唇や舌、歯茎などに出来てしまうと非常に痛い口内炎ですが、こんな口内炎は少しでも早く治したいと思いますよね。
そこで今回は、
口内炎を早く治すための方法
ということについてまとめました。
また、色々と対策しているのに一ヶ月近くも白い口内炎が治らないことについて、
- その原因はいったい何なのか?
- 病気の可能性はあるのか?
といったことも含めた、口内炎対策について見ていきたいと思います。
もしかするとあなたの口内炎は、
の現れかもしれません。
口内炎を早く治す方法とは?
唇や舌、歯茎などに出来てしまうと非常に痛い口内炎ですが、こんな口内炎は少しでも早く治したいと思いますよね。
口内炎を早く治す方法についてはいくつかの方法がありますが、よくネットや民間療法などでも伝わっている方法の中で、とくに効果がありそうな有名なものを中心にまとめてみました。
口の中を清潔にする。
塩を使う。
はちみつを使う。
サプリを使う。
食事でビタミンを取る。
薬を使う。
といったような方法がメジャーな治し方だと思います。
この中で、口内炎を早く治す方法としてよく使われるのが、
- 塩を使う。
- はちみつを使う。
- 薬を使う。
といった方法ですね。
他の方法は、これと並行して行うのがいいと思います。
では、この3つの方法について見ていきましょう。
1.塩を使った口内炎を早く治す方法
塩には殺菌作用があって口内炎にも効果があるのではないかということで、民間療法としても広く知られている方法です。
ネットなどの意見でも、
という意見もありますが、なかなか治らない声もあったりその効果については個人差があるようで、あくまで民間療法といった見方もあります。
2.はちみつを使った口内炎を早く治す方法
塩以外にも、
はちみつを使った口内炎の治し方
という方法もあります。
はちみつの鎮痛効果を口内炎の激痛に応用した研究がサウジアラビア国立サルマン・ビン・アブドゥルアジーズ大学の研究者によって進められました。
その研究では、
という一定の結果が得られたとのことです。
これも塩と同様個人差はあると思いますが、ある程度効果が期待できる方法の一つとして試してみる価値はあります。
はちみつを使った口内炎の治し方は、ちょっと痛みを伴う場合もあるということで使い方に工夫がいりそうな方法です。
3.薬を使った口内炎を早く治す方法
市販されている薬で口内炎を早く治そうといった方法で、一般的な方法だと思います。
口内炎の薬としては、
- ケナログ(塗り薬)
- イソジンうがい薬(うがい薬)
- デンタルクリーム(塗り薬)
- 口内炎パッチ大正A(貼り薬)
- トラフル軟膏、トラフル錠(塗り薬、飲み薬)
- クールスロート(スプレー薬)
といったような薬が薬局などで販売されていますね。
塗り薬や貼り薬、うがい薬などのタイプがあるのであなたに合うものを探して選んでもらえればと思います。
私もいくつか試している薬があるので、どれがいいかわからない人はこちらのページも参考にしてください。>>口内炎の市販薬を使ってみた!貼るパッチ、塗り薬などおすすめは?
こういった口内炎を早く治す方法を試す以前に、口の中を清潔にしておかないと繰り返し口内炎ができてなかなか治らないでしょう。
きちんとした歯磨きなどは最低限しておくことが前提ですね。
私がやってみた中で、早く治す方法として一番効果的だと感じたやり方は、
- 歯をきちんと磨く。
- うがい薬やはちみつで口の中の殺菌する。
- 塗り薬や貼り薬をする。
といった順番で行う方法です。
きちんと口の中の環境をきれいにしてから準備万端にしてから、塗り薬や貼り薬をするといった方法ですね。
口の中が汚れている状態で患部に薬をつけるよりも、状態を整えてからのほうが効果としては一番実感できたかなあと思います。
ネットで簡単に購入できるようになっていますが、自分の判断で勝手に色々試すことはやめておきましょう。
口内炎がなかなか治らない原因は何なの?
こんな風に口内炎を早く治す方法がありますが、色々対策しているのになかなか治らないといったケースもよく耳にします。
では、どうして口内炎がなかなか治らないのか?
それには、口内炎ができる原因が様々あって複雑に絡み合っていることが理由の一つだと思います。
具体的に、一番口内炎として現れやすいのが、
と呼ばれる口内炎ですが、実際のところ詳しい原因は特定されていないんですね。
この口内炎の原因として考えられるのは、
ストレス
細菌
栄養不足
消化器疾患
ホルモン分泌
口腔内の粘膜弱体
口腔内が不潔
他にもまだあるようで、このアフタ性口内炎だけでもこれだけの原因があると考えられています。
なので、ストレスや栄養不足で口内炎が原因なのに、薬を使って口内炎を治してもまたすぐに新しくできてしまうことは簡単に想像がつきますよね。
だから、あなたにできた口内炎は、いったい何が原因なのかということを探っていかないと、なかなか根本的な解決に至らないケースもあるということです。
また、アフタ性口内炎以外にも、
- カタル性口内炎
- ヘルペス性口内炎
- カンジダ性口内炎
といったように、ウイルスやカビが原因になったりしてできる口内炎もあります。このように複雑化してくると、なかなか治らないという事態にもなってきますね。
ここでウイルスについて触れましたが、これは病気によって口内炎が引き起こされるためになかなか治らないといったケースもあるようです。
次は、
口内炎が治らないのはどんな病気の可能性があるのか?
ということについて詳しく見ていきたいと思います。
口内炎が治らないのはどんな病気の可能性があるの?
口内炎はだいたい1~2週間くらいで治ることが多いと考えられていますが、中には一ヶ月以上も治らない場合もあるようで、このくらい長期にわたると何か病気が原因になっている可能性もでてきます。
口内炎の原因には、上でも少し触れたようにウイルスやカビなどが原因となる病気のサインだったりする場合もあります。
では、どんな病気が考えられるのか代表的な例をピックアップしてみました。
- 手足口病
- ヘルパンギーナ
- ベーチェット病
- 白血病
- 舌がん
1.手足口病の主な症状
38℃ほどの発熱と、手や足、口に痛みや発疹や水疱が見られることからこの名前がついていて、口のなかは口内炎がよくみられます。
子どもの場合はほとんどが軽症で済み、安静にしていれば発熱は2~3日、発疹も3~4日ほどで症状は収まるような病気ですね。
2.ヘルパンギーナの主な症状
4歳以下の子どもがかかりやすいとされている病気で、その中でも特に1歳前後に多いとされる夏風邪です。
高熱がでて、口の中に発疹や潰瘍ができてしまう症状が現れます。
口の中が痛くて食事ができないといったことも多く、脱水症状に気をつけてあげないと行けない症状です。
3.ベーチェット病の主な症状
視力低下があって最悪失明してしまうような恐ろしい難病です。口内炎が治っても何度も繰り返してしまうし、体に発疹がたくさんできたりすることも。
4.白血病の主な症状
免疫力の低下によって、口内炎だけではなく様々な病気にかかりやすくなり、治りにくくなる病気です。
5.舌がんの主な症状
初期の舌がんではアフタ性口内炎と間違えやすく、舌の側面にできるケースが多いとされています。白い口内炎の痛みが強くなったり、ろれつが回らなくなってくるなどの症状が現れたりもするので怖い病気です。
他にも口内炎ができる病気はありますが、こういった病気が有名ですね。
ただ、これらの病気の症状のメインは口内炎ではなく、もっと別の重い症状が現れることも多いので根本的な解決が求められます。
一ヶ月以上にわたって口内炎が治らないなどがある場合は、何か別の病気のサインが現れている可能性もあるので、病院に言って詳しく診てもらったほうがいいと思います。
あとがき
こんな風に口内炎を早く治す方法はありますが、やはり普段から口の中を清潔にして、規則正しい生活できちんと栄養もとって、口内炎ができない環境を作っておきたいですね。
また、口内炎はきちんとした生活をしていても病気が原因でなかなか治らないといったことも出てきます。
一ヶ月以上も長く続く口内炎で、さらに口内炎以外でも体の不調があった場合は、やはり一度病院に行って詳しく診てもらったほうが確実なので、たかが口内炎だからと甘く見ずにきちんと治療してもらいましょう。