私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
音信不通(おんしんふつう)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
この前、ずっと音信不通だった子から連絡があってね。
どうして連絡あったの?
それが、5年前に貸したゲーム返せって今頃になって言ってきたんだ。
それで、借りてたゲームってあったの?
いや、どこを探してもなくて。仕方ないから僕が今持ってるゲームを3つもあげる羽目になったよ。
3つも?どうして今頃になって言ってきたんだろうね。
それが実はいまプレミアになっていて・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「音信不通」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
音信不通の意味や語源とは?
音信不通とは
このような意味があります。
それぞれの漢字に分けて考えると
音信:便り
不通:通じない
このようになっていますね。
この時の「音」は「音沙汰がない」などの「便り」意味になります。
また「信」も伝言や電話などの「通信」といった「便り」の意味になります。
それが「不通」なわけなので、便りがなく連絡が取れないという意味になるのですね。
音信不通の使い方や例文は?
さて、この音信不通という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
音信不通という言葉の使い方は、
- 長期間にわたって連絡が取れていない場合に使われることが多い。(短期でも使われる)
- 「音信不通になった」「~とは音信不通だ」などの使い方をする。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
音信不通を使った例文は
- 10年以上も音信不通の友人から、この前久しぶりに連絡があった。
- 旅行に行くと言ってそれっきり音信不通になってしまい、とても心配だ。
- すでに音信不通になって5年経つが、彼女からの連絡は一切ない。
このような感じでしょうか。
相手との連絡が一切できなくなってしまった時や、全然連絡していなかったことが感じ取れると思います。
音信不通の類義語は?
さて、この「音信不通」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
音沙汰なし
疎遠になる
ちょっと意味合いが違うかもしれませんが、似たような場面で使われることがあると思います。
あとがき
音信不通とはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして音信不通を簡単にまとめますね。
意味便りがなく連絡が取れないこと
類義語音沙汰なし
疎遠になる
10年以上も音信不通の友人から、この前久しぶりに連絡があった。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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