蚊に刺されやすい人っていますよね。
何がそうさせているのか不思議な部分もあると思いますが、蚊を引き寄せてしまう原因に「ストレス」が関係するなんて話もあります。
また、そんな蚊によって引き起こされる病気も怖いところですが、いったいその原因には何があるのか気になりますよね。
そして、蚊に刺されやすい原因として、
というところまで関係性を掴んだ話もあります。
蚊に刺されやすい原因には、いろんなことが関係しているようなんですね。
そこで今回は、
蚊に刺されやすいのはストレスが関係するのか。
また蚊に刺されることでの病気のリスクや蚊に刺される原因が足の常在菌にあるなど、さまざまな特徴についてまとめました。
蚊に刺されやすい原因がわかればできる対策もあるので、今年の夏の蚊対策のためにぜひ最後までご覧ください。
蚊に刺されやすい人とストレスの関係は?
夏になると毎年のように悩まされるのが「蚊」の存在ですよね。
特に寝ているときに蚊に刺されたりすると、そのあと蚊を探したりして寝れなくなったりする事もよくあります。
そんな蚊に全然刺されない人っていますよね。
なぜか自分の方だけ蚊が寄ってきて刺していく、なんて悩みを抱える人も多いようです。
そんな蚊に刺されやすい人とそうでない人に、何か違いがあったりするのかちょっと気になったりしますよね。
もし自分で直せる部分があるのなら改善させたいところですが、その蚊に刺されやすい原因の一つに、
ストレスが関係している?
このように言われることがあります。
ストレスと蚊に刺されやすいことが、どのようにつながっているのか不思議ですが本当なのでしょうか?
蚊に刺されやすいのはストレスがない人?
蚊に刺されやすい人はストレスがない
こんなことが言われたりしますが、ストレスを溜めている人は血流が悪くなり代謝が落ちるから、蚊に刺されにくいなんて言う話があります。
それとは全く逆の話には、
ストレスが溜まって汗が出てしまうことで蚊を引き寄せ刺されやすくなる可能性がある。
こんな話もあります。
今のところ、このストレスと蚊に刺されやすい関係のほどはよくわかっていないようですが、なにかしら影響はありそうな気はしますよね。
さて、このストレスの話で言われてる
これが蚊に刺されやすい原因となっているので、こちらの方を知っておいた方が蚊の対策もしやすくなります。
この汗や代謝と蚊に刺されやすい関係なのですが、産卵時の蚊は私たちの体から出る「二酸化炭素」や「汗に含まれる乳酸」などの揮発性物質や、体温などに反応して寄ってくるんです。
だから、汗がたくさん出てしまうようなストレスを抱えていると、蚊に刺されやすいかもしれません。
ただ、代謝が悪くなって乳酸の量も減ったりすると、蚊に刺されにくくなるかもしれません。
どちらに傾くのかちょっとわかりにくいですね。
蚊に刺されやすい人と病気や感染症の関係
蚊に刺されやすい人は蚊に刺されてかゆい思いをするだけではなく、伝染病の恐れもありますよね。
そんな病気で2014年の夏にデング熱の患者が確認されました。
これでかなりニュースにもなりましたし、感染者が広がらないように公園が閉鎖されたりもしましたよね。
デング熱を発症すると38度以上の高熱が出たり、頭痛や筋肉痛、関節痛などの症状が現れます。
1週間で症状が消えるようですが、重症化すると死亡のリスクもある怖い病気です。
また、今はワクチンもないため、自然に回復するのを待つしかありません。
海外でデング熱を発症した人が日本に帰ってきて、その人が蚊に刺されると、その蚊を通していろんな人に感染していくという怖い状態ですね。
だから水際で喰いとめないと、病気がどんどんと広がっていくという恐ろしい事態になってしまいます。
蚊に刺されることで病気になるリスクは、日本では大きな騒ぎにまではなかなかなっていないですが、アフリカなどの海外では怖いですよね。
よく海外旅行をする人などは要注意です。
蚊に刺されやすい血液型
蚊に刺されやすい原因の一つに、
血液型が関係している
このように言われています。
そして、どの血液型の人が一番蚊に刺されやすいのかというと
このように言われていますが、これも過去に実験が行われてO型の血液型の人が最も刺されやすかったという結果が出たようです。
しかし、その後この実験結果も否定された論文も発表されたりしました。
だから、今のところはO型の血液型の人が蚊に刺されやすいかどうかはわからないといった感じですね。
興味のある方はこちらも読んでみてください。
蚊に刺されやすい人の原因は足の特徴?
蚊に刺されやすい人の特徴の一つに
というのが関係しているという興味深い説を唱えた人がいます。
それが当時の京都教育大学附属高校の田上大喜くん
この人が蚊のアレルギーがあった妹がよく蚊に刺されるということで、何とかできないかということからいろいろと試行錯誤をしていたようです。
そして、蚊は人の二酸化炭素や汗に含まれる乳酸などに反応することから、どんな匂いが好きなのかをいろいろ試したようなんですね。
すると、妹の靴下に特別な反応を見せたそうです。
これはヤブカと言われるヒトスジシマカが見せた反応です。
そこから「足の何か」に引き付けられてメスは血を吸いたくなる行動にかられることが分かったので、色々実験を続けたそうです。
ただ足の臭いは家族の中でも父親が一番ニオイがあったようですが、妹は全くニオイはなかったそうです。
だから人間が嗅ぎ分けれるニオイではないことがわかりました。
そこで妹の足の常在菌を採取して調べてみると、そこには多様性のある菌が見つかったんですね。
つまりこれで、
ということがわかりました。
また、そのことから妹の足首から下をアルコールで消毒したら、蚊に刺される数が3分の1にまで減ったようです。
他にも
- 足の裏や指の間を石けんで洗う
- 靴下を新品にはき替える
これだけでもだいぶ変わったようなんですね。
だから外で作業するときなどは、ちょっと足元もケアしてからの方がいいのかもしれませんね。
蚊に刺されやすい人の特徴
先ほどの蚊に刺されやすいことと足の常在菌との関係は、非常に興味深い話ですよね。
そんな蚊に刺されやすい人の対策には、足に気を付けるほかにもいろいろあります。
例えば、本能として蚊は黒いものに引き寄せられる傾向があります。
ですので、黒い服を着ていたりすると蚊が自然と寄ってくるわけですね。
これは蚊が感知できる色が白と黒の2色なので、濃い色の黒色の服によって来るようなんです。
だから、色黒の人の方が蚊に刺されやすいということもあるようですね。
蚊に刺されやすい人の特徴:汗かきの人
汗かきの人はよく蚊に刺されやすいと考えられています。
汗に含まれる乳酸などに反応して、蚊が引き寄せられるというわけですね。
だから肥満体質の人は脂肪が多いために、汗をかきやすく表面積も大きくなります。
だから蚊にも刺されやすくなる傾向があるようです。
蚊に刺されやすい人の特徴:体温の高い人
体温が高くなると、蚊がその熱を感知して引き寄せられてしまいます。
だから体温の高い人は蚊に刺されやすくなってしまいます。
運動後は体温も高くなるし汗もかくので、蚊に刺されやすくなってしまいそうですね。
蚊に刺されやすい人の特徴:アルコール
お酒にはアルコールが含まれてますが、そのアルコールを分解する際には二酸化炭素が大量に発生するようです。
だから、呼吸の中に二酸化炭素を多く含んでしまうのですが、それに蚊が反応して引き寄せられてしまうんですね。
また、汗をかきやすくなったり体温の上昇もあるので、蚊に刺されやすくなってしまいます。
ですので、夜に外でお酒を飲むような機会があったりすると、蚊に襲われやすくなるようです。
あとがき
蚊に刺されやすいのはストレスが関係するのか。
また蚊に刺されることでの病気のリスクや蚊に刺される原因が足の常在菌にあるなど、さまざまな特徴についても触れましたがいかがでしたか。
蚊に刺されやすいのは、何かしらの原因があるからなんですね。
ただ、それがわかっていればある程度は対策できる部分もあるので、できることはしておきたいですよね。
そんな蚊の対策でできることはたくさんあります。
特に屋外での作業などの時にしておきたい対策などまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね。