どうして風邪を引くと発熱やせきが出るのでしょうか?
そんな、
といったことについて考えていきます。
風邪の原因や理由を知ることで、その予防や対処にも理解が深まります。
そして風邪の原因は様々考えられますが、その中には意外な原因や理由で風邪を引くこともあります。このような風邪の元になるのは何なのかをまとめてみました。
また、稀に仕事を休みたいなどで風邪を引きたいといったことを考えるときもあると思いますので、そんな時の風邪を引く方法についても考えてみました。
これにより風邪のメカニズムを知って、
風邪を引かない体になるためにはどうしたらいいのか?
と言うことをまとめたのでご覧ください。
風邪を引く原因とは?
風邪を引く原因は様々なことが考えられますが、一般的には
ウイルスや細菌によるものが多い。
と考えられています。
風邪のウイルスは
- ライノウイルス
- コロナウイルス
- RSウイルス
といったウイルスが有名で、
夏風邪の場合には、
- アデノウイルス
- エンテロウイルス
- コクサッキーウイルス
といったウイルスが有名です。
「夏風邪」は冬の風邪とはちょっと色合いが違います。
夏風邪は子供が引きやすいですが、大人が引いた場合にはちょっと厄介です。
そんな夏風邪についてはこちらで詳しくまとめているのでご覧になって下さい。
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これらのウイルスは冬場の低温で乾燥した状態を好むウイルスや、夏場の暑くジメジメした状態を好むウイルスなど様々です。
冬場に風邪を引く原因には、
も関係していると言われています。
湿度が高いとウイルスもホコリなどとくっついて地面に落下しますが、乾燥状態だとウイルスも空気中に舞うことが多くなるため、より感染しやすくなることの一つと考えられています。
そして、風邪を引く人と引かない人の違いには免疫力の強さの違いが大きく関係していると考えられており、体の免疫機能が弱まっている時にはウイルス等に冒されやすい状態なので、風邪を引く原因になります。
風邪を引く理由とその症状
風邪を引く理由は、先ほどのウイルスや細菌が体内に入り増殖するため、その増殖を阻止するために体の免疫機能が働くことによります。
それぞれの身体の場所で、
- 熱を出し免疫能力を高める
- 鼻水を出して粘膜と一緒に体外に放出する。
- 咳とともにウイルスを体外に放出する。
- 胃腸のウイルスを排泄物とともに体外に放出する。
といった風邪の症状となって現れるメカニズムです。
先ほど触れたように体の免疫機能が弱まっていることが風邪を引く原因となりやすいですが、体の免疫機能が弱る理由には
- ストレス
- 疲労
- 睡眠不足
- 栄養不足
- 運動不足
- 飲酒、喫煙
といったことが一般的な理由です。
他の理由では「自律神経失調、糖尿病、慢性気管支炎、心臓病」などの慢性的な疾病が理由で風邪にかかりやすくなる場合もあるようですね。
年齢(乳幼児や高齢者)によっても免疫力の高さは成人に比べ低いとされているので、重症化しやすい傾向になります。
しかし、本人が周りにうまく伝えられない場合も多いので、周りの人が小さなサインに気づいてあげることが重症化を防ぐポイントになります。
風邪を引く方法から学ぶ予防
仕事を休みたいなど何らかの理由で
「明日風邪引かないかな・・・。」
と思うことは誰しもあると思います。
理由は特にないけど、何か明日は仕事や学校に行きたくないとか考えるときはありますよね。そんな時の
というのを考えてみました。
上でも触れたように、風邪の原因は大半がウイルスです。
ですので、ウイルスを貰うようにすれば風邪を引く方法として手っ取り早いです。
そしてウイルスに感染する確率を上げるために、免疫機能の低下を図ります。
具体的には次のようになります。
- 体温を下げて免疫機能を低下させる。
- ご飯を食べず栄養不足の状態を作る。
- 飲酒、喫煙をする。(成人のみ)
- 睡眠不足状態にする。
- ストレスを抱える。
- 乾燥状態を作る。
- マスクなどはせず人混み(満員電車)に行く。
- 手洗いうがいはしない。
まあ、体に悪そうなことばかりですよね。
この風邪を引く方法を実践できれば、風邪を引く確率は上がると思います。
しかし、当然風邪以外にも冬場はインフルエンザにかかる可能性もありますし、それ以外の病気になってしまう可能性もあります。
今回、風邪を引く方法を紹介しましたが本当に言いたいのは、
逆にこれと反対のことをすれば風邪の予防になる。
ということです。
いくら仕事や学校を休みたいといっても、自ら風邪を引きこうとするのは賢明ではないので止めておいてくださいね。
あとがき
風邪を引く原因や理由を考えた時に、やはり最初に挙がるのが体の免疫機能の低下です。
風邪を引く人と引かない人の違いは、この免疫機能の高さが違うことが大きく左右すると思われます。
免疫機能の高さの違いは普段の生活習慣が大きく関係していると考えられるため、普段から規則正しい生活を心がけることが何よりの予防の近道だと思います。
また、風邪を引かないためには当たり前なのですが、
風邪のウイルスを体内に入れない。
ということも重要です。
人混みに行くときや行った帰りは、手洗いやうがい、マスク着用などできることはきちんとしておきましょうね。