四字熟語

五里霧中の意味や語源とは?その使い方や例文、類義語は?

五里霧中

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

「四字熟語」や「ことわざ」、「慣用句」

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

五里霧中(ごりむちゅう)

この言葉の意味をご存知でしょうか?

 

この小説の主人公って、犯人捜ししてるけど、全員怪しんでるよね。

 

どの人もアリバイも証拠もしっかりしてないから、最後まで五里霧中の状態だね。

 

しかもラストは結局全員死んでるし…。なんて締まらない小説なんだ。

「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「五里霧中」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文、読み方などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!

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五里霧中の意味とは?

五里霧中とは、

まったく事情が分からず、どうしたらいいのかわからなくなる様子

このような意味があります。

間違いやすい漢字で「五里夢中」と書いてしまいやすいので注意しましょう。

 

五里霧中の語源

五里霧中の語源には、中国の後漢書からきています。

後漢の張楷が五里にわたる霧を起こし、姿をくらましたとされ、その術が五里霧というものでありました。

仙人や道士が使う術によって五里四方に霧を起こした話からきています。

そのような霧の中に入ってしまえば、方角もわからなくなってしまうように、事情がつかめなくなるという意味になったわけですね。

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五里霧中の使い方や例文は?

さて、この五里霧中という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

五里霧中という言葉の使い方は、

「五里夢中だ」「五里夢中の気持ち」などという使い方がされます。

こういったシーンで使いたい言葉です。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

 

五里霧中を使った例文は

  • 迷子で子供が泣いて立ち尽くす様子は、まさに五里霧中だろう。
  • 試験範囲が広すぎてどこから手を付けるべきか五里霧中の状態だ。
  • 山が霧で覆われ、どこに進んでいいのかわからず、これこそ五里霧中だと実感した。

このような感じでしょうか。

どうしていいのか立ち尽くすときなど、まさに五里霧中ですよね。

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五里霧中の類義語は?

さて、この「五里霧中」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、意味の似ている言葉(類義語)もいくつかあります。

暗中模索
八方ふさがり
万事休す

完全に同じ意味ではないですが、似たような場面で使われることがあると思います。

 

あとがき

五里霧中とはどんな意味があるのか。

その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとして五里霧中を簡単にまとめますね。

意味

まったく事情が分からず、どうしたらいいのかわからなくなる様子

類義語や補足

暗中模索
八方ふさがり
万事休す

使い方・例文

迷子で子供が泣いて立ち尽くす様子は、まさに五里霧中だろう。

 

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

 

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

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>>「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」まとめ

 

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