私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
肩を持つ
この言葉の意味をご存知でしょうか?
この勝負はどう考えたってひよこさんの勝ちだね。
きみもそう思うだろ?きわどかったけど、僕のほうが早かったからね。
えらくひよこさんの肩を持つね。いつもは味方してくれるのに。
・・・ひよこさんに買収されたなんて死んでも言えない・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「肩を持つ」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
肩を持つの意味や語源とは?
肩を持つとは、
このような意味があります。
中国の史記呂后本紀に語源があり、
劉氏に味方するなら左肩を出せ
このように発せられた言葉から、どちらの肩を出すか。
この言葉が語源となって、味方する方の肩を出す。
肩を持つ
この場合の持つは「担当する」「引き受ける」などの意味合いと考えられています。
肩を持つの使い方や例文は?
さて、この肩を持つという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
肩を持つという言葉の使い方は、
- 意見や考えが分かれていて、どちらかの味方になるとき
- 「~の肩を持つ」「肩を持った」などの使い方をすることが多い
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
肩を持つを使った例文は
- 彼は悪くないと肩を持ったことで、打ち解けあうことができた。
- やたらとクラスメイトの肩を持つには理由があった。
- この国の肩を持つことは、対立国を敵に回すということだ。
このような感じですね。
どちらかの肩を持つと、もう一方にはあまり良いようには思われなくなることが多いですね。
肩を持つの類義語は?
さて、この「肩を持つ」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
肩入れする
えこひいき
などでしょうか。
ちょっと違うかもしれませんが、似たような場面で使われることもあると思います。
あとがき
肩を持つとはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして肩を持つを簡単にまとめますね。
意味ある特定の見方をしたり、ひいきしたりすること
類義語肩入れする
えこひいき
彼は悪くないと肩を持ったことで、打ち解けあうことができた。
ある特定の見方をしたり、ひいきしたりすること
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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