家に今ある洗濯機を、引っ越しや古くなった時に買い換える機会があると思いますが、
古い洗濯機の処分はどうすればいいのか?
あまり頻繁に行うことではないので、すぐにわかる方も少ないでしょう。
その古い洗濯機を処分する方法についてはいくつかあります。
今回は、
家電量販店のヤマダ電機やケーズデンキなどを参考に、洗濯機の処分方法について見ていきましょう。
洗濯機の処分方法は?
洗濯機の処分方法についてはいくつか方法があります。
その方法について大きく分けて3つあります。
- 新しい洗濯機を購入する小売店に処分を依頼する。
- 古い洗濯機を購入した小売店に処分を依頼する。
- リサイクルショップ、ネットオークションで売る。
それでは順番に見ていきましょう。
1.新しい洗濯機を購入する小売店に処分を依頼する。
買い替えの場合です。
買い替えの場合は、新しく購入する小売店に収集義務が発生するので、
と、お店の人に言うと処分のための話が進んでいきます。
2.古い洗濯機を購入した小売店に処分を依頼する。
買い替えもなく処分する場合です。
この場合はその洗濯機を購入した小売店に収集義務があります。
ですので、購入先のお店に電話して、
と言うと、洗濯機処分のための話が進んでいきます。
もし、購入先がわからない場合は自治体に電話して指定取引場所に自分で持っていくか、自治体の指定回収業者に依頼して引き取りに来てもらいましょう。
3.リサイクルショップ、ネットオークションで売る。
リサイクルショップやネットオークションで売る方法です。
売るので処分するよりも圧倒的にお得ですし、お金がかかりません。
リサイクルショップで売る場合はいくつかの条件が出てきます。
やはり古すぎるものは売れません。
最低でも5年前くらいのものでないと、なかなか買い取ってもらえなかったりします。
また、何かと安く買い取られる場合もあるので、高く買い取ってもらいたいのであればある程度の知識や、簡単な見積を何件か問い合わせたりする努力も必要になってきます。
「別にタダ同然でもいいから、リサイクル料金取られるよりマシ」
という考えの人には最もいい方法かもしれません。
ネットオークションで売る場合は、当然オークションの知識ややりとりも必要になってきます。
こちらの場合はオークションなので
というのが大きなデメリットです。
引っ越しなどの期限が決まっている場合は不向きですね。
このように、大きく分けて3つのパターンが有りますがこちらの動画も合わせてみていただくと、さらにわかりやすいと思います。
洗濯機の処分費用はどれくらい?
上の洗濯機の処分方法の1と2では、洗濯機の処分の際に
「リサイクル料金」
というのが発生します。
洗濯機を処分する際にはこれは避けられません。
料金についてはお店の人に尋ねればいいでしょう。料金はメーカーによって異なりますが、ある程度は同じです。
およその価格ですが洗濯機の処分の場合は
と考えていいて下さい
この他の費用として
「運搬料」
というのも費用としてかかります。
これはおよそ、
と、考えておいて下さい。
*ご自身でメーカー指定引取場所へ搬入すると、この料金はかかりません。
買い替えの場合、販売小売店に持ち込みをしてリサイクルを依頼すると
リサイクル回収料金 2,530円(税込)
収集運搬料 1,210円(税込)
合計 3,740円(税込)
*2020年時
リサイクル回収料金:2,530円(税込)~
収集運搬料 :1,100円(税込)
合計 :3,630円(税込)~
*2020年時
というふうになっています。
処分だけの場合は料金が変わってきたりするので、詳細は各ホームページで調べるか問い合わせをして下さい。
洗濯機の処分を無料でしてくれるところはないの?
リサイクル料金や運搬料がかからない
「洗濯機の処分を無料でする方法」
というのは無いのか?
という疑問が浮かぶと思いますが、私たちが頭に思い浮かべるのが
しかし、今の時代に安易に廃品回収業者に依頼するのは危険です。
よく廃品回収などで、
「無料引取り致します。」
といったような業者があると思いますが、これらの業者には
「違法取引業者」
である可能性があるからです。
リサイクル料金が費用としてかかるのは「不要品をリサイクルするための費用」であり、違法取引業者が無料で回収する理由は、
といった場合があるからです。
使えそうな部品だけを抜き取り、それを流用したり海外に流したりして利益を得たり、不要な部分は不法投棄などを繰り返し問題となっています。
これらの理由から、
「あなたが知らない間に違法なことに加担している。」
といったことになりかねないからです。
無料だからといって、むやみに飛びつくことはやめておきましょう。
きちんとリサイクルがされている場合は、
というものが発行し貼り付けられ、排出者控えが渡されます。そして、どのように処分されているのかわかる仕組みになっています。
あとがき
洗濯機の処分にはいくつかの方法がありますが、一番お得に処分する方法はリサイクルショップやオークションで売ることです。
比較的新しいもので痛みもそんなに激しくなければ、なにせお金がかからずに売れたお金が入ってくるのだからこれ以上のことはないですね。
ただ、基本的には小売店にリサイクル料金を払って、回収してもらうことになります。その時にかかる洗濯機の処分の費用については、リサイクル法で定められたことなので必要なものです。
違法な回収業者の無料で引き取ってくれるという言葉に惑わされないで、正規のルートできちんと処分をしましょう。
また、洗濯機の処分の前には、水抜きが必要になる場合があります。
洗濯機の処分の前にはコチラも確認しておいてくださいね。