私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
外柔内剛(がいじゅうないごう)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
ひよこさんは背も小さくて、静かな物腰だけど、しっかりクラスをまとめてくれる外柔内剛な感じだよね。
いやあ、褒めすぎだよ。
うさぎさんは内柔外剛って感じだね。
いやあ、それほどでも。
うさぎさん、褒められてないよ・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「外柔内剛」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
外柔内剛の意味や語源とは?
外柔内剛とは、
こんな意味があります。
それぞれの漢字に分けて考えると、
外柔:外見は柔らかい
内剛:内面はかたい
このようになっています。
柔は優しい様子を表し、剛はかたく勇ましい様子を表しているのですね。
また、内剛外柔と、逆にして使うこともあります。
外柔内剛の使い方や例文は?
さて、この外柔内剛という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
外柔内剛という言葉の使い方は、
- 基本的に相手を褒める場合に使う。
- 「外柔内剛の~」「外柔内剛だ」といった使い方が多い
- 信頼されている人に使われることもある。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
外柔内剛を使った例文は
- 外柔内剛の彼は、ここぞという場面で頼りになる。
- 彼は普段は物腰は柔らかいが、しっかりと信念を持つ外柔内剛の男だ
- 外柔内剛の人になりたいが、どうしても僕は内柔外剛のだめな奴だ。
このような感じでしょうか。
外見はそうでもないけれど、内面のしっかりしてる人にピッタリの言葉ですね。
外柔内剛の類義語は?
さて、この「外柔内剛」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
内剛外柔
外円内方
外柔中剛
外剛内柔
あとがき
外柔内剛とはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして外柔内剛を簡単にまとめますね。
意味見た目はおとなしそうだけど、中身はしっかりとしている様子。
類義語内剛外柔
外円内方
外柔中剛
外剛内柔
使い方・例文外柔内剛の彼は、ここぞという場面で頼りになる。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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