私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
雲散霧消(うんさんむしょう)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
そういえば、この前勉強教えてくれるっていったよね?
そんなこと言ったけ?それよりも僕が貸した本返してくれない。
何の本だか、そもそも本って借りてたっけ?
何かいろんなことが雲散霧消しているような・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「雲散霧消」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
雲散霧消の意味や語源とは?
雲散霧消とは、
このような意味があります。
雲消霧散ともいいますね。
意味は同じです。
それぞれの漢字に分けて考えると
雲散:雲が散る
霧消:霧が消える
このようになり、ほぼ漢字の意味と同じになりますね。
雲散霧消の使い方や例文は?
さて、この雲散霧消という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
雲散霧消という言葉の使い方は、
- 悩みやイライラなど心のモヤモヤが消える時にも使う。
- 約束事などの話の上でのことや物理的な物にも使われる。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
雲散霧消を使った例文は
- 今日もらった1万円があっという間に雲散霧消した。
- この前の約束は、知らない間に雲散霧消していた。
- 仕事の悩みや不安は、みんなで笑っているうちに雲散霧消した。
このような感じでしょうか。
結構広い範囲で使われるので、便利な四字熟語だと思います。
雲散霧消の類義語は?
さて、この「雲散霧消」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
雲散鳥没(うんさんちょうぼつ)
雲消雨散(うんしょううさん)
煙消霧散(えんしょうむさん)
雲合霧集 (うんごうむしゅう)
あとがき
雲散霧消とはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして雲散霧消を簡単にまとめますね。
意味雲が散って霧が消えるときのように、あとかたもなく消えること。
類義語雲散鳥没(うんさんちょうぼつ)
雲消雨散(うんしょううさん)
煙消霧散(えんしょうむさん)
【対義】
雲合霧集 (うんごうむしゅう)
使い方・例文今日もらった1万円があっという間に雲散霧消した。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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