エアコンの冷房をつけたのに全く効かないと焦りますよね。
もしかして故障したんじゃないかと考えると、新しいエアコンを買うために色々と準備しなければいけないと頭によぎりますよね。
でも、そんなエアコンが冷えない原因は何も故障だけとは限りません。
ちょっとしたことで冷房がうまくつかない時だってあるので、いきなり故障したと決めつける前に自分でできることをまず試してみましょう。
では、一体何を確認すれば良いのか?
順番に出来ることについて見ていきたいと思います。
エアコンの冷房が効かない原因は何なの?
エアコンの冷房が効かない原因にはいくつかありますが、本当に単純なことで
というのが意外とあったりします。
運転のところで暖房になっていたり、季節やその時の温度にもよりますが、自動運転していると全く冷房が効かないケースもあります。
- きちんと運転切り替えで冷房になっているか?
- 室温よりも低い温度設定になっているのか?
- 風量は十分か?
- 部屋の窓が空いたりしていないか?
こういったことをちょっと確認してみましょう。
まずはこの操作ミスがないかを確認しても違うようなら、次はエアコン本体の確認ですね。
エアコンの冷房が効かない、効きにくい原因にはいくつかあって、それをまとめると次のようなことです。
エアコンの冷房が効かない、効きにくい原因
- エアコンにホコリが溜まっている。
- フィルターにホコリが詰まっている。
- 室外機が動いていない。
- 室外機の吹出口が塞がれている。
- 室外機に直射日光があたっている。
- ドレインホースが詰まっている。
- エアコンのガスが漏れている。
結構色々ありますよね。
これを見てもらうと、あなたがすぐにできることがたくさんあると思いますが、特にエアコンの本体やフィルターの清掃は行っていますか?
一度本体を開けて確認してみましょう。
エアコンのフィルター掃除の仕方については、別の記事で詳しくまとめているのでこちらも一緒にご覧になって下さい。
関連ページ>>エアコン掃除を自分でする時の方法や注意点、その頻度は?やり方仕方
>>エアコンフィルターの掃除の方法や頻度は?どんな効果があるの?
エアコンのフィルターが汚れていると、エアコン本体に上手く風が取り込めなくなるので、冷たい風がでなくなる場合があります。だから掃除はこまめに行うようにしてくださいね。
エアコンのフィルターが汚れなどを確認して大丈夫だったら、次に確認しておきたいことの中に、
「室外機の異常」
これがよく絡んでくることがあります。
室内になく外に放ったらかしの室外機ですが、あまり気に止めなかったり放ったらかしにしていることで知らないところで異常が出ているケースがよくあるのですね。
エアコンが冷えない時に確認すべき「室外機の異常」とは?
上で触れたエアコンの冷房が効かない原因の中の、室外機の異常についてですが、
- 室外機が動いていない。
- 室外機の吹出口が塞がれている。
- 室外機に直射日光があたっている。
- ドレインホースが詰まっている。
こういったところを確認する必要があります。
まずは単純に室外機が動いているかどうかの確認ですよね。
そこで一度設定温度を20度位に下げて強風で運転をしてみましょう。それでも全然動いていないとなると、室外機の故障も考えられるので修理が必要になるかもしれません。
ただ、室外機は動いているけど冷房が効かない場合もあります。
その場合は室外機の周りの環境について確認することがあります。
ここでちょっと、エアコンの室外機の役割について簡単に説明しますね。
エアコンから冷たい風を出すために室外機から熱を逃がす必要があります。
だから、室外機の周りに物があったりして周囲のスペースをふさいでしまうと、熱を逃がすことができないのでエアコン本体から冷たい風を出すことができなくなってしまうんですね。
エアコン室外機の吹出口が塞がれている。
室外機の正面に、物がドサッと置いてあったりすると先ほどの補足の説明にもあったように、うまく熱を逃せなくなるので冷房が効かなくなる可能性があります。
だから室外機の周りにはきちんとしたスペースが必要で、風通しがよい場所でないといけないんですね。
冷房の時ではないですが、暖房を使用する時に雪が積もっていたりすると十分に運転してくれないといったことも起こります。
これと同じように、室外機に直射日光があたっていたり、室外機の上にものが乗っていたりすると、室外機の周辺環境が悪くなって冷えないといったことに繋がる可能性もあります。
ドレインホースが詰まっている。
ドレインホースが詰まっているとエアコンの水漏れにも影響することですが、これもあまり良くないですよね。
水漏れがしていたら確認してほしいことの一つです。
関連ページ>>エアコンの水漏れ原因やその修理料金は?自分でできる対策は?結露
このように室外機が原因でエアコンが冷えないこともあるので、まずは一度室外機の様子をチェックしてみましょう。
冷房の効かない原因で他に確認することは?
他には、
これで動いたら幸せです。
たまにこれでキチンと動く場合があるようです。
そして、
エアコンのガスは漏れたりしないかぎり半永久的に減らないのですが、初期段階での施工ミスやエアコン本体の初期不良などで漏れてしまうと、それを補充しないといけないので業者に連絡するしかありません。
ここまでの確認事項をすべてやってみて、それでも冷房が効かない場合はこの可能性があるので、購入した家電量販店などに相談して修理してもらいましょう。
あとがき
購入して取り付けてからいきなり冷房が効かないといったこともありますが、その場合は「部屋にあったエアコンの能力になっていない」可能性がありますね。
例えば、部屋の広さが12畳なのに6畳用のエアコンを買ってしまったら能力が追いついていないので、冷えないなんてことになってしまいます。
この場合はもう買い換えるなどしないと厳しいですが、さすがにそこは購入前に確認すると思います。
ただ、ネットなどで購入した時や引越しで部屋の広さが変わってしまった時などによくあると思うので、部屋の広さとエアコンの能力はきちんと把握しておくことが必要ですね。
もし、いろいろやってみてエアコンの冷房が効かないなどある場合は、寿命が来たということも考えられます。
そんなエアコンの寿命もおよそ10年程といった耐用年数があるのですが、これについて別のページでも詳しくまとめています。
関連ページ>>エアコンの寿命の年数は何年くらいなの?その平均や目安は?耐用年数
エアコンの寿命についてだいたいのことがわかると思うので、こちらもよければ参考にしてください。