一般知識

平成は何年何月のいつまでに終わる?変わる次の元号候補と終了の理由

2017年12月3日

平成 いつまで

*2019年4月1日に新元号「令和(れいわ)」が発表されました!

平成という一つの時代が終わり、新しい元号へと変わっていくことが正式に決定しました。

しかも生前退位ということで注目が集まった今回の件ですが、私たちも気になるのが、

平成は何年何月のいつまでに終わるのか?

 

ここが知りたくなってきますよね。

その平成が終わる日が12月1日の皇室会議にて決定し、

平成31年4月30日

この日が平成の最後の日となり、翌日の5月1日から新元号へと変わります。

 

え!?じゃあGWがすごい近いけど、祝日とかどうなるの?

 

今まであった12月の天皇誕生日ってどうなるんだろう?

いろんな疑問もありますよね。

 

そこで今回は、

平成は何年何月のいつまでに終わるのか。

また、平成に代わる次の元号の候補や元号が変わると祝日はどうなるのか。

次の元号を決定する条件や平成が終了する理由についてまとめました。

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平成は何年何月のいつまでに終わる?

2016年8月に天皇陛下が

「次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています」

このように述べられ、生前退位の意向を示されました。

そのことによって、

平成の元号は何年何月のいつまでに終わるのか?

ここが一つ注目のポイントとなっていましたが、2017年(平成29年)の12月1日に譲位を決める皇室会議が行われ、

平成31年4月30日

天皇陛下は平成31年4月30日に譲位し、翌日の5月1日には皇太子さまが即位されることが発表されました。

2016年8月に天皇陛下が退位の意向を示されてから、1年以上かかったわけでさまざまな調整があったと言われています。

つまり、

平成の元号は平成31年4月30日に終わり、翌日の5月1日から新元号に変わります。

 

2019年1月4日追記

新元号の発表は2019年4月1日に決定しました。これはPCのOSウィンドウズの更新時期に合わせたものという発表がされました。

新元号は「令和(れいわ)」との発表がありました。

「平成は何年何月のいつまでに終わるのか?」ということで様々議論がされてきましたが、今回のようになった理由には、

  • 2019年4月に統一地方選が行われるため
  • 4月前半は全国的に人の移動が激しいため
  • 4月29日は昭和の日
  • 毎年3月は予算案の審議があるため
  • 7月には参院選が行われるため

 

ですので、このような時期と生前退位が重なる事を避けたい政府の意向も汲んでのこともあったのでしょう。

そして、

「皇位の継承に伴う国民生活への影響を考慮し、国民がこぞって天皇陛下の退位と皇太子殿下の即位をことほぐにふさわしい日を選択する必要がある。」

ということで、

「平成31年4月30日が適当であると判断された」

と発表がありました。

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平成の元号が変わると祝日はどうなる?

平成の元号は何年何月のいつまでに終わるのか?

この問題に悩まされてきたのがカレンダー業界ですが、正式に平成の元号は平成31年4月30日に終わり、翌日の5月1日から新元号「令和(れいわ)」に変わることが発表されました。

 

これによって、私たちの生活にかかわってくるのが祝日の存在。

 

平成では天皇誕生日は12月23日でした。

そして皇太子さまの誕生日は2月23日になります。

そうなると、平成から新元号「令和(れいわ)」に代わるとき、この皇太子さまの誕生日である2月23日が天皇誕生日となります。

 

だとしたら、平成の天皇誕生日である12月23日はなくなってしまうのかな?

 

と思いますが、昭和天皇が1989年1月に逝去された時、祝日法改正によって誕生日の4月29日が「みどりの日」として祝日になりました。

これはその後「昭和の日」へと名前を変え祝日となっています。

関連ページ

>>昭和の日とはいつ?みどりの日との関係、由来や意味は?

このような経緯があり、実は11月3日の文化の日も明治天皇の誕生日で祝日として残っています。

関連ページ

>>文化の日の由来や意味とは?11月3日が祝日になったワケ

 

このような流れがあるので、平成が終わって新元号に変わっても12月23日は今まで通り祝日として残るのか?

また、祝日として残る場合、どのような名称で残るのか?

ここに注目が集まっており、今後の発表を待たないといけません。

クリスマスが近い祝日ということもあり、経済効果から見て何らかの形で祝日として残る可能性は高いようです。

2018年2/2追記

2019年の天皇誕生日は祝日ではないという発表がありました。

2020年以降は、2月23日が天皇誕生日として祝日になる見通しです。

ただ今後何らかの形で祝日となる可能性はあるようですが、それもこれからの議論次第らしいですね。

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平成を西暦に変換すると

ここでややこしくなってくるのが、

平成を西暦に変換すると何年になるのか?

ということなんですが、わかりやすいように平成が新年号に変わるときにどうなるかをまとめると、

  • 2018年 平成30年
  • 2019年 平成31年→令和元年
  • 2020年 令和2年

つまり2019年が平成31年でもあり、令和の元年でもあります。

昭和から平成に切り替わるときでみると、

  • 1988年 昭和63年
  • 1989年 昭和64年→平成元年
  • 1990年 平成2年

1つの西暦の中に元号が2つ重なるのでややこしいですが、このように考えてもらえればと思います。

 

つまり、東京オリンピックは2020年の令和2年になります。

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平成が変わる次の元号の候補は?

平成 終わる

平成が終わり新元号へと変わることが決定しましたが、この平成の次の元号はいつ頃決まるのか?

これは平成30年内で夏ごろを目途に決まるような予定がされています。

 

2018年3/31追記

陛下の在位30年記念式典が2019年2月24日に開かれる予定で、それ以降に新元号の発表がされる方針を検討していると発表がありました。

 

その次の元号を決めるには、

  • 漢文学や国文学関連の大学教授ら複数の専門家が候補を考案
  • 官房長官が数個に絞る
  • 各界の有識者による懇談会で協議する
  • 衆参両院議長の意見を聞く
  • 閣議で最終決定される

このような手順を踏んで次の元号が決まるようですが、気になるのはその次の新元号の名前ですよね。

平成の時にもいくつか候補は上がっていたようですが、その候補には

「修文」「正化」

という名前がありました。

 

次の新しい元号ってどんな名前になるんだろう?

 

一市民レベルでも新元号の予想もたくさんされていますね。

候補というよりかはただの予想、希望のようなものばかりですが、どんなものがあるのかちょっと調べてまとめてみました。

「安始」「日明」「安成」「安久」「文思」「天章」「光昭」「天文」

予想では「安」の字や「平」の字は入るのではとも言われています。

 

まあ、これらはただの予想ですので正式な候補ではありません。

これらの中に可能性がある名前もあるかもしれませんが、専門家がしっかりと候補を立てて決めてくれるものだと思います。

ちなみによく使われる漢字には、

「永」「元」「天」「治」「応」「和」「正」「長」「文」

 

これらが過去の元号によく使われていたようですね。

4/1追記ですが、結局これらの中に「和」はありましたが「令」は想像がつきにくかったようです。

 

次の元号を決定する条件とは?

平成が終わり次の元号に代わるため、新しい元号を決めるための手順を踏んで決めます。

その新しい元号の決定にはいくつか条件があって

  • 漢字2文字であること
  • 国民の理想としてふさわしい意味を持つ
  • 書きやすく、読みやすいもの
  • 過去に元号や「おくりな」として使われていない
  • 俗用されていないもの

このような条件の『元号選定手続き』というものがあるそうです。

また、イニシャルについては明治、大正、昭和、平成の「M、T、S、H」が頭文字となる元号は使わない、中国の古典の中から採用するといった暗黙の了解もあるようですね。

まあ、日本の歴史にも残る大切な元号ですから、適当に決められてもいやですししっかりやって欲しいものです。

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平成終了の理由と平成の意味を振り返ろう

さて、これで平成という一つの時代が終わろうとしていますが、この平成が終了するのは、昭和54年制定の元号法により、

第1項:元号は、政令で定める。
第2項:元号は、皇位の継承があつた場合に限り改める(一世一元の制)。

 

とされていることにあります。

 

実は、明治までは慶事や疫病などの災害が起きた時に元号を変えることがあったようなんですね。

 

歴史上、元号の改元の理由に、

白い亀が献上されて「縁起がいい!」

といった亀に関する出来事で改元された『神亀』(じんき)、『宝亀』(ほうき)などの元号もあります。

だから、今のように天皇が崩御されて元号が終了するものではありませんでした。

それが、皇位の継承のみによって元号が変わるように決定したのは、ここ最近のことだったのですね。

 

その平成が平成31年の4月30日に終了しますが、そもそも元号とは、

君主が空間と共に時間まで支配するという思想に基づいている。

このような意味を持っているのだそうです。

日本で初めてこの元号が生まれたのは、あなたもご存知の

645年大化の改新の「大化」

 

この年号が生まれた理由には「天下安寧、政化敷行」という願いが込められた年号だったようです。

ただ続いたのは、650年までのおよそ6年間だそうです。

 

平成が生まれた理由や意味とは?

大正→昭和→平成と年号が続いているわけですが、この平成という年号の意味は、

「国の内外、天地とも平和が達成される」

こんな意味が含まれているとされています。

これは中国の古典「史記」から「内平らかに外成る」

そして「書経」の「地平らかに天成る」などに由来すると言われています。

 

あとがき

平成は何年何月のいつまでに終わるのか。

また、平成に代わる次の元号の候補や、平成が終了する理由についてまとめましたがいかがでしたか。

30年ほど続いた平成もついに終わり次の時代へと突入しますが、こんなふうに年号が変わるというのは、なんとも歴史の転換期を生きているという実感がありますよね。

次の年号には、どんな意味がこめられどんな時代になっていくのか。

テレビとかでも「昭和vs平成」とかありますが、これに新しい元号が入って「昭和vs平成vs令和」ってなったりするんでしょうね。

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