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もしもしの意味や語源とは?その使い方や例文、類義語は?

2017年10月16日

もしもし

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

「四字熟語」や「ことわざ」、「慣用句」

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

もしもし

この言葉の意味をご存知でしょうか?

 

もしもし、ひよこさん?今からそっちに行きたいんだけど・・・、あれ?もしもし、聞こえてる?

 

もしもし、ああ聞こえてるよ。そこからだったら2つ目の交差点の○○通りを右に行って100mほど進んでから、交差点を右に行けばいけるよ。

 

うーん、よくわからないなあ。近くに言ったら誰かに聞いてみるか。

 

もしもし、そこのお方、ここに行きたいんですがこの道わかりますか?

「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「もしもし」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!

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もしもしの意味とは?

もしもしとは、電話での受け答えをするときに最初に発する言葉ですよね。

また、電波が悪くなったりして聞き直すときとかにも使われます。

そんな普段から使っている「もしもし」とはいったいどんな意味があるのか。

その「もしもし」という言葉は、もともとが

「申す申す」

この言葉が変化し「もしもし」になったという語源があります。

 

もしもしの語源

もともとは「申す」という言葉が語源で、

「申す」は「言う」「話す」といった言葉のヘリくだった言い方になります。

電話が開通されたのが1890年となっており、今のように家庭に普及していたわけではありません。

だから電話はまだまだ高価で、官僚や実業家などしか当初は持っていなかったようです。

 

そして当時は「もうす、もうす」とか「おいおい」と言って話を始めて、相手は「はい、ようござんす」と返答されていたそうです。

 

当時は電話局から「電話交換手」が中継ぎをして、そこから電話の相手先の番号を伝えるといった形をとっていたようなので、その時、 繋ぐ相手に失礼にならないように「申し上げます」と言っていたことが始まりと言われています。

2回つなげるというのも、確認のためだと言われ、そこから

「申します、申します」

この言葉が使われ、いつの頃からか「もしもし」へと変わっていったようですね。

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もしもしの使い方や例文は?

さて、このもしもしという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

もしもしという言葉の使い方は、

  • 電話で最初に話す言葉。
  • 電話で話し中に聞き取りにくくなった時、確認で使う。
  • 電話ではなくとも、相手に呼び掛けるのにも使う。

こういったシーンで使いたい言葉です。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

 

もしもしを使った例文は

  • もしもし、今何してる?
  • これからそっちに行くから、あれ、聞こえてる?もしもし、もしもし?
  • もしもし、ちょっと道をたずねたいのですがよろしいですか?

 

このような感じでしょうか。

 

ほとんどは電話の頭に使われる言葉ですが、相手を呼び止めるときにも使うことがあります。

また、ビジネスのシーンで電話を受け取るときに「もしもし」を使うことはあまりありませんよね。

例えば、あなたが問い合わせでメーカーに電話をかけたとしたら、

「お電話ありがとうございます、こちら○○サービスセンターでございます」

例えばですが、こんな返答が返ってくると思います。

「もしもし」という言葉はビジネスではちょっと軽く聞こえてしまう部分もあるので、好ましくないのでしょうね。

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もしもしの海外版は?

さて、この「もしもし」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉は外国ではどのように表現されているのか、気になりますよね。

英語では、聞いたことも多いですが「hello(こんにちは)」で始まります。

他の国では、

  • ドイツ・オランダ・インドネシア: Hallo(こんにちは)
  • イタリア: pronto(準備ができて)
  • フランス: allo(もしもし)
  • スペイン: diga(言う)

 

こんな呼びかけで始まるようですね。

 

あとがき

もしもしとはどんな意味があるのか。

その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとしてもしもしを簡単にまとめますね。

意味と語源

「申す申す」が変化し「もしもし」になった。

海外のもしもし

英語:hello(こんにちは)
ドイツ・オランダ・インドネシア: Hallo(こんにちは)
イタリア: pronto(準備ができて)
フランス: allo(もしもし)
スペイン: diga(言う)

使い方・例文

もしもし、今何してる?

 

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

 

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

関連ページ

>>「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」まとめ

 

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