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加湿器気化式のメリットデメリットとは?おすすめは?効果の比較

2015年8月14日

加湿器 気化式 メリット冬場の季節の乾燥対策に、加湿器を使おうかと考えている方も多いと思います。

いま、加湿器は様々な種類のものが販売されていますね。

いざ、加湿器を買おうかとした時、迷うのが

check001  「種類」

加湿器の種類の違いがわからずに、

check002  「一体どれがいいの?」

と、あなたは悩んでいないでしょうか?

今販売されている加湿器の種類は、大きく分類して

「4つの種類」

の加湿器があります。

加湿器の4つの種類

このページではこの4つの種類の中の

check001  「気化式」

について、まとめてみました。

このページでは主に、

  • 気化式のメリットとデメリットは何か?
  • 気化式のおすすめはどの加湿器なのか?
  • 他の加湿器との効果の比較

といった点にスポットを当ててまとめたので、是非購入の際の参考にして下さい。

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加湿器の気化式にはどんなメリットがあるの?

加湿器の種類の一つ

check001  「気化式」

気化式では一体どんなメリットがあるのか?

一般的に気化式のメリットはこのようにまとめられます。

気化式のメリット
  1. 電気代が安い。
  2. 音が静か。
  3. 加熱した蒸気を出さないので、触れても安全。
  4. 加湿効率がダントツに高い。

*加湿効率(加湿量/消費電力量)

電気代の安さや安全性が目立つ気化式ですが、それぞれのメリットについてもう少し詳しく触れていきます。

 

気化式のメリットの詳細

このように気化式のメリットをまとめましたが、次はそれぞれのメリットについて、他の方式との効果も比較しながらもう少し詳しく見ていきましょう。

 

1.電気代が安い

加湿器で気化式のメリットを語る上で、最も光る部分が

085145   「電気代が安い」

これは気化式の最大のメリットと言ってもいいでしょう。

どれくらい安いのかというと、その電気代は

「1時間で0.2~0.4円

これは、最後におすすめしているPanasonicの加湿器を例にとっていますが、他の気化式の加湿器でも電気代はかなり安いです

1日8時間運転していたとしても、1ヶ月で100円もかかりません。

一方、一番電気代がかかるとされているスチーム式は、機種によっては1ヶ月で1000円以上かかる場合もあります。

このメリットは大きいですね。

 

2.音が静か

気化式は音がわりと静かなので、夜に稼働してもあまり気にならないと思います。

気化式は水を含んだフィルターに、ファンで風を送り気化させる方式なので、お湯を沸かして蒸気を出すといったような音が出ないのでわりと静かなんですね。

補足
*音の大きさは加湿器のスペックや運転モードに左右される部分もあるので、すべてが静かだというわけではありません。

 

3.加熱した蒸気を出さないので、触れても安全

先ほど触れたように、お湯をわかすような加熱するといったことが無いため、吹き出し口が熱くならず、子供が触れても火傷するようなことはありません。

安全面においても気化式のメリットは大きいです。

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4.加湿効率がダントツに高い

先ほどの電気代の話からもわかるように、

check001  『加湿効率(加湿量/消費電力量)』

が、他の方式に比べダントツに高いです。

つまり、電気代が安いのに加湿効果が期待できるということです。

逆に、これに比べるとスチーム式の加湿効率は低いです。

参照:北陸三県(福井、富山、石川県)の消費生活支援センター
加湿器のテスト結果より

 

他の種類の加湿器との比較については、別のページで表にまとめています。

効果などの比較が一目でわかるのでわかりやすいと思いますので、ぜひこちらもご覧になって下さい。

関連ページ

>>加湿器の種類比較でわかるメリットやデメリットとオススメは?特徴

 

加湿器の気化式にはどんなデメリットがあるの?

先ほどの気化式のメリットを見ると、

「かなりいいんじゃないの!」

と思いますが、一方でどんなデメリットがあるのか?

一般的に気化式のデメリットはこのようにまとめられます。

気化式のデメリット
  1. 加湿に時間がかかる。
  2. 湿度50%あたりから上がりにくくなる。
  3. 排気が冷たく室温が下がる可能性がある。
  4. メンテナンスが若干面倒

何やら加湿機能について問題がありそうですが、それぞれのデメリットについてもう少し詳しく触れていきます。

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気化式のデメリットの詳細

このように気化式のデメリットをまとめましたが、次はそれぞれのデメリットについて、他の方式との効果も比較しながらもう少し詳しく見ていきましょう。

 

1.加湿に時間がかかる

気化式は上でも触れたように、

「水を含んだフィルターにファンで風を送り気化させる方式」

なので、短時間で湿度を上げるという点で劣ります。

初めの部屋の湿度や部屋の広さ、加湿器の性能にも左右されますが、加湿器を運転させてから湿度50%ほどまで上げるには、

「およそ1~2時間はかかる」

というふうに考えておかなくてはいけません。

 

2.湿度50%あたりから上がりにくくなる

気化式ではその方式故に加湿スピードの遅さが目立ちます。

ですので、

湿度がなかなか50%付近から上がらない。

という声も多く見られます。

対策としては

check001  「室温を上げる」

ということが必要になってきます。

室温が上がることでファンから送られる風も暖かくなるので、フィルターに含んだ水の蒸発量が多くなります。

でも、室温を上げるということはエアコン等を使うわけで、電気代がかかります。

気化式で電気代を安くしようとしてるのに、暖房に電気代がかかるという本末転倒の事態が訪れます。

 

3.排気が冷たく室温が下がる可能性がある

一般的に気化式の加湿器から排出される蒸気は、

check001  「室温より2℃ほど低い。」

といった事が言われています。

ですので、気化式の方式では冷たい空気が常に出ているのと同じで、室温が下がる場合があります。

 

4.メンテナンスが若干面倒

フィルターに水を含ませてファンで蒸気を放出する方式なので、当然フィルターに汚れが溜まりやすくなります。

放っておくと雑菌やカビの繁殖につながるため、定期的な掃除が必要になります。

 

このように気化式のデメリットをまとめましたが、加湿能力に不安を覚えますね。

ただ、そんな気化式の加湿器にも割りと良い物も販売されてきているようで、次にその中でもオススメのPanasonic製品についてちょっと触れてみます。

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加湿器の気化式のおすすめは?

気化式の加湿器にも色々販売されていますが、おすすめするのは、

【Panasonic FE-KFU03-W】

ナノイーやフィルター清潔モードも搭載したものは、

【Panasonic FE-KXT07

この辺りは好みになりますね。

あとは使用する部屋の適用床面積に応じたものを選ぶといいと思います。

価格は1~3万円くらい。

レビューなど見ても性能に関してはほぼ満足されている方が多いですね。
やっぱり電気代の安さはかなりのメリットです。

メーカー発表では電気代は1時間でおよそ

「0.1~0.3円」

1日10時間つけていても1~3円ですから、加湿効率はいいですね。

気化式なので加湿の時間はかかりますが、パナソニックのこの商品は

「お急ぎモード」

が付いているので、弱点を少しでもカバーしようという姿勢が見られます。

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あとがき

気化式のメリットには電気代が安いという最大のメリットが有りますが、それと同じくらい加湿スピードが遅いというデメリットが有ります。

このメリットとデメリットをどう捉えるのか、あなた次第になるわけですが、

085145   「もし、気化式を選ぶ際には、中途半端に安価なものはオススメできません。」

気化式は加湿能力が低いというデメリットが有るため、中途半端に安価なものを選ぶとさらに加湿能力が低いものとなるため、ほとんど役に立たずにお蔵入りするケースが懸念されます。

どうせ購入するなら、上で紹介したPanasonicのオススメのような性能の高いものを選ばれる方が、加湿能力も上向いているため使えると思います。

加湿器の種類別のメリットやデメリット、そして加湿器のカビ対策や掃除の仕方などについての記事も用意しています。

こちらからあなたが知りたい情報にすぐたどり着けるので、ぜひ活用してください!

また、季節柄、インフルエンザ対策等で加湿器を使われるかと思いますが、湿度に関しては、とりあえず「湿度50%」まで上げることができれば、ある程度合格ですので気化式でも十分その効果は期待できると思います。

インフルエンザウイルスは

check001  気温20℃付近湿度50%以上だと生存しにくくなる(壊れやすくなる)。』

という検証結果があります。

詳しくはこちらをご覧になって下さい。

関連ページ

>>インフルエンザの予防方法とは?食べ物や湿度管理で感染対策!

特に湿度50%以上の条件下でインフルエンザウイルスの生存率が急激に減少するので、温度と湿度管理を徹底すれば感染予防として効果が期待できるわけです。

そんな気化式の加湿器を使う場合は電気代が安く済みますが、その分室温をどうするのかということで悩みそうです。

暖房との兼ね合いや部屋の広さなど考慮して考えてみてくださいね。

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