口内炎ができたときは本当に早く何とかしたいと思うものですよね。そんなときに市販でも「口内炎の塗り薬」が販売されています。
では、
- その市販の口内炎の塗り薬にはどんなものが販売されているのか?
- おすすめの塗り薬は?
といったことについて見ていくとともに、その市販の塗り薬の中の一つ、
ケナログ
について実際に使った体験レポートも一緒にお伝えしようかと思います。
口内炎の塗り薬には市販でどんなものがあるの?
市販されている口内炎の塗り薬でも色々な種類のものがありますが、大きく分けて二つの種類があって、
- ステロイド系
- 非ステロイド系(殺菌・抗炎症作用)
このどちらかに分かれています。
それぞれにメリットとデメリットがありますね。
ステロイド系のメリット・デメリット
ステロイド系は早く炎症が収まって痛みが引くことが期待できる代わりに、注意事項や副作用の面できっちり守らないといけないことも多い。
使用するにあたっては医師、薬剤師との相談も必要かと。
病院で処方される薬に多い。
口内炎軟膏大正クイックケア(大正製薬)
非ステロイド系のメリット・デメリット
非ステロイド系(殺菌・抗炎症作用)はステロイド系に比べ効果は弱い部分はあるが、副作用の心配は少なくなる。
市販薬に多い。
口内炎軟膏大正A(大正製薬)
このように捉えるといいと思います。
口内炎の塗り薬のおすすめは?
市販されている口内炎の塗り薬ではどちらも販売されていますが、非ステロイド系のほうが多く販売されていますね。
市販の口内炎の塗り薬にはたくさんありますが、例えば
- ケナログA口腔用軟膏(ブリストル・マイヤーズ)
- 口内炎軟膏大正クイックケア(大正製薬)
- トラフル軟膏(第一三共ヘルスケア)
- サトウ口内軟膏(佐藤製薬)
- 口内炎軟膏大正A(大正製薬)
- 新デスパコーワ(興和)
- デンタルクリーム(森下仁丹・メディケア)
- レビオ(大正製薬)
などなど他にも色々あります。
口内炎の塗り薬のおすすめですが、まずはステロイド系と非ステロイド系のどちらを使うかですよね。
というのであれば「非ステロイド系」
というのであれば「ステロイド系」
というようにオススメも変わってくるでしょう。
個人的なオススメとしては、
- ステロイド系:「ケナログ」
- 非ステロイド系:「トラフル軟膏」
これも人によっては違うと思いますが、私の場合はこの2つが良いかなと感じましたね。
ただ上でも触れましたが、ステロイド系の塗り薬を使う場合には注意が必要で、
- 患部に黄色い膿がある(細菌感染症の疑いあり)
- 口腔内に米粒大くらいの水泡が多発している、口腔粘膜以外の口唇、皮膚も水泡や発疹がある(ウイルス感染症の疑いあり)
- 口腔内に感染を伴っている(歯槽膿漏、歯肉炎)
など、他にも注意しないといけない点がいくつもあるので、使用するには医師や薬剤師との相談が必要になる場合も。
だから、いきなり自己判断でネット購入するのはあまりオススメできません。
より安全に使うのならステロイド系、非ステロイド系関係なく、病院や薬局などで相談した上で購入されるのがいいと思います。
口内炎の塗り薬「ケナログ」を使ってみた。
今回は実際に薬局などで市販されている口内炎の塗り薬の一つである、
ケナログ
実際に使ってみて、どうだったのかを体験レポートとしてお伝えしようと思います。
ケナログを使う際にはいくつか使い方に注意点があります。
効果的に使うには、いきなり口内炎患部に塗ってはいけません。
1.まずは口の中を清潔な状態にしてから使うために、うがいをしましょう。
うがいにもコツがあるのでこちらを参考にしてください。>>口内炎の治し方!イソジンでのうがいや原液を塗るのは効果があるの?
*この時は特にうがい薬などは使わなくてもいいと思います。
2.そして、ティッシュやガーゼなどで軽く唾液や水分をふき取ってケナログを付けやすくします。(拭きすぎても付きにくくなるので軽くでいいです。)
3.ケナログを綿棒や指先に付けて患部に静かに覆うようにして塗りましょう。
付けたあとはなるべく舌などでぬぐったりしないようにするのがいいですね。そして付けたあとは飲食は控えておきましょう。
ケナログはこのように準備をしておかないと、ちょっと付けづらいですね。きちんと患部についてくれずズレます。回数としては、1日1~数回すればいいのですが、基本的には食間、食後、就寝前といった時間帯がいいと思います。
口内炎の大きさや症状によって個人差はあると思いますが、私の場合では、これでだいたい3日くらいで収まり、痛みは1日程度でだいぶ良くなっていたと思います。
ケナログを使っても口内炎が治りにくいと感じている人は、このようにきちんとうがいや唾液の拭き取りを行えているかもう一度確認してみましょう。
また、可能ならうがい薬を使ったりビタミン剤を摂るなどといったことも並行して行っていけばさらに治りもよくなるかもしれません。
そんな口内炎の薬には、他にもうがい薬やパッチなどもあります。
こちらも実際に私が使ってみてどうだったかレポートしてるので、良ければあなたの口内炎の治し方の一つとして参考にしてください。>>口内炎の治し方!イソジンでのうがいや原液を塗るのは効果があるの?
>>口内炎パッチの効果はどう?舌にも使える?食事の時は?値段はがれる
あとがき
口内炎の塗り薬の市販薬にはこのように色々ありますが、使い方を守って副作用などにも気をつけるようにしてください。
きちんと使えればある程度効果は期待できると思います。
口内炎はできるだけ早く治したい気持ちがあると思いますが、やっぱり口内炎ができないように普段から生活習慣をきちんとしておきたいですね。
口内炎予防のためにも口の中をきれいにすることはもちろん、バランスの良い食事やストレスをためないようにするなど、予防も心がけていってくださいね。