蚊柱の読み方や意味とは?原因や対策と殺虫剤での駆除は?

2018年2月16日

蚊柱 読み方

あぜ道とかを自転車で走っていると、蚊の大群の中に顔を突っ込んだりすることがありますよね。

あれは蚊柱と言って「かばしら」という読み方をします。

あの蚊柱って、なぜあんな大量の虫が集まっているのか不思議に思いますよね。

実はこの蚊柱にはとても重要な意味があったんです。

また、そんな蚊柱ができる原因や時期にもしっかりとした理由があるんですね。

そこで今回は、

蚊柱の読み方や意味とはいったい何なのか。

また蚊柱がなぜ立つのか原因やその殺虫剤での駆除などその対策についてまとめました。

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蚊柱の読み方や意味とは?

この蚊柱という言葉ですが、この言葉を知らなくても一度は被害を被った方がいるかもしれません。

これは蚊柱(かばしら)という読み方です。

あなたも今までに、草むらや道を歩いていたり公園で遊んでいたりしたら、急に蚊の大群の中に顔を突っ込んでしまったことはないでしょうか。

特に自転車でよく蚊柱の中に突っ込んだ記憶があります。

 

あの大量に集まった蚊の大群が、いかにも柱のように見えることから、

蚊柱(かばしら)などと呼ばれるようになったのですね。

ちなみに、この蚊柱は「立つ」ようです。

「蚊柱が立つ」というように表現するようなんですが、まるで茶柱が立つようですね…。

【蚊柱のようす】

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蚊柱の蚊はどんな種類なの?

あの蚊柱の蚊は

ユスリカ

他の種類の蚊も蚊柱を立てるようですが、よく出くわすのはこの種類の蚊のようです。

でも、蚊と言っても実はハエの仲間で血は吸わないんですね。

 

いつも家に来ては血を吸っていく厄介な蚊は「イエカ(アカイエカ)」と呼ばれる種類です。

蚊イエカ

草むらとかに行くと潜んでいるシマシマ模様の蚊は「ヤブカ(ヒトスジシマカ)」ですね。

蚊ヤブカ

 

あのユスリカの大群の蚊柱は、身近なものよりちょっと高いところに行く習性があるようです。

 

だから、あの蚊柱の中に誤って顔を突っ込んでしまったらしばらくついてきますよね。

 

実はそんな習性があったんですね~。

 

また、この蚊柱が立つのは、

  • 夕方ごろ
  • 夜明けごろ

時間帯がだいたいは決まっているようです。

ちょっと涼しい時間帯でないと活動がしにくいようですね。

さて、この蚊柱とはそんな意味があるのですが、ではどうしてあんな大群の蚊が集まってこの蚊柱ができるんでしょうか?

その蚊柱の原因についても、きちんとした理由があります。

 

蚊柱の原因はなぜなのか

蚊柱 対策

この蚊柱の原因は実は

蚊の繁殖期

この時期に発生する現象だと考えられています。

主に春~夏にかけて見つけることが多いのではないでしょうか。

つまり、あの蚊柱は大量のユスリカによる繁殖行動の様子という意味なんですね。

 

実は、その蚊柱はオスが集まってあんなことになっちゃうようなんです。

 

メスはあの中にほとんどいないんですね。

そしてあの中にメスが一匹~数匹入っていくと、メスはあの大量のオスのユスリカの中から相手を選んで繁殖行動に入るようなんです。

*これも種類によって構成が変わることもあるようです。

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蚊柱が立つときのオスの事情

蚊柱は主にオスの大群で構成されているようですが、基本的にユスリカの幼虫は水中で生活しています。

それが成虫になったら飛び立つようですが、その成虫の寿命は1日~数日程度と言われています。

また、成虫になると物を食べる口や消化器が退化してしまうので、栄養摂取ができないようなんですね。

そんな状態でオスが固まって繁殖行動をしようと蚊柱が立つようです。

繁殖行動に入るにはオスとメスが出会わないといけませんが、1日2日ですぐに出会えないため、蚊柱として固まって行動するんですね。

 

ユスリカは羽音の周波数で位置を知らせたりしているようで、蚊柱を立てることで、メスに居場所をアピールしているようです。

ユスリカのオスはとにかく時間がないので、みんなで固まって必死に婚活しているというわけですね。

 

蚊柱ができやすい場所とは?

ユスリカの幼虫は水場で生活しているので、近くに水のある場所で発生します。

だから琵琶湖とかに行くとものすごい数のユスリカがいてて、春ごろから近くの電気店とかどえらいことになってました。

 

蚊柱も立ちまくりです!

「びわこむし(オオユスリカ)」とも呼ばれていますね。

 

ユスリカは家の周りにもよく発生しますが、玄関のドアノブのところにいっつも引っ付いてます。

ですので、まずは近くに水場があるかどうかがポイントですね。

また、バケツの中に水が溜まっていたりなど、水たまりポイントがあると発生しやすいようなので、一度家の周りも確認してみましょう。

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蚊柱対策はどうすればいいの?

さて、この蚊柱が立った時に何とかしたいと思いますが、その対策はどうすればいいのでしょうか。

まあ、家の近くではなくて害がないのなら、儚い数日の命なのでそのまま放っておいてあげた方がよさそうです。

ただ、家の近くで大量に発生して玄関のドアにびっしりなんてことになると、ちょっと何とかしたいですよね。

 

基本的にユスリカは光に呼び寄せられます。

 

まあ、ユスリカだけではなくて他の虫もそうですが、暗闇だと光に誘われて寄ってくるので、あまり夜に窓を開けたままにすると入ってきやすいです。

少なくとも網戸はしておきたいですよね。

 

また、普通のイエカ対策にもなりますが、蚊取り線香や蚊取り器などを付けておくと、それで退治することができます。

その蚊対策の蚊取り線香などは、様々な種類に物が販売されていますよね。

そのいろんな種類の蚊取り線香についてこちらの記事でまとめています。

関連ページ

>>蚊取り線香の種類は?電気や渦巻きなど強力な最強の組合せは?

今年の蚊対策でいろいろやってみたい方はぜひ参考にしてください。

 

蚊柱の駆除や殺虫剤での対策

蚊柱もそうですが、ユスリカは特に害がないと言っても家の近くで大量に発生していたりするとちょっと嫌ですよね。

また、そんなユスリカを見てしまうと、家の中に入ってきてほしくもないので駆除するために殺虫剤を使うこともあると思います。

そんなユスリカ対策で私がよく使うのは

ワンプッシュ型のスプレー

 

これは「蚊がいなくなるスプレー」というもので非常に人気があってよく売れています。

私の使っているスプレーはこれとは違うメーカーのものですが、製品としては同じようなものですね。

 

蚊柱を立てるユスリカもそうなんですが、血を吸うタイプのイエカもずっと飛んでいるわけではなくて壁に張り付いたりしてますよね。

蚊がいなくなるスプレーは、サッと一吹きするだけで薬剤が部屋全体に広がり、壁などにもつきます。

その張り付いている壁の部分に薬剤がついているので、それが蚊をやっつけてくれるという便利な代物です。

 

だからこれを部屋でワンプッシュしておくのも、いい対策になりますね。

 

また、私は網戸や窓、カーテンにも吹きかけていますが、今年は玄関とかにもかけてみようと思います。

また、玄関のドアにユスリカが結構ついていることが多いのですが、玄関のドア掛け用の「虫コナーズ」というものも売ってます。

【虫コナーズ 玄関用】

また、ドアや窓にもこういう専用スプレーもあります。

【虫コナーズ 窓ガラス・網戸用虫除けスプレー】

近くに田んぼとかがあったりすると、その水場をなくすというのは今すぐ対処するというのは不可能なので、こういったグッズをいろいろ使って対策するのもいいと思います。

 

あとがき

蚊柱の読み方や意味とはいったい何なのか。

また蚊柱が立つ原因や殺虫剤での駆除など、その対策についてまとめましたがいかがでしたか。

蚊柱の中に突っ込んでしまうと本当に不快になってしまいますが、ユスリカ側からすれば、あれはあれで厳しい事情があったんですね。

でも、あんまり家には近づいて欲しくないので、やっぱりしっかりとした対策はしておきたいところです。

そんな蚊柱やユスリカ、イエカやヤブカには屋外でいるときに出くわすことが多いですが、屋外ではしっかり蚊対策をしておきたいですよね。

そんな屋外活動での対策について別の記事でまとめています。

関連ページ

>>蚊対策で庭で草むしりなどする時は?屋外へお出かけやbbqでは?

 

家の中とは違った対策でいろいろと出来ることは多いので、屋外でガーデニングなどいろいろされる方は、ぜひこちらも参考にしてください。

 

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