口内炎は唇や歯茎などにも出来ますが、舌の裏や横にもできる場合があります。
舌に口内炎ができる原因は、
と考えられていますが、ただ、
によって舌にできる確率が高くなったり、なかなか治らず何度も繰り返すといったケースも有ります。
そのようなケースも含めた
舌の口内炎の原因と治し方
について、薬での方法も含めまとめました。
口内炎が舌にできる原因は?
口内炎は唇の裏や歯茎にも出来ますが、
舌にも口内炎ができる
といったケースもあります。
ただ、舌にできる場合でも唇の裏や歯茎の場所にできる時と原因はほとんど変わらないと考えられています。
そんな口内炎の一般的な原因として、
ストレス
細菌
栄養不足
消化器疾患
ホルモン分泌
口腔内の粘膜弱体
口腔内が不潔
といったことが主に考えられています。
いわゆる、「アフタ性口内炎」と呼ばれる私たちがよくかかる口内炎ですね。潰瘍のように白くなって現れることが多い口内炎です。
この他にも、歯や矯正器具があたったり、口の中を噛んでしまったりしたときに口内の粘膜が赤く炎症したり、白くただれたりする口内炎(カタル性口内炎)などもあります。
カンジダ真菌(カビ)が通常よりも増殖することで発症する「カンジダ性口内炎」
単純ヘルペスウィルスが口腔内に感染することで発症する「ヘルペス性口内炎」
といったように原因は様々ありますが、特に、
この病気には注意しないといけません。
医師から見ると、口内炎と舌癌かどうかははっきりと違いがわかる特徴があって、
- 口内炎は周りに赤みがある。
- 舌がんは縁がギザギザしていて硬い。
といった違いがあるとされています。
ただ、素人ではわからないので、私たちが舌癌かどうかを初期段階で判断する上では、
- 舌の口内炎がなかなか治らない。(2~4週間)
- ずっと舌の側面あたりに口内炎ができる。
- 舌が痺れたりする。
- 噛みずらい。
- しゃべりにくい。
などが感じられたら医師の診察を受けたほうがいいかもしれません。
たかが口内炎と侮っていると、実は舌がんの様なひどい病気だったということも可能性はああるので、しっかりと自分の体調を観察しておかなくてはいけませんね。
口内炎のできた舌の治し方は?
舌にできた口内炎は、一般的な口内炎の治し方と同じになります。
例えば、この際との別のページでも紹介している治し方ですが、
- 塩を使った治し方
- はちみつを使った治し方
- 薬を使った治し方
など、いくつかの方法があります。
>>口内炎の市販薬を使ってみた!貼るパッチ、塗り薬などおすすめは?
とにかく舌に口内炎ができた場合も、
ということから始めるのが王道ですね。
口の中が汚いと何度も何度も繰り返してできるケースも多いので、まずは普段の生活習慣を改善してみましょう。
口内炎は舌の裏や横にできるの?
口内炎は舌にできることもありますが、舌の裏や横にもできるケースがあります。
ただ、普段とは違うような舌の裏や横にできてしまうと、先ほど上で見たような、
舌癌じゃないの?
というように心配になってしまいますよね。
ただ、口内炎は口の中の色々なところにできる可能性があって、
- 歯茎であったり
- 唇の裏であったり
- 舌の裏や横であったり
と、場所は様々なので舌の裏や横にできたからといって、特別重病にかかったと心配する必要はなさそうです。
ただ、大切なのはその口内炎の経過で、通常口内炎は長くても2週間ほどたてば治るとされています。
それが、2~4週間など一ヶ月近くも続いたり、上で見てもらった舌がんの症状のような兆候が現れると危険ですので、口腔外科などで医師の診察を受けたほうがよさそうですね。
あとがき
口内炎は唇の裏や歯茎にできたりしますが、舌の裏や横にもできる場合があるのですね。舌がんの様な重病の場合もありますが、基本的には口内炎ができたときは口の中を清潔に保つように心がけるのが大切なことだと思います。
口内炎はできると痛いですが、舌にできるとさらに痛いです。
特に舌の側面や裏にできてしまうと、食べ物や飲み物を口に含むときはもちろんのこと、話をするだけでも気になって痛みも感じてしまいます。
口内炎の治し方には色々ありますが、やっぱり口内炎ができないような口内環境や規則正しい生活をして体調を整えるようにするのが一番ですね。
口内炎もそうですが、口の中が汚れていると口臭もきつくなったりするのでこれも合わせて気をつけておきたいですね。