私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
肩の荷が下りる(かたのにがおりる)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
今日で2学期も終わりだね。ようやく学級委員の役目も終わりだからホッとしてるよ。
ようやく肩の荷が下りたね。
でも、次に誰がやるかが問題なんだけど・・・。
いなかったらもう一回ひよこさんね。
えっ!
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「肩の荷が下りる」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
肩の荷が下りるの意味や語源とは?
肩の荷が下りるとは、
このような意味があります。
肩に荷物を載せている時は重たくて体力を消耗しますが、その荷物を降ろすと楽になって休めますよね。
そんな状態を表していて、この時の「肩」には、物を担ぐ力といった意味があり、それが転じて負担や責任となったと考えられています。
この仕事の成功は君の肩にかかっている。
なんてことも言われますよね。
肩の荷が下りるの使い方や例文は?
さて、この肩の荷が下りるという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
肩の荷が下りるという言葉の使い方は、
- ようやく責任や負担から解放されるとき
- 安堵の様子
- 「肩の荷が下りた」「ようやく肩の荷が下りる」といった使い方が多い
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
肩の荷が下りるを使った例文は
- 1年かけた仕事がようやく終わって肩の荷が下りた。
- 定年まで仕事を勤め上げ、これで肩の荷が下りたと笑顔を見せた。
- 跡継ぎ問題が解決して、肩の荷が下りる。
このような感じでしょうか。
負担や責任から解放されて、ホッとしている様子がうかがえますよね。
肩の荷が下りるの類義語は?
さて、この「肩の荷が下りる」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
胸をなでおろす
愁眉を開く
このあたりが似ている意味になると思います。
あとがき
肩の荷が下りるとはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして肩の荷が下りるを簡単にまとめますね。
意味責任や負担がなくなり楽になること。
類義語胸をなでおろす
愁眉を開く
1年かけた仕事がようやく終わって肩の荷が下りた。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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