あなたの家にもエアコンがあると思いますが、本体を開けるとエアコンフィルターが姿を見せると思います。すると、
フィルターがホコリでびっしり埋まっていませんか?
実は、このエアコンフィルターにもいくつか確認しておきたい掃除方法があります。とはいってもそれほど難しいこともなく、ちょっとした手順ややり方で上手くフィルター清掃が出来ます。
そして、エアコンフィルターの掃除の頻度も意外と重要です。
そんなエアコンフィルターの掃除をしたらどういった効果があるのか?ということも含め見ていきましょう。
エアコンフィルターの掃除の方法は?
エアコンを久しぶりに付けようとしたら、凄いニオイがしてきたなんてことはありませんか?
何事かと思ってエアコンを開けたらフィルターがホコリでビッシリ。
こんな時はエアコンフィルターを掃除してあげる必要がありますが、うまく掃除をするための方法があります。
とても簡単なことですが意外と忘れていたり、後でこうすればよかったなと感じるようなことが多いので、今のうちに確認しておきましょう。
フィルター掃除の方法手順
フィルター掃除の手順としては、
- 電源を抜く(念のため)
- エアコン本体まわりにサッと掃除機(もしくはクイックルワイパーなど)をかける。
- フィルターを外す。
- フィルターの外側から掃除機をかける
- 浴室などでシャワーでホコリを洗い流す
- 必要な場合は洗剤につけたり、軽くブラシを掛ける。
- フィルターを日陰で乾かす。
- 乾かしている間、本体を掃除する。
流れとしてはこのような感じですね。
特別難しいこともないと思いますが、ホコリまみれのエアコンフィルターをいきなり水で洗い流すと逆になかなか取れなかったりする場合もあるので、特にホコリが多い場合は最初に掃除機で吸い取りましょう。
また、本体もホコリが溜まっていると掃除してあげて下さい。
冷却フィンなど掃除のしにくい部分については、別のページで洗浄スプレーを使った方法などもまとめているので、よければこちらもご覧になって下さい。
関連ページ>>エアコン掃除のスプレーは効果があるの?使い方やオススメは?問題
>>エアコン掃除を自分でする時の方法や注意点、その頻度は?やり方仕方
こういった方法で掃除を定期的にしてあげることで、エアコンの状態を長く保つことが出来るようになります。
エアコンフィルターの掃除の頻度は?
エアコンのフィルター掃除はある程度はしてあげないとホコリが溜まって状態が悪くなりますが、でも、そんなしょっちゅうやるのも面倒くさいし、フィルター清掃だけならそこまでこまめにする必要もありません。
どのくらいの頻度で掃除すればいいのか、目安としては
1日8時間使用で1~2週間に1度
このぐらいで大丈夫だと思います。
メーカーの推奨する掃除頻度がこのくらいなんですね。
当然使っているときは毎日でも構わないですし、それはあなたの掃除のペースに合わせてもらえればと思いますが、このくらい頻度でしていればそれなりに状態を保てると思います。
*使用状況や部屋の環境などによって汚れるペースが違うので、あくまで目安と考えておいて下さい。
エアコンフィルターの掃除の効果は?
エアコンフィルターを掃除したらどんな効果があるのか、なかなか実感できない部分もあると思います。たとえば、
エアコンのフィルターを掃除しないと電気代が上がる。
電気代節約のためには、エアコンフィルターなどを含めたエアコンの掃除は必ず項目としてありますよね。
では実際にどのくらい電気代が安くなるのでしょうか?
これは環境省の方でも発表されていて、実はエアコンフィルターを定期的な頻度で行った場合とそうでない場合で、およそ消費電力が
- 冷房時で約4%
- 暖房時で約6%
エアコン節電効果があると考えられています。
出典:オフィスで出来る節電アクション
https://funtoshare.env.go.jp/setsuden/office/saving01.html
少しの数字ですがこのくらいの節電効果が期待できるというわけなんですね。
また、ホコリが溜まってくるとそれがエアコンの水漏れや臭いの元にもなりかねません。
これらについてはこちらのページでも触れているので、あわせてご覧になっていただければと思います。
関連ページ>>エアコンの電気代の節約方法は?つけっぱなしや扇風機と併用は?
>>エアコンの水漏れ原因やその修理料金は?自分でできる対策は?
たかがエアコンフィルター清掃と思って余りやらないでいると、色々なところで問題が起きたりするケースもあるので、できればこまめに掃除してあげてくださいね。
あとがき
エアコンフィルターの掃除方法や頻度、そしてその効果について見てきましたがいかがでしたか?
と思っていると、あなたの気づかないところで損をしていたり問題が起こったりするかもしれません
ただ、掃除するときは必ず足場をしっかりと確保して、怪我をしたりしないように注意してくださいね。