私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
開口一番（かいこういちばん）
この言葉の意味をご存知でしょうか？
あ、うさぎさん。先週旅行行ってたんだよね。どうだった？
最悪。
開口一番がそれかい？いったいどうしたんだよ。
向こうはずっと台風と雨で外に出れないし、飛行機は遅れてロビーで1泊だし、ずっと旅館で過ごしてたよ。
うぅ、それは災難だったね。
しかも、やることないからって勉強しろって・・・。
たしかに、最悪だ・・・。
「知っていて当たり前だ！」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「開口一番」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう！
開口一番の意味や語源とは？
開口一番とは、
このような意味があります。
それぞれの漢字に分けてみてみると
開口：口を開く
一番：最初
つまり、口を開いて一番最初に発した言葉ということになります。
開口一番の使い方や例文は？
さて、この開口一番という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
開口一番という言葉の使い方は、
- 話し始めの一番最初の言葉
- 「開口一番で～」「開口一番、」といったように使われることが多い
- 「開口一番」で発せられた言葉には、その意味や言葉を強調したい場合に使うことが多い。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
開口一番を使った例文は
- 彼は、記者会見で開口一番に「バカヤロー」と叫んだ。
- 社長に呼び出され、開口一番、「君はクビだ」と言われビックリした。
- 久しぶりに友人に会ったら、開口一番に太ったことを指摘された。
このような感じでしょうか。
人と会ってからすぐや、物事が始まってすぐに、一番最初の言葉のことを指しています。
開口一番で表現される言葉には、一番言いたいことや結論が来るケースも多いですね。
開口一番の類義語は？
さて、この「開口一番」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
いの一番
開巻第一（かいかんだいいち）
完全に同じ意味ではないですが、似たようなシーンで使われることがあると思います。
あとがき
開口一番とはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして開口一番を簡単にまとめますね。
意味口を開いたとたん、話の一番最初に
類義語いの一番
開巻第一（かいかんだいいち）
彼は、記者会見で開口一番に「バカヤロー」と叫んだ。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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