私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
喧嘩両成敗(けんかりょうせいばい)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
なんで僕だけ怒られるんだ?
まあ、キッカケで君は悪くないけど、結局相手に暴言を吐いてるから喧嘩両成敗だよ。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「喧嘩両成敗」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
喧嘩両成敗の意味とは?
喧嘩両成敗とは、
このような意味があります、
両成敗というのが両方に罰を与えるという意味ですね。
喧嘩両成敗の語源
喧嘩両成敗の語源は、室町時代にできた「喧嘩両成敗法」という法律ができたことにあります。
江戸時代には廃止された法律ですが、理由はどうあれケンカしたのだから両方とも罰を与えるという精神はそのまま残りました。
今でも残っているのはその理屈が合う部分が多いのでしょうね。
喧嘩両成敗の使い方や例文は?
さて、この喧嘩両成敗という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
喧嘩両成敗という言葉の使い方は、
- ケンカをして両方が罰則を与えられる。
- どちらが仕掛けたとかは関係がない。
- 「喧嘩両成敗で両方とも○○だ」「喧嘩両成敗というように~」といった使い方がされますね。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
喧嘩両成敗を使った例文は
- 言い訳は聞かない!喧嘩両成敗で二人とも今日はご飯抜きだ!
- 喧嘩両成敗というように、君も相手を傷つけたんだから謝りなさい。
- どっちが先に手を出したなんて問題じゃない。喧嘩両成敗だ。
このような感じでしょうか。
どちらが悪いという事ではなく、ケンカしたことがダメといったことが感じられると思います。
どちらにも罰則が与えられます。
あとがき
喧嘩両成敗とはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして喧嘩両成敗を簡単にまとめますね。
意味ケンカをしたのであれば理由はどうあれ両方とも罰を受けるということ。
使い方・例文言い訳は聞かない!喧嘩両成敗で二人とも今日はご飯抜きだ!
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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