私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
狐につままれる
この言葉の意味をご存知でしょうか?
あれ、この道さっき来なかったっけ?
来たような気がするね、でもこの道をまっすぐ行ったら戻っちゃうよ?
うーん、いったん戻ろうか・・・、あれ、元に戻らなくてまた一緒の道に出てきたね。
?
?
狐につままれた気分だ・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「狐につままれる」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
狐につままれるの意味や語源とは?
狐につままれるとは、
このような意味があります。
ここでいう「つままれる」というのは、
- 化かされる
- だまされる
このような意味になっていて、昔はキツネが人間をだましたりするような存在だと言われていたことから、このようなことわざが生まれました。
タヌキも同じように人間を化かすともいわれていて、
なんていう言葉もあるくらいです。
狐につままれるの使い方や例文は?
さて、この狐につままれるという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
狐につままれるという言葉の使い方は、
- 思ってもみないことが起きた時につかう。
- 狐につままれた気分になるのは、思い違いや偶然のことが多い
- 「狐につままれた気分」「まるで狐につままれたようだ」といった使い方が多い
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
狐につままれるを使った例文は
- このまえ気になったお店にいったが、すでにその店は跡形もなくなっていてまるで狐につままれたような気分だった。
- 預金通帳のお金が急に1ケタ増えていて、理由が分からず狐につままれたようだった。
- 手品で手に持っていた100円玉を消すと、子供たちは狐につままれたような顔をした。
このような感じでしょうか。
自分の考えでは到底想像力が及ばなかったり、何か勘違いをしていたりして気づかないときに、狐につままれた気分になることが多いですよね。
狐につままれるの類義語は?
さて、この「狐につままれる」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
不可解
狐に化かされたような
タヌキに化かされたような
似たような雰囲気の意味を持っている言葉として、これらが上がると思います。
あとがき
狐につままれるとはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして狐につままれるを簡単にまとめますね。
意味狐に化かされたように、よくわからずぼんやりとしてしまうこと
類義語不可解
狐に化かされたような
タヌキに化かされたような
このまえ気になったお店にいったが、すでにその店は跡形もなくなっていてまるで狐につままれたような気分だった。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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