私たちは、ある年齢に達すると「長寿祝い」をいただくような年齢を迎える年があります。
一番有名なのは、何と言っても「還暦」ですね。
その他にも、
このような長寿を祝う節目の年齢があるのです。
今回は、この節目の年齢となる
白寿(はくじゅ)
こちらがいったい何歳のことなのか?
また、その意味について触れていくとともに、お祝いの花や色、そしてお祝いに贈りたいプレゼントやメッセージなど、白寿についていっしょに見ていきたいと思います。
白寿とは何歳のことなの?
この白寿(はくじゅ)とは何歳のことを言うのか?
まずは、その年齢を知っておかないとお祝いできませんね。
ただ、この99歳というのは、本来は数え年で見るようになっています。
私たちがふだん使っている年齢の数え方は満年齢ですよね。
だから、それでかぞえると98歳(満年齢)が白寿という事になります。
今では、そのへんがあいまいになりつつあるようで、満年齢の99歳でお祝いするケースも多いようです。
この白寿の前の有名な長寿祝いは「卒寿祝い」になります。
そして、この白寿の次には「百寿」というお祝いもありますね。
白寿ってどういう意味なの?
さて、白寿は99歳の節目の年齢のことを指しますが、どうして白寿(はくじゅ)といわれるのでしょうか。
そこで、この漢字にあてられた「白(しろ)」という字に注目してみましょう。
この白という漢字は数字の「百」から「一」をとった漢字といっしょですよね。
100歳の一つ前は99歳ですから、
つまり、
ということになるので、99歳に「白」という漢字があてられ、白寿となったと言われています。
白寿のお祝いの色は?
還暦のときには「赤いちゃんちゃんこ」を着てもらってお祝いすることが風習となっていますよね。
これにはきちんと意味があって、「赤」には
- 魔除け
- 暦が一周し、赤ちゃんに戻る
こんな意味があります。
60歳は還暦ですが、同時に厄年でもあったりするので、その厄払いのためにも赤いちゃんちゃんこを用意しているとも考えられています。
厄年についてはこちらでまとめているので、よかったらご覧になってくださいね。
関連ページ>>厄年の前厄、後厄、本厄っていったい何なの?一覧表で意外な事実も!
こんなふうに、お祝いの「色」にはきちんとした意味があるんですね。
そして、この白寿でもお祝いの色があって、
この色が選ばれています。
これはもう、その名前の通り白色ですね。
白色は「神聖、祝福、健康」などのイメージカラーでもあり、百歳前後まで長生きすることに対する敬意の表れもあるのだと思います。
白寿にはどんなお祝いやプレゼントをするといいの?
白寿を迎えたおじいちゃん、おばあちゃんには、いったいどんなプレゼントやお祝いの品が喜んでもらえるのか悩みますよね。
白寿祝いのプレゼントには特に決まりはないと言われていますが、先ほどふれた「白色」をテーマに選ぶパターンがあって、これがわかりやすいと思います。
では、どんなプレゼントがあるのか?
いくつかピックアップしてみたので参考にしてくださいね。
白寿祝いに喜ばれるプレゼント例
【白色ちゃんちゃんこセット】
《白寿御祝 白無地セット》白色ちゃんちゃんこセット(ちゃんちゃんこ/頭巾/扇子/化粧箱) 白寿(99歳)プレゼント 白 ホワイト 白寿 父/母/敬老の日 男性/女性 白寿のお祝い はんてん 楽ギフ_包装/楽ギフ_のし宛書 あす楽(ns42)(zr) |
【 押し花アート】
|
【心美白寿「リンドウココミハクジュ」】
|
白寿はお祝いの色が白色なので、それをベースにすると選びやすいと思います。
また、お花のリンドウの中には、
こんな名前の付いたお花もあるようですね。
白色と青色が混ざったおもしろいリンドウですが、このお花は「健康と長寿を願う」という意味を持っていて、とても縁起の良いリンドウです。
時期があえば、こういったお花のプレゼントもいいかもしれませんね。
白寿のお祝いメッセージ
家族のおじいちゃんに米寿のお祝いメッセージを贈ったり、遠く離れた恩師に白寿のお祝いのお手紙を出すとき、どんなふうに書けばいいのか迷いますよね。
- 健康に年を重ねたお祝いのメッセージを入れる。
- 相手を立てる言葉
- 普段の感謝の言葉
- 体を気遣う言葉
基本的にはこのようなことが大切ですね。
あとこれに、何かエピソードのようなものも交えながら書けるとオリジナリティが出ますよね。
このあたりを抑えながら、相手のことを思い浮かべて書き始めると良いメッセージが作れると思いますよ。
いろんな文例を見てみたい方は、こちらを参考にアレンジしてくださいね。
関連ページ>>還暦や古希、喜寿のお祝いメッセージ&手紙の文例集!傘寿米寿白寿
あとがき
白寿とは何歳なのか、またその意味やお祝いの色、そしてお祝いに贈りたいプレゼントやメッセージなど見てきましたがいかがでしたか。
99歳という年齢というのもこれだけですごいことですが、もうここまでくれば、100歳が目前に迫っていますね。
節目の100歳という年齢を迎えていただくためにも、元気に穏やかに過ごしてほしいものです。
おじいちゃんおばあちゃんも、白寿のお祝いをしてもらえるとそんな元気が湧いてくるのかもしれませんね。
この長寿のお祝いの節目は、他にも「傘寿」や「喜寿」などたくさんあります。
そんな節目についてはこちらのページでまとめているので、よかったらのぞいてみてくださいね。
関連ページ>>長寿祝いの年齢って何歳なの?お祝いの色やプレゼントは?一覧