エアコンをつけていると、
何やら本体から水漏れがしている・・・。
一瞬焦りますし、原因がわからないのでどうしたらいいのかわからないですよね。
とりあえずはエアコンを切って様子を見ますが、何度付け直しても同じように水漏れするようなら修理したり自分でなんとか対策をしないといけません。
修理だとどのくらい料金がかかるかわからないし、自分で直せるかどうかもわからない?
そんな時、まず修理を依頼する前にあなたが出来ることがあります。
では、エアコンが水漏れしたら一体どうすれば良いのか?
一緒に見ていきましょう。
エアコンの水漏れ原因って一体何なの?
エアコンの水漏れの原因ですが、そのほとんどは
ドレンというのはエアコンに溜まった水を外に出す排水ホースのことですね。
室外機が外に置かれていますが、そこにこのようなホースが飛び出ていると思います。
これが詰まることで排水がうまく出来なくて、エアコン本体からポタポタと水漏れするケースが8~9割だと考えられています。
だから、水漏れが起きたらまずはこのドレンホースの詰まりを取り除いてあげることをしましょう。
エアコン水漏れのその他の原因
ドレンホースの詰まりを解消したのに水漏れが止まらないといった場合には、その他に原因があるのかもしれません。
考えられるのは
- ドレンホースの先が水に使っている。
- エアコン本体が傾いた。
- 冷却フィンの汚れ。
- ドレンパンの詰まり。
- ガス不足・ガス漏れ
これらが原因となりやすいものですね。
ドレンホースの先が水に使っている。
前日雨がすごく降ったなどで、たまにドレンホースの先が水に浸かっていたりする場合があります。
また、ホースがちょっと動いてしまってきちんと流れない(蛇行している)などがあった場合、ホースを治してきちんと水が流れるようにしてあげれば解消されます。
エアコン本体が傾いた。
エアコン本体なんて、最初きちっとした工事がされていればそうそう傾いたりするものではないですが、地震などの影響で傾いたりするケースもあると思います。
エアコンが傾くとなかなか自分で直すというのは難しいので、業者に頼んだほうが良いですし、少しくらいの傾きだとちょっと見た目でもわかりにくいと思います。
冷却フィンの汚れ。
冷却フィンというのはエアコンのフィルターを取った時に銀色の機械の部分が見えると思います。
これです。
これもあまり放っておくとホコリが溜まったりして、それに結露がひっついてポタポタと落ちてくるなんてことも考えられます。
ここも機会を見て掃除してあげるのがいいですね。
このサイトでも洗浄スプレーを使った掃除方法についてまとめているので、こちらも一緒にご覧になってくださいね。
関連ページ>>エアコン掃除のスプレーは効果があるの?使い方やオススメは?問題
ドレンパンの詰まり。
エアコンには先程のドレンホースに水を流す前に、水の受け皿部分があるのですが、それがドレンパンです。
雨の時屋根の水を集める「雨樋(あまどい)」の役割のものですね。
雨樋も葉っぱとかで詰まっていたら水が流れませんよね。
あれと一緒です。
でも、水漏れの原因がこれがわかったとしても、なかなか自分では対策するのが難しいので業者を呼んだほうが無難でしょう。
ガス不足・ガス漏れ
エアコンのガスが不足していたり漏れたりすると、ガス管内部の圧力が下がり、熱交換器の一部分が極端に冷える(0度以下になる)現象が起きてしまうことがあります。
この現象のために氷の塊ができ、水が流れて室内機などから水漏れを起こすケースもあるようですね。
エアコンの水漏れを修理する場合の料金はどのくらい?
エアコンの水漏れを業者に頼んだ場合、その修理にはいくらくらいかかるのか気になりますよね。
とはいっても、水漏れの原因によってその値段も変わってくるようで、ドレンの詰まり程度だけで済むのなら修理の料金は安く済むようです。
ただ、経年劣化などから部品を交換しないといけなかったり、故障が生じていたりした場合などは、その状況に応じてもっと修理料金がかかるようですね。
それも、状況やエアコンの年式などにもよりますが、1~2万円くらいの幅は見ておいたほうが良いかもしれません。
そうはいっても、エアコンの場合は結構長い間保証期間があると思います。
5年保証くらいはだいたいあると思うので、購入してそこまで期間が経っていない場合は、まずはあなたが購入した家電量販店に相談しましょう。
保証期限内ならもっと安いか、保証内容次第では無料でしてくれるはずです。
エアコンの水漏れ対策はどうすればいいの?
エアコンの水漏れの原因には上で見てもらったようなことがありますが、とりあえずドレンホースの詰まりを取り除いて様子を見てみましょう。
それで直ったようならオッケーですよね。
もし直らなかったら次は冷却フィンの掃除です。
これでも直らなかったら他の部分に原因がある可能性が高いので、もう業者を呼ぶ、家電量販店に相談して修理してもらうのが早いでしょう。
その肝心のエアコンの水漏れ対策ですが、では、具体的にどうやってドレンホースの詰まりを取れば良いのか見ていきましょう。
ドレンホースの詰まりの取り方
やることはとても簡単で、
そのために用意するのは、
掃除機
ホースの口に掃除機を当てて異物を吸い出してあげるんですね。
この時注意するのが
- 掃除機の中に水が入らないようにすること。
- 掃除機とホースの間に隙間がないように手で抑えること。
- 吸い込むのは2~3秒で、その後水が出るか様子を見る。
- エアコン本体から水が漏れる場合があるので、周りは濡れても良いようにしておく。
- 念のためコンセントを抜いておく。
これに注意しながらホースの先端を左手で持って口を上向きにしたら、そこに掃除機の先を当てて手で抑えながら吸い込んでみましょう。
掃除機でうまくいかない、万が一、掃除機を壊してしまったら嫌だという人にはこういったアイテムもあります。
イチネンTASCO ドレンホース用サクションポンプ
ドレンホースが確実に詰まっているということがわかっていないとなかなか購入に踏み切りにくいですが、家に何台もエアコンがあって、たまに詰まって水漏れが起こる人は、一家に1つあると便利なアイテムかもしれませんね。
あとがき
この方法で全て水漏れが直せるかどうかはわかりませんし、この方法を試したらエアコンや掃除機が故障した、というような事があっても作業についてはすべて自己責任でお願いします。
また、これもよくわからないと思ったら家電量販店やサポートセンターなどに相談するのが確実です。たまに工事ミスがあったりして結露が出来るなんてこともあるので、自分ではどうしようもないときもあります。
もしうまく自分で直せたら、一応運転してからもしばらく様子を見て大丈夫なのかどうか確認しておいてくださいね。
また、もしかすると寿命が来て何かおかしくなっているのかもしれません。
そんなエアコンの寿命はいったいどのくらいなのか、別のページでまとめています。
関連ページ>>エアコンの寿命の年数は何年くらいなの?その平均や目安は?耐用年数
買い替え時の見極めにも役立つと思うので、こちらも一度読んでみてください。