私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
言語道断(ごんごどうだん)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
君のお父さんが向こうで倒れてたよ!急がないと!
うそでしょ!?あんなに元気だったのに!
うそだよ~、ちょっとビックリした?
キミねぇ、そんな嘘は言語道断だよ!いくら友達でもやっていい事と悪いことがあるよ!
ごめんなさい…。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「言語道断」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文、読み方などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
言語道断の意味とは?
言語道断とは、
このような意味があります。
それぞれの漢字に分けて見てみると
言語:言葉で表すこと
道:言うこと
断:断たれる
このような意味が合わさった言葉です。
言語道断の語源
言語道断の語源は仏教用語からきています。
悟りの世界は言葉では到底言い表すことはできない。
これを言語道断と教えられてきました。
読み方としては「ごんごどうだん」で「げんご」と読んだり、言語同断というように間違ったりしないように注意しましょう。
言語道断の使い方や例文は?
さて、この言語道断という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
言語道断という言葉の使い方は、
「~なんて言語道断だ」「言語道断だ」といった使い方がよくされます。
昔は、「あまり立派で言葉で言い表しようのない。」と、いい意味で使われていましたが、今では否定の意味で使われています。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
言語道断を使った例文は
- 人のお金を取るなんて言語道断だ!
- 彼の言うことは言語道断!絶対にマネしてはいけない。
- 言語道断な振る舞いで、彼は誰からも相手にされなくなった
このような感じでしょうか。
言語道断の類義語は?
さて、この「言語道断」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、意味の似ている言葉(類義語)もいくつかあります。
言語道過(ごんごどうか)
あとがき
言語道断とはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして言語道断を簡単にまとめますね。
意味言葉では言い表せないほど不届き、もってのほか、とんでもないことである。
類義語や補足言語道過(ごんごどうか)
使い方・例文人のお金を取るなんて言語道断だ!
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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