足解消のために良いのがストレッチです。
私もほぼ毎日やっていますが、テレビを見ながら30分程度やるだけでぐっすりと寝れるようになりました。
ストレッチと言っても特別なことをするわけではなくて、ベッドの上で足を延ばし手をつくように体を曲げたりしている程度です。
最初はスネぐらいまでしか手は届かなかったですが、これが2週間くらいすると、だんだんと手が足先につくようになってきて楽しくなってきます。
こういった動画を参考にしながらやっていますが、中には「こんなん無理」っていうストレッチもあります。
最初は無理しないでできる事からやっていった方がいいですね。
入浴の後にストレッチをすることで体をほぐすことができて、適度な疲れがあるので睡眠不足にもピッタリだと思います。
夏バテ解消と運動不足
運動不足で汗をかかない人も多いですが、それは昼間に軽く運動して汗をかく習慣はつけておいた方がいいでしょう。
というのも、汗をかかない日が続いていると、体が汗のかきかたを忘れてしまうからです。
クーラーで一定の温度でずっと過ごしていると汗をかかないので汗腺が退化していきます。
汗をかきにくくなると体の体温調節もしにくくなり、熱がうまく放出されなくなって熱中症にもかかりやすいとの指摘も大きく取り上げられています。
クーラーは使い方によっては便利ですが、その反面デメリットもあることは頭に入れておかないといけませんね。
あとがき
夏バテを解消する方法とはどうすればいいのか。
また、そのだるさをとるための入浴方法やストレッチなど、夏バテから回復するためにしておきたいことをまとめましたがいかがでしたか。
夏バテの原因には睡眠不足や運動不足、そしてクーラーの当たりすぎなど夏場におこりやすい問題がたくさんあります。
睡眠不足になると体の疲れが取れなくて夏バテにもつながりやすいですので、特に寝れていない人は「入浴」と「ストレッチ」で夏バテ解消しましょう!
また、これらは熱中症対策にもつながることです。
夏場は夏バテをはじめ熱中症や紫外線など悩みが多いので、それぞれにしっかりと対策ができるように考えてみましょう。