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ロタウイルス予防接種の効果の期間や副作用は?ワクチン必要いつまで

2015年11月13日

ロタウイルス04

 

ロタウイルスに感染すると激しい嘔吐や下痢の症状が現れ、乳幼児にとっては合併症の恐れもある非常に怖い病気です。

実は、このロタウイルスには予防接種というものがあります。

今、この記事を見ているのは子供を持つお父さん、お母さん方も多いと思いますが、ロタウイルスの予防接種を受けさせるかどうか迷ってはいないでしょうか?

予防接種を受けて、どんな効果が期待できるのか知っておきたいですよね。

そこで、今回はロタウイルスの予防接種について、

  • どういった効果が得られるのか?
  • また、期間はいつまで続くのか?
  • 副作用はあるのか?
  • そもそもこのワクチンが必要なのか?
  • 費用はどのくらいかかるのか?
  • 大人の場合でも受けれるのか?
  • 国や市からの助成金はあるのか?

こんなロタウイルスの予防接種の疑問についてまとめました。

インフルエンザやおたふく風邪などはよく予防接種についてのことを耳にすると思いますが、ロタウイルスにも予防接種があります

予防接種も無料ではないので、お父さんお母さんも効果があまりないのなら受けさせる必要もないと思いますよね。

そこでまずは、ロタウイルスの予防接種でどういった効果が期待できるのか、を見ていきましょう。

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ロタウイルスの予防接種の効果は?

ロタウイルスの予防接種を受けることで、どういった効果が得られるのかは気になる部分の一つだと思います。

そのワクチンの効果ですが、

085145   完全にロタウイルスに感染しないわけではない。

という事なんですね。

つまり、予防接種をしてもロタウイルスには感染する可能性はあります。

これはインフルエンザの予防接種の場合でも同じで、完全に感染しないようにすることは残念ながら出来ないんですね。

では、どんな効果が期待できるのかというと、

感染した時の症状を和らげる。

といった効果が期待できます。

5歳までの子供はほぼ100%感染すると考えられているロタウイルスですが、大人では何度も感染している場合も多く、症状がそれほど激しくならないケースも有ります。

でも子供の場合は免疫も低いのでとても発症しやすく、また症状が重くなるケースもよくあると考えられています。

関連ページ

>>ロタウイルスの症状は大人は軽い?子供の場合は?

 

そこで、ロタウイルスの予防接種を受けることで、

  • 症状の緩和
  • 合併症の危険性も低く抑える

こんな効果が期待できるわけなんですね。

だから、ロタウイルスの予防接種はほとんどが

乳児が受ける予防接種

とされているのです。

この予防接種によって

重篤なロタウイルス胃腸炎に対して、90%以上の有効性を示している。

このような世界的な実績もあるので、WHOが「すべての国のワクチン定期接種に入れるべき」だとも報告がされているほどです。

 

ロタウイルスは基本的に治療法がないので、予防することが大切になってきます。

関連ページ

>>ロタウイルスの消毒の方法は?感染した時の治療や食事は?

その上でも予防接種は有効な方法の一つと考えられているので、選択肢の一つとして十分に考えておくことが良いですね。

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ロタウイルスの予防接種の効果の期間は?

では、ロタウイルスの予防接種をした場合、

check002  どのくらいの期間効果が続くと考えていいのか?

と言った点について見ていきたいのですが、この効果の期間の前に、

ロタウイルスの予防接種ワクチン

これについて話をしておかないといけません。

日本では予防接種ワクチンには2種類あって

  • ロタリックス
  • ロタテック

この2つがあります。

このワクチンをどちらか選んで接種するわけですが、

1回接種しただけでは十分な効果が得られないので、どちらも複数回接種しないといけない。

こんな共通点があります。

さらにその接種期間にも違いがあってちょっとややこしいかもしれません。

詳しいことは、接種前に医師から説明があると思いますが、それぞれこのようになります。

 

予防接種ワクチン「ロタリックス」

  • 必要接種回数:2回
  • 接種時期:生後6週から24週までの間に2回接種する必要がある。

 

予防接種ワクチン「ロタテック」

  • 必要接種回数:3回
  • 接種時期:生後6週から32週までの間に3回接種する必要がある。

 

この回数の予防接種をきちんと受けた場合、

その予防効果は少なくても約3年は続く

というように海外の臨床試験で確認されているようですね。

また、仮に途中で中断してしまったとしても、全く受けていなかった場合よりも予防効果は期待できるようです。

 

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ロタウイルスの予防接種に副作用はあるの?

ロタウイルスの予防接種を受けて気になるのは、

副作用(副反応)

だと思います。

予防接種を受けたのに、それで容体が変化したりすると心配にもなりますよね。

だから、初めにどういったことが副作用で起こる可能性があるのか知っておくと、対処や準備もしやすいと思います。

まずロタウイルスの予防接種を受けた場合、約30分ほどは様子を見るため安静にしておく必要があり病院で待機することになると思います。

そこで、嘔吐があったりけいれんが見られたりした場合には、すぐに診察を受けないといけなくなります。

 

様子を見て特に変わった症状も出ず何もないようであれば、その後自宅で様子を見ることになりますが、予防接種後の30日の間に、

ロタウイルス感染時のような症状が出る場合がある。

といったことが報告されています。

具体的には、

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 発熱
  • ぐずり
  • 鼻水

 

といったような症状ですが、通常は数日で治まる傾向にあります。

ただ、これ以上に注意しないといけないのが

check001  『腸重積』

という腸の一部が重なり合ってしまう症状が出る可能性です。

この症状の兆候として、

  • ぐったりする(不機嫌)
  • 泣きと不機嫌を繰り返す
  • 顔色が悪い
  • 繰り返し起きる嘔吐
  • イチゴジャムのような血便
  • お腹のはり

 

これらの症状が見られた場合は、すぐに医師の診察を受けなければならないとされています。

また、腸重積の症状は

check001  初回接種から31日間、特に初回接種から7日間

この期間は腸重積のリスクが高いようなので、注意深く様子を見てあげることが必要になります。

こういった副作用の可能性があるロタウイルスの予防接種ですが、腸重積に関しては早めの予防接種と摂取期間をキチンと守っておけばそこまで心配入らないようですね。

通常の副作用においても数日で治まることが多い傾向ですが、どうしようか迷っているのなら医師と相談して詳しく聞かれるといいと思います。

補足

費用や助成金について、大人の場合に関しては別のページで詳しくまとめているので、料金に関してなど知りたい方はこちらにどうぞ。

yajirushi14

>>ロタウイルス予防接種の費用や助成は?大人の場合は?

 

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あとがき

このようにロタウイルスの予防接種には症状を和らげる効果が期待できるので、特に合併症などの危険性の高い乳児たちに勧められています。

合併症などの危険や症状緩和の実績などを考えると、ロタウイルスの予防接種の必要性は高いと考えられます。

ただ、副作用も多少ながら見られるので、その辺りも考慮してワクチンを接種するか考えて下さい。

ちなみに、ロタウイルスの予防接種は「経口接種」と言って、注射ではなく口からワクチンを飲むタイプの予防接種になります。

注射ではないので、子供の場合には痛がる姿は見なくて済みそうですね。

こういった予防接種も大切ですが、普段の予防に対する心がけも大切ですよね。

ロタウイルスは、ノロウイルスやインフルエンザ予防にも通じるところはあるので、こちらも参考にしてもらえると、役に立つと思います。

関連ページ

>>インフルエンザ予防接種の効果期間:効果はいつから?

>>インフルエンザの予防方法とは?食べ物や湿度管理で感染対策!

>>ノロウイルスの予防方法は?手洗いや食べ物に注意!

ぜひ、一度ご覧になって下さいね。

 

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