私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
閑話休題(かんわきゅうだい)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
昨日はやっとあのゲームをクリアできたんだよ!
すごいね。
次はもうちょっと難しいのやってみたいな。
そうだね。
閑話休題で話を戻すけど、君が僕の作品を落として壊したんだってね。
…、ごめんなさい。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「閑話休題」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
閑話休題の意味や語源とは?
閑話休題とは、
それはともかく
さておき
このような意味があります。
それぞれの漢字に分けて見てみると
閑話:無駄話
休題:話を止める
このようになっていて、
閑話とは、暇だからしている無駄な話のことになります。
それを「休」⇒止めにすることで
「題」⇒話題、本筋に入る・本筋に戻すという言葉の意味になります。
この言葉の語源は「水滸伝」で、
しばらく閑話を把(と)りて休題し、ただし正話(せいわ)を説(い)わんや
ということからきているようです。
閑話休題の使い方や例文は?
さて、この閑話休題という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
閑話休題という言葉の使い方は、
- 「~は閑話休題として」「閑話休題で本題に戻すと~」
- 無駄話は止め、本題に入るときに使う
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
閑話休題を使った例文は
- 閑話休題で本題に戻すけど、なぜ君は宿題をしてこなかったんだい?
- さて、閑話休題だけど、この道をまっすぐ進もうと思う
- さあ、そんな関係ない話は閑話休題として本題に入ろう。
このような感じでしょうか。
無駄話をしている時に、切り替えのために接続詞のような感じで使えますね。
閑話休題の表現は?
さて、この「閑話休題」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
それはさておき~
さて話を戻しますが~
それはそうと~
このような意味と同じような使い方ができます。
また、これとは逆に、
などでは、別のちょっと関係ない話に移ることができます。
この二つで使い分けもできますね。
あとがき
閑話休題とはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして閑話休題を簡単にまとめますね。
意味それはともかく
さておき
閑話休題で本題に戻すけど、なぜ君は宿題をしてこなかったんだい?
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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