口内炎ができる原因には色々ありますが、その原因の一つとして
これが関係していると考えられています。
では、口内炎に効く食べ物にはどういったものがあるのか?
また、子供が食べても痛くない、しみないような食事のレシピなども含め、食事による口内炎対策についてまとめましたのでご覧ください。
口内炎に効く食べ物にはどんなものがいいの?
口内炎には食べ物が原因の一つとも考えられていますが、
というものが影響していると考えられています。
その中でも特に、
ビタミンB2、B6
この成分が不足すると、口の中の粘膜の再生や免疫機能が低下する可能性があると言った指摘がされていて、これが口内炎につながっているのではないかということなんですね。
だから、口内炎に効くと期待される食べ物は、主にこのビタミンB2、B6を多く含む食べ物を使った食事がいいとかんがえられるのですね。
では、その食べ物にはどんなものがあるのか?
具体的にピックアップしたのが次のようになります。
口内炎に効く食べ物「ビタミンB2、B6を多く含む食べ物」
ビタミンB2を多く含む食べ物
ビタミンB6を多く含む食べ物
主にこういった食べ物にビタミンB2、B6が多く含まれているので、これらの食べ物を中心とした食事のレシピを考えると良さそうです。
また、ビタミンB1も重要な働きをしてくれると考えられていて、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きの他に
- 精神を安定させ成長を促進する。
- 脳神経系の正常な働きを助ける。
といった効果が期待されています。
そんなビタミンB1が多く含まれている食べ物は、
こういった食べ物を積極的に摂って行きたいですね。
このように、口内炎に効くと期待できる食べ物には様々あります。
ただ、口内炎は食べ物を食べるとしみたり痛みがあったりして、食事もなかなかつらい時がありますよね。
そんな時に、
子供にも優しい、しみない食べ物。
というものについていくつかピックアップしてみました。
口内炎の食べ物でしみない優しいものは?
食べ物の中で口内炎がしみるのは、やはり酸っぱいものが特に痛いですよね。例えば、レモン、梅干、ケチャップなど思い出すだけでも口内炎にしみそうです。
他にも、
- 熱い食べ物
- 塩味の濃い食べ物
というのは口内炎に対して刺激が強いためしみます。
口内炎にしみない優しい食べ物は、こういったものを避けて、
- 酸味が無い食べ物
- 薄味の食事
- やわらかい食べ物
といったものを中心とした食事にすれば、痛みを伴うことも少なくなると思います。
味付けも大切ですが、食べ物が固かったりすると、それが口内炎に触れて痛みを伴ってしまう場合もよくあるので、
というのが、口内炎にしみないようにするポイントですね。
そんな口内炎に優しいしみない食べ物を、具体的にまとめてみました。
口内炎に優しいしみない食べ物や飲み物
主にこういった食べ物は口内炎にしみないし、子供にも優しいので使いやすいと思います。
それでいて、上でも見てもらったようなビタミンB1、B2、B6といったものが豊富に含まれているものも入れています。
では、これらの食べ物も含めた
口内炎でも痛くない食べ物を使った食事レシピ
というものを一挙にまとめました。
口内炎でも痛くない食べ物を使った食事レシピ
上でも見てもらった
【ビタミンB群を多く含む食べ物】- ビタミンB1:穀類のはい芽、豚肉、レバー、納豆、うなぎ
- ビタミンB2:レバー、うなぎ、ひらめ、さば、卵、納豆、乳製品、アーモンド、のり、牛乳
- ビタミンB6:かつお、まぐろ、さば、さけなどの魚類、レバー、鶏のささ身、じゃがいも、きゃべつ、バナナ
【口内炎にしみない食べ物】
これらを中心に、口内炎に痛くない食べ物を使った食事のレシピを紹介します。
口内炎に痛くない食べ物を使った食事のレシピ
【雑炊】雑炊は卵入りにしてたべると、非常に優しく口内炎でも痛くないですね。おかゆなどでも大丈夫ですがあまり熱すぎないようにしましょう。
【うどん】
うどんは優しいですね。
具材にも野菜、卵、鶏肉など、口内炎に優しい食べ物、ビタミンB群を豊富に含む食べ物にも合いやすいのでとても重宝する食事レシピだと思います。
ただ、熱さには注意してください。
【スパゲティ】
パスタはクリーム系のほうがいいでしょう。カルボナーラはチーズや生クリーム、たまごでつくるパスタなので、口内炎に効く食べ物のレシピとしてもいいと思います。
ただ、あまり黒こしょうをかけすぎて刺激を強くしないようにしたいですね。
【納豆】
これは単品でそのままいけます。
ただし、醤油やからしを付けてでないと食べられないといった場合は要注意です。必ずといっていいほど口内炎にしみます。
【うなぎの蒲焼】
今回口内炎が痛くないようにということなので、うなぎの蒲焼を細かく刻んでひつまぶしのようにすると、刺激も少なく痛くないと思います。
うなぎの蒲焼き100gを食べると、ビタミンB1が牛乳の25倍、B2が5倍もあり、一日の摂取量をまかなえるため口内炎予防もですが、夏バテにも最適な食べ物として有名です。
【肉豆腐】
肉じゃがもいいですが、ジャガイモは固いと刺激になるかもしれないということで、豚肉を使った肉豆腐がいいとおもいます。
豚肉はビタミンB群を豊富に含んでいて豆腐との相性もいいです。
豚肉のしょうが焼きもいいですが、味付けはちょっと気をつけないと口内炎にしみるかもしれませんね。
レバニラ炒めの一人前:約200g
この量で肉料理の中でも約180kcalと低く、ビタミンB群はもちろんのことビタミンA、E、Kの一日摂取量もまかなえるほど栄養価が高いです。
また、レバーや豚肉といっしょにニラを食べれば、ビタミンB1の吸収率が高まると同時に、ビタミンB群の体内に長くとどめておくことができるようになるので、疲労回復効果や滋養強壮などに効果があると考えられています。
口内炎に痛くないように味付けを濃くしなければ、とてもいい食事レシピだと思います。
【さばの味噌煮】
さばなどの魚はビタミンB2やB6が豊富ですが、塩焼きにしてしまうとどうしても口内炎が痛いと思います。
なので、味付けには味噌煮や、ぶり大根ならぬ「さば大根」など味付けで口内炎が痛くないように工夫するといいと思います。
また、煮る事で食べ物がやわらかくなるので、口内炎への刺激も少なくなると思います。
【茶碗蒸し】
たまごを使っているので、ビタミンB2はわりと補えると思います。うなぎを入れたり鶏のささ身を細かく切って入れるのもアリですね。
【コーンスープ】
牛乳を中心とした料理はビタミンB2を摂るのにいいですし、口内炎にも痛くない上に傷んだ口の粘膜保護にも一役買ってくれます。
他にも子供でも食べやすいクリームシチューなどもいいと思います。
【野菜スープ】
野菜スープは野菜をある程度やわらかくなるように、小さめにしたりしてもらえれば口内炎でも痛くないですしおいしいですね。
他にも色々あると思いますが、基本的には子供でも口内炎が痛くないように、
- 熱すぎず
- 固すぎず
- 濃すぎず
といったことを意識した食事レシピを紹介しました。
ぜひ、あなたの食事メニューの参考にしてくださいね。
あとがき
今回は口内炎と食べ物の関係について見てきましたが、こういったビタミンB群を含んだ食事を意識することは大切ですが、何より普段からバランスのいい食事を心がけていれば大丈夫だと思います。
もし足りないと感じるのであれば、サプリなどで補給するのもありだと思います。
また、今回子供の口内炎でも痛くない食事のレシピも紹介してきましたが、これとは逆に、
というのもいくつかまとめました。
キムチ、カレー、焼肉、ポン酢を使った料理、トマトやケチャップを使う料理、大根おろし、みかんやりんごなど酸味のある果物、炭酸飲料、アルコール類、スナック菓子、クッキー、せんべいなど。
こういった食べ物は、口内炎の時に食べるとしみてとても痛い場合もあると思うので注意してくださいね。
そんな口内炎を市販の薬を使って治したい方もいると思いますが、実際に私が試した薬のようすを別のページでまとめました。
関連ページ>>口内炎の市販の塗り薬でおすすめは?実際にケナログを使ってみた。
口内炎のケアの参考になると思うので、ぜひこちらも読んでみてください。