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ロタウイルスの予防接種の費用や助成は?必要性は?ワクチン金額料金

2015年11月14日

ロタウイルス05

ロタウイルスの予防接種は任意ではありますが、

1歳までに受けておきたい予防接種の一つ

としてあげられています。

生後6週間後から予防接種が受けられますが、早めに受けることでロタウイルスの症状を和らげたり、合併症のリスクの軽減の効果が期待できるようになっていますね。

 

その効果や期間、副作用についてなどは、別のページで詳しくまとめているのでこちらも併せてご覧になって下さい。

yajirushi14

>>ロタウイルス予防接種の効果の期間や副作用は?ワクチン必要いつまで

 

では、このロタウイルスの予防接種ですが、受けるとなる時になるのがお金の問題ですよね。

また、必要性がないのに受けても意味がない、と感じる人もいるかもしれません。

そこで、この予防接種の費用面で、疑問に上がりそうなものをピックアップしてみました。

  1. 費用はどのくらいかかるの?
  2. 自治体の助成はどうなっているの?
  3. ロタウイルスの予防接種は必要性は?

今回はこの3つを中心に見ていきたいと思います。

効果や副作用も気になるところですが、やはり

check002  どのくらいの料金がかかるのか?

という部分は知っておきたいですよね。

ロタウイルスの予防接種の値段や、最終的にどのくらいの金額が必要なのかなどを見ていきたいと思います。

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ロタウイルスの予防接種の費用はどのくらいかかるの?

ロタウイルスの予防接種の費用についてですが、まず予防接種内容について少し見ていきましょう。

日本では予防接種ワクチンには2種類あって

  1. ロタリックス
  2. ロタテック

この2つがあります。

このワクチンをどちらか選んで接種するわけですが、1回接種しただけでは十分な効果が得られないので、どちらも複数回接種しないといけないのです。

さらに、その接種期間にも違いがあってちょっとややこしいかもしれません。

詳しいことは、接種前に医師から説明があると思いますが、それぞれこのようになります。

 

予防接種ワクチン「ロタリックス」

  • 必要接種回数:2回
  • 接種時期:生後6週から24週までの間に2回接種する必要がある。

 

予防接種ワクチン「ロタテック」

  • 必要接種回数:3回
  • 接種時期:生後6週から32週までの間に3回接種する必要がある。

 

ここで、2種類のワクチンが出てきましたが、それぞれで値段が違います。

  1. ロタリックス:12,000~15,000円
  2. ロタテック :7,000~10,000円

病院によって金額の違いは見られますが、おおよそこのような値段になります。

また、それぞれで「数回接種が必要」になるんですね。

つまり、

  1. ロタリックス:12,000~15,000円×2回=24,000~30,000円
  2. ロタテック :7,000~10,000円×3回=21,000~30,000円

あくまで一例なので、どこで受けてもこの金額に収まるわけではありません。

でも、どちらのワクチンを選んだ場合でも、

check001  だいたい25,000円前後の費用がかかる。

このように考えておく必要があると思います。(*2016年時)

この金額を見ると、

「ちょっと料金も高いし、任意だし、別に受けさせなくてもいいか・・・。」

というように思われる方も非常に多いと思います。

そこで、ワクチン接種の費用の負担を和らげてくれる助けになるのが、

自治体(市区町村)からの助成

助成を受けることで、あなたの費用の負担がいくらか減らせるはずです。

では次に、ロタウイルスの予防接種に助成ついて見ていきましょう。

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ロタウイルスの予防接種に助成はどうなっているの?

上でも見ていただいたように、ロタウイルスの予防接種の費用はかなりかかることがわかります。

これだけの費用がかかると、積極的にワクチンを受けたいといった感じになりにくいですよね。

そこで、自治体(市区町村)からの助成によって料金の負担を抑えてくれる制度があります。

この助成はあなたがお住まいの市区町村によって、どのくらいの金額の助成が受けられるのかは変わってくると思いますが、ある市のケースをモデルにして参考にして見ていこうと思います。

  1. ロタリックス(2回接種):1回につき9,000円
  2. ロタテック (3回接種):1回につき6,000円

 

というような金額の助成が受けられるところもあります。(*2016年時)

つまりこのケースで言うと、

  1. ロタリックス:9,000×2回=18,000円
  2. ロタテック :6,000×3回=18,000円

となり、両方とも18,000円の金額の助成が受けれるようになるのですね。

上で見てもらったケースで、予防接種に25,000円かかったとすると、この助成金の金額を引いてみると、

25,000円-18,000円=7,000円

このくらいの費用で、ロタウイルスの予防接種を受けることが出来るということになります。

あくまで、モデルケースなのですべての人がこのようになるわけではないですが、この値段はある程度参考になるのではないでしょうか?

補足

助成金については住民票のある市区町村で予防接種を受けるか、外で受けるかでも助成金の受け取り方が変わってくるようなので、市役所の受付や健康増進(推進)課、もしくは医療機関などに問い合わせしたりして確認が必要になります。

 

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ロタウイルスの予防接種は必要性は?

ロタウイルスの予防接種は、定期接種ではなく任意接種のため、

check002  これだけの高い費用を払ってまで、受けさせる必要性があるのか?

といったことがよく言われています。

その判断は保護者が最終的に決めるため、他人が色々ということは出来ません。

この予防接種の必要性については、判断材料によって変わってくるんですね。

今回見た費用のこともありますし、効果や副作用、他のワクチンとの兼ね合いなどもありますよね。

実際の事例やデータなどを紹介することで、そこからあなた自身が必要性を感じるしかありません。

他の人にとやかく言われて、決めるようなものでもないと思います。

 

日本の場合

ちなみに日本の場合は、世界の場合と比べて色々と細かい規定も多いようで、体調の問題やや間隔、期間がズレたりするとダメだったりします。

だから、ロタウイルス予防接種の割合はそこまで多くないようです(2013年全国平均接種率45%:ロタウイルスワクチン作業班中間報告書より)

 

とはいえ、徐々に普及率は上がってきているようです。

あなたの家庭環境や経済状況もあるので、ロタウイルスの予防接種の必要性についてはパートナーやかかりつけの医師などと相談して決めるのが一番いいでしょう。

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あとがき

ロタウイルスの予防接種は任意接種に加えて高い費用がかかります。

また、定期接種で決められているワクチンとの兼ね合いもあり、なかなかこのワクチンまで打とうという感覚が少ないのが現状でしょうか。

また、そういった背景があるので医師から

この病院でも受ける人は少ないね。

といったことを聞けば、自分のところの子供も別に受けさせなくても大丈夫か、と言った結論に達してしまい受けさせない人も多いようです。

ロタウイルスの予防接種を受けてもロタウイルスには感染するため、100%症状が出ないといったことはありません。

予防接種を受ける意味は、

  • 感染した際の症状の緩和
  • 感染による合併症

このリスクを減らす効果があることが期待できる部分です。

世界的にも効果は実証されているワクチンなので、その必要性については十分話しあってから後で後悔のない選択をするようにしてくださいね。

 

ロタウイルスの予防について

自分たちでできる「ロタウイルスの予防」というのはきちんとあります。

予防接種を受けさせるかどうかは別にして、普段できる事はきちんとやっておきましょう。

関連ページ

ロタウイルスの感染経路や潜伏期間、感染期間は?

そして、きちんと感染の原因が分かったら、その予防も大切です。

関連ページ

ロタウイルスの消毒の方法は?感染した時の治療や食事は?

小さいお子さんがいる家庭では、とくに注意して対策を行ってくださいね。

 

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