あなたのお部屋は片付いていますか?
掃除や片付けをしようと思っても、ついつい後回しにしたりやっている最中に違うことに目が行ったりなどして、なかなか片付けが進まない。
どこに、どう片付けたらいいのか方法がわからない。
そもそも、片付けなくても何とかやってこれてるので、別にしなくても大丈夫。
なんてふうに思っていませんか?
部屋が片付けられないのはどうしてなのかというと、その答えは簡単です。
また、片付けられないと悩む人の中には女性が多いのも特徴です。
家族の中でも主婦をしていて時間があるけど片付けられなかったり、子供や親が片付けなかったりとパターンは様々だと思いますが、
片付けられない女の人の特徴や心理など、根本的な原因も含めて
「どうやったら片付けられるようになるのか?」
ということに繋げるために
「なぜ片付けができないのか?」
ということを見ていきましょう
部屋が片付けられないのはどうして?
部屋が片付けられないのはどうしてか?
その答えは簡単で、
「どういう部屋で生活したいのか。」
という明確な理想が無いからです。
例えばあなたが、一度完璧に部屋を片付けたとします。
- 「これはもう誰がどう見たってバッチリ。」
- 「自分でも自画自賛できるくらい完璧な理想の部屋ができた!」
- 「収納場所もきちんと決まったし、いらないものはほとんど捨てた。」
これだけ完璧にやったら、リバウンドなんてしないと思っていても知らないうちに元に戻ってるなんてことはないでしょうか?
色んな収納法やノウハウもありますが、何より大切なのは
「意識の問題」
になってきます。
元の位置に戻すといった小さなことができなかったり、少し時間がたったら新しいもので溢れかえってくるなど、結局、
というのが固まっていないから、
こんな考えにとらわれてしまうんだと思います。
もしあなたが、一度完璧に部屋を片付けたあとに、『こう』思っていればおそらくリバウンドは無かったはずです。
『二度と前の部屋には戻りたくない。』
リバウンドする原因には、
こんなふうに思って、一度片付けたらそれで満足してませんか?
私が思うに、片付けは、
というのが、
ゴールではなく、スタート地点
だと思っています。
片付けが終わった後、キチンと元の位置に戻さないのは、結局同じことの繰り返しになります。
ここで意識を変えることで、
- リモコンを元の位置に戻す。
- 洗濯物をきちんとたたんで収納する。
- いらないチラシやDMはすぐに捨てる。
と言った、少しのこともできるようになるはずです。
というよりも、自分から進んでやりたくなるはずです。
なぜなら、前のようなもので溢れかえっていた部屋には戻りたくないから。
片付けの中で大切なのは「意識」です。
まずは、
あなたがどんな部屋で生活したいのか?
ということを、よく考える必要があるのではないでしょうか。
その上で、キッチリと
⇒ 捨てるべきものは捨てる。
⇒ 残すべきものは残す。
という事に進むのが良いと思います。
そんな片付けのコツや方法、やる気が出ない時のモチベーションの上げ方など、こちらで例と一緒にまとめています。
あなたの中で何かのキッカケがつかめるかもしれないので、併せて読んでみて下さい。
片付けられない女の特徴とは?
片付けられないのは女の人が多いという話があります。
といった本がベストセラーになったことで、ますますそういったイメージも植え付けられたような気がしますが、実際に男性と女性では、その脳の構造から片付けに関しても得手不得手があるのです。
女性の場合、一つのことに集中するというのが苦手な傾向があり、片付けの最中に他のことが気になったり、何かをしながら片付けをすると言った傾向が高いため、なかなか片付けが進まないといったことが起こりやすいのです。
それは、脳の右脳と左脳を繋いでいる部分にあたる「脳梁」の差だと捉えられています。
また、ADHD症候群(注意欠陥多動性障害)という症状も女性に多いといわれていますね。
これは、集中力が続かなかったり注意が散漫になったり、物事に優先順位をつけることができなくなったりすることが、片付けられない女の人の特徴、原因として現れる場合もあります。
そのADHD症候群について詳しくはこちらでまとめています。
関連ページ⇒部屋が片付けられないのは病気?注意欠陥多動性障害adhdとは?
たとえば、
ADHDの症状- 落ち着かない。
- 忘れ物、なくし物が多い
- 約束の時間に遅れることが多い。
- 仕事などでミスが多い。
- 仕事や作業がスケジュール通り行かない。
- 片付けるのが苦手
これらはADHDの特徴的な症状で、これらに当てはまることが多い場合は、専門医に診てもらうことも検討して下さい。
しかし、決して自己判断で自分はADHDだと決めつけないで下さいね。
片付けられないのは物が多すぎるから?
脳の構造において、
「男性に比べ女性は片付けが苦手」
というのはあるかもしれませんが、そうなってしまう根本的な原因は
「物が多いから」
です。
これがおそらく片付けられない原因の大部分だと思います。
- 物が多いから、片付けるのがめんどくさい。
- 物が多いから、どこに直していいのかわからない。
- 物が多いから、片付けている時に目移りする。
- 物が多いから、散乱する。
でも中には、
「部屋が狭いから仕方ないんだけど・・・」
というケースもあると思いますが、この場合、部屋の狭さのせいにしてませんか?
実は、
ということです。
何年も物を減らさないで、欲しいものを次々買っていたら、どんなに広い部屋だって、それはいずれ一杯になってしまうでしょう。
特に物が多い人の心理として、
というのがあります。
では、
「なぜ捨てられないのか?」
次は、その部分について詳しく見ていきましょう。
片付けられない女の心理とは?
片付けられない女の人の心理としては、
というのがどこかにありますね。
これが一番だと思います。
捨てられないからモノが溜まる。
モノが溜まると収納できなくなる。
収納できなくなると部屋が散乱する。
散乱すると、片付ける気力がなくなる。
こんな負のスパイラルに突入してしまいます。
ですので、捨てるということは片付けにおいてかなり重要です。
捨てられないと言っても理由は様々で
- もったいないから、捨てられない。
- 思い出の品だから、捨てられない。
- 買ってそんなに間がないから、捨てられない。
- また使うかもしれないから、捨てられない。
- 貰い物だから、捨てられない。
- 高かったから、捨てられない。
いろんな理由や心理があると思います。
ただ、これらをすべて捨てる必要はありません。
何でもかんでも捨ててしまえばいいというものではなくて、考え方を変えるのです。
つまり、
のではなくて
「残すものを選ぶ。」
という風に考えを変えると捨てやすくなります。
捨てたいけど捨てれないというモノは誰にでもあると思います。
あなたも、その「モノ」を手にとって考えてみてください。
その「モノ」をあらためて手にした時に、どういった感情が湧いたでしょうか?
もし、それを
と感じたのであれば、それはとっておくべきものです。
例えば、よく溜まる「服や本」がありますよね。
あなたが持っている洋服を、一回床に全部広げて下さい。
そして一つ一つ手にとって見て下さい。
といったものだけ残しましょう。
例えば、こんなのは捨てる対象です。
- 一回しか着ていないからもったいない。
- 家族の誰かにあげたら着てくれそう。
- 部屋着にしよう!
- 季節が変わったら着るかどうかわからない。
特に服は、もったいないからといって理由を付けて、溜まりやすいです
特に「よそ行きの服」は残しがちになります。
最悪、部屋着にすればいいし・・・。
なんて思っていても、よそ行きの服が部屋着になっても、
部屋で落ち着きません。
コレ、あの近藤麻理恵さんの本の中でも言われてましたが、よそ行きの服で部屋にいても落ち着かないんですよね。
部屋の中はやっぱりジャージとか、Tシャツだとか、ゆったりと体を締め付けないようなものでないとダメなんです。
特に、よそ行きの服はこうやってたまりやすいので、着ていない服は思い切って捨てる(売る)といったことをしてください。
本をうまく片付けるには?
次に本ですが、本であれば
「もう何度も読んでいる」
という本は残しましょう。
捨てる対象は
- また読むかもしれない。
- 途中で読んでほったらかしになっている。
- 資格の本など、勉強をまたやるかもしれない。
- 一度読んで、そのあとは一度も読んでいない。
これらに共通していることは、
「本当に、あなたの人生の中で残していきたいものなのかどうか?」
ですので、思い出の品などはなかなか捨てることはできませんし、捨てる必要なんてありません。
そういった、自分の感情を揺さぶるものであれば、逆に残しておかないといけないのです。
あとがき
いかがでしたでしょうか?
個人的な片付けの経験と、2015年4月16日に
「世界で最も影響力のある100人」
に選ばれた
「近藤麻理恵さん」
この方の書籍なども読んで自分なりに考えだした方法や発想も取り入れているので、
- 「こんなの極論だ!」
- 「自分には全く当てはまらない!」
と思われる方もいるでしょう。
しかし、片付けにあたって近藤麻理恵さんも言われてますが
- 『捨てるモノに感謝をして捨てる。』
- 『本来、片付けで選ぶべきなのは、捨てるモノ、ではなく残すモノ』
片付けにおいて捨てることは重要ですが、
⇒ 「どれを捨てようか?」
ではなく
⇒ 「これを残そう!」
と、感じたものを選んでいくといったやり方でないと、
と言った考えで片付けをされてます。
また、実は掃除というのは
「運気がアップする」
といわれています。
部屋の掃除をすると運気が変化するというのは、風水でもよく言われていますが
とまで言われているほどで、
部屋の掃除をして風通しを良くしたり陽の光を入れたりして、清々しい気分になることから、運を呼びこむというふうに考えられているんですね。
また、以前、ニューヨークの地下鉄はとても犯罪が多く、非常に危険な場所でした。
警察官の数を増やしても、大して効果はなかったそうです。
そんな時いろんな対策をして一番効果があった方法は、なんと「掃除・清掃」だったのです。
当時のニューヨークの地下鉄はゴミや落書きだらけで、とても汚い場所でしたが、掃除、清掃をしてこれらをすべてキレイにしたところ犯罪率が75%も減ったそうです。
キレイ場所では、その光景が人間の潜在意識に働きかけ、その光景に見合った行動を行うことの証明ですね。
他にも掃除で運気が上がったお話がたくさんあるので、モチベーションを上げるためにもこちらをぜひ読んでみて下さい。
自分の理想の部屋とは、周りに残したいもの、一緒の空間に存在し、それらに囲まれて幸せと感じれる部屋です。
まずはあなたも、残したいものに囲まれた理想の部屋を想像して、自分にとって住みやすい快適な空間を作っていってくださいね。