女性は婚約指輪や結婚指輪については興味を持って色々と調べることがあると思いますが、男性の場合はこの2つの指輪の違いや意味についてわからないといった人も多いですね。
どうして結婚に指輪が2つもいるんだ?
こんなふうに感じている男性も多いでしょう。
今回は、特に男性の人に婚約指輪と結婚指輪の違いを見ていくことで、それぞれの意味を知ってもらいたいと思います。
また、
- 婚約指輪と結婚指輪は兼用できないのか?
- 2つ揃えるとなると相場はいくら位になるのか?
といった事情まで含めまとめたのでご覧ください。
婚約指輪と結婚指輪の違いって何?
結婚の前には
婚約指輪と結婚指輪
この2つの指輪が贈られることが多いと思います。
今では、経済事情などから婚約指輪は贈らないといったこともありますが、やっぱり女性にとっては一生のものなので贈って欲しいと思っているはず。
女性はこの2つの指輪については興味のある方も多いと思うので、すでに知っている方も多いでしょう。
しかし、男性は婚約指輪と結婚指輪の違いについては、
婚約を意識するまで知らなかった。
という人はかなり多いのではないかと思います。
といったように感じている男性も多いですよね。
そんな婚約指輪と結婚指輪は一体何が違うのでしょうか?
この違いについては大きく見て3つの違いがあります。
- 渡すタイミングが違う
- 指輪に込められた意味が違う
- 相場が違う
細かな部分では他にも違いがありますが、わかりやすいのはこの3つだと思います。
婚約指輪と結婚指輪の違いはこの3つに違いと、それぞれの意味を知ることでよりわかりやすくなるので、順番に見ていきましょう。
婚約指輪と結婚指輪のそれぞれの意味は?
では、上で見てもらった婚約指輪と結婚指輪の3つの違いから、それぞれの意味について紐解いていきたいと思います。
1.渡すタイミングが違う
男性でも一番わかりやすい説明が、
プロポーズの際に彼女に贈る指輪が「婚約指輪」
よくテレビなどでも目にすると思いますが、
このようなプロポーズの言葉とともに、彼女に贈られる指輪が婚約指輪としてのイメージとして強いのではないでしょうか。
プロポーズのタイミング以外でも、結納や顔合わせ食事会のときの「婚約記念品」として贈られるのも婚約指輪のケースが非常に多くなっています。
一方の結婚指輪は、
このイメージを思い浮かべてもらうと一番わかりやすいと思います。
結婚式のほかにも婚姻届を出したタイミングで贈るといったケースもありますね。
このように婚約指輪と結婚指輪では渡すタイミングが全く違うので、それぞれに込められた意味も全く違うんですね。
では次に、それぞれの指輪に込められた意味について見ていきましょう。
2.指輪に込められた意味が違う
婚約指輪(エンゲージリング)
結婚指輪(マリッジリング)
それぞれこのように呼び方も違う二つの指輪ですが、込められている意味もそれぞれ違いが見られます。
婚約指輪(エンゲージリング)
婚約指輪は、
結婚の約束として男性から女性に贈る指輪
婚約というのは言ってしまうと、まだ口約束の段階なんですね。
だからプロポーズの言葉などだけでは、わかりやすい目に見える形としては残っていませんが、でも、これを婚約指輪という形にすることによって
「男性の想いを女性が受け取ったという証明」
にもなるんです。
では、一方の結婚指輪の意味について見ていきましょう。
結婚指輪(マリッジリング)
結婚指輪は、
結婚の証として男性女性ともに着ける指輪
結婚式などの場で、結婚を決めた夫婦がお互いに贈り合う指輪のことです。
この時には婚約指輪の時のような口約束ではなく、入籍もして行政上でも夫婦として認められた証にもなりますね。
ここで正式に二人は夫婦としてこれからの人生を共にしていくことになり、
「二人の愛の証」
ということを証明するものであると同時に、
「既婚者であること」
といったことをまわりにも知らせる意味を持っています。
婚約指輪と結婚指輪にはそれぞれこのような意味があるのですね。
そして実は、この二つの指輪では「気になる金額の相場」も少し違っているんです。それにはこの二つの指輪のデザインなども関係してくるんですね。
つぎは、そんな気になる二つの指輪の相場について見ていきましょう。
3.相場が違う
さて、この二つの指輪の相場ですが、婚約指輪(エンゲージリング)のほうが高くなっています。
婚約指輪の相場は年代によっても変わりますが、
このくらいの金額が相場になっています。
ですので、月収が30万円だとすると35万円くらいです。
一方の結婚指輪(マリッジリング)の相場は、
このような金額の指輪を選ばれる人が多いです。
どうしてこんなに相場に差が出るのかというと、婚約指輪とは違い結婚指輪は常にはめていたいものなので、日常生活の家事や育児などで傷つけないもの、傷つきにくいものといった、いわゆる
というものを選ぶ傾向が高いので、どうしてもデザインもシンプルなものが良いといったことで、結婚指輪のほうが相場は低くなりがちです。
一方の婚約指輪ではダイヤモンドの指輪などが人気なので、その分価格も高くなっている傾向にあるんですね。
婚約指輪と結婚指輪は兼用することって無理なの?
さて、男性にとってはもちろん、夫婦になってからの新生活のことを考えると
- 婚約指輪と結婚指輪の両方は必要なのか?
- 兼用は無理なのか?
といったような現実的なことを考えて、2つも指輪は控えるといったカップルも現れているようですね。
特に女性にとっては一生の思い出なので、本音を言えば婚約指輪も結婚指輪も欲しいところだと思いますが、不況が続くとそうも言ってられない状況が重くのしかかっているようですね。
そこで、この2つの指輪は、
どちらかで兼用することはできないのか?
このような考えが頭に浮かぶわけです。
そこで、多くのカップルは婚約指輪は無しにして結婚指輪だけにしようといって、結婚指輪を兼用するケースが増えてきています。
婚約指輪の意味は、上でも見てもらったように「結婚の約束の証」なので、意味としては婚約期間中のものであるため結婚してからはちょっと意味が薄れてしまうからです。
また、婚約指輪のほうが価格的に高価である場合が多いので、その分結婚指輪を良いものにするとか、新生活の費用に充てるなどといったことが多くなってきているようですね。
逆のパターンもありますが、そのあたりはデザインなども含めて話し合ったほうがいいでしょうね。
また、
「エタニティリング」
という婚約指輪でも結婚指輪でもない「第三の指輪」も登場しています。
といった意味を持っていて、主に結婚記念日や子供が生まれたときなどの記念に夫から妻へ贈られる指輪です。
これで婚約指輪と結婚指輪兼用しようというのですね。
エタニティリングでは普段使いしやすいシンプルなものを贈るケースも多いようで、これで兼用にするパターンもあります。
ただ、この話も二人がお互いに納得できるかといったことがポイントです。
お互いに勝手に思い込んでいて、あとで話が喰い違ってケンカになるなんてことは避けて欲しいので、きちんと事前にリサーチはしておいてくださいね。
あとがき
婚約指輪と結婚指輪はこのような違いがあって、それぞれにきちんとした意味があるのですね。
同じなのは「一生ものの指輪」であることです。
今では離婚率なども高く夫婦のあり方も多様化していますが、本来愛し合った二人が様々な事情で別れてしまうようなことは悲しいですよね。
婚約指輪や結婚指輪は夫婦二人の絆の象徴のようなものなので、いつまでも大切にしていけるようにありたいですね。
そんな婚約指輪や結婚指輪の金額、そしてそのお返しなど、指輪に関して知っておきたいことは実はたくさんあります。
また、言われて初めて気づくことなどもよくあるので、次の中で気になるページにも目を通して下さいね!
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