私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
しっぽを巻く
この言葉の意味をご存知でしょうか?
やられっぱなしじゃダメだよ!文句の一つも言ってやらなきゃ!
そうだね。尻尾を巻いて逃げだすくらいなら玉砕覚悟で行ったほうが男らしいね。
でも、あの人ケンカ強そうだったなあ…、殴られたらいやだなあ…。
うーん、明日にする?
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「しっぽを巻く」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文、読み方などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
しっぽを巻くの意味とは?
しっぽを巻くとは、
このような意味があります。
しっぽを巻くの語源
しっぽを巻くの語源には、犬のケンカで負けたほうがしっぽを巻いて逃げる様子から、逃げ出すときに使われるようになりました。
しっぽを巻くの使い方や例文は?
さて、このしっぽを巻くという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
しっぽを巻くという言葉の使い方は、
「~で尻尾を巻いて逃げる」「尻尾を巻くような~」といった使い方がよくされます。
主に戦う前から逃げ出すという意味で使うことが多い。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
しっぽを巻くを使った例文は
- うちの犬は、近所の犬の体のデカさを見て尻尾を巻いて逃げだした。
- 尻尾を巻いて逃げだすくらいなら、ダメもとでやってみるくらいの気持ちが欲しい。
- 彼は試合で相手のいいようされて、何もやり返せなく尻尾を巻くような気合の無さだった。
このような感じでしょうか。
しっぽを巻くの類義語は?
さて、この「しっぽを巻く」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、意味の似ている言葉(類義語)もいくつかあります。
白旗を上げる
両手を上げる
完全に同じ意味ではないですが、似たような場面で使われることがあると思います。
あとがき
しっぽを巻くとはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとしてしっぽを巻くを簡単にまとめますね。
意味相手に負けて降参し逃げ出してしまうこと。
類義語や補足白旗を上げる
両手を上げる
うちの犬は、近所の犬の体のデカさを見て尻尾を巻いて逃げだした。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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